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これは安全の為にとても大切なことだとは思います。
山岳遭難のほとんどを占める「道迷い」を未然に強く防止することができるからです。
しかし、雪がある場合は、この機能が心に「とまどい」を生んでしまうことが、しばしばあります。
雪がある場合、必ずしも夏道が安全だとは限りません。かえって、夏道の上の方が、踏み抜いたりして危険な場合もあるのです。
また、夏道通りに歩いていて、橋が撤去されている川を、スノーブリッジを当てにして徒渉しようして、徒渉点を探している場合、この「警告音」が鳴り響くと、かなり不安な気持ちになります。
これは先日、立山の雷鳥沢で実際に経験したことです。
夏道通りに行けば、傾斜のきつい雪の壁に突き当たり、登ることが難しい。
なので迂回する。そして渡れそうな場所を探していると、この警告音が恐怖をあおります。。。ただでさえクレバスだらけで怖い場所です。
あの音は、「緊急地震速報」みたいな音だと思いました。しばらく、耳から離れないような音ですね。
しかしながら、この機能は、道迷い遭難を防ぐためにはとても有効な機能です。
オフにしてはいけません。