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入山のシャトルバスが昼頃の便で、初日は白根御池畔にテントを張った。
池の向こう正面は 結構な勾配の草付きで、見上げるばかりの標高差である。草すべりだ。
その左に続く岩場が北岳バットレスで、山頂付近のゴツゴツも見える。絶景だが、明日登ると思えば、気も引き締まる。
いつもの事だが、夕食後 カップ酒を空けるとする事も無い。シュラフに入って、夕暮れには眠りについた。
トイレに起きたのは11時前か？気がつくと草すべりの上方に二つ三つの灯りがチラチラしている。こんな時間に行動するパーティがいるんだと驚いた。日帰りで往復するような人だろう。次に起きたのは2時過ぎだった。先ほどと同じ場所で、静かに瞬いている。あそこはこの世と別の場所だと感じて、不思議に恐怖感も無く、しばらく見とれた。
明けて、草すべりを登ったが、あの世とつながる入り口は気付かなかった。ひょっとすると、知らない内に入り口を通って、今も気が付いて無いのかも知れない。
今シーズンも開花しているようだし、下旬になれば、シャトルバスの運行が始まる。
�’鮑�御池のテント場から草すべりとバットレスを見上げる
�▲�タダケソウは最終盤で数輪だけ見ることができた
�６甕錣離劵瀬�ソウ ゴールデンウィークの北海道で開花直後のフレッシュな姿を見た あとはキリギシソウを見たいけど無理だろうな
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