アドレナリンが出ない。困った。
先日登った表妙義縦走。
今年の5月に怖すぎて奥の院、ビビリ岩を超えたあたりで途中撤退したルートで、この夏は色々登りまくってレベリングした上で再チャレンジ。
今回は高戻しや二段ルンゼ含め普通に攻略できて、とても楽しかったんですが、、、
脳内麻薬がドバーっ!と出てる感じが、イマイチなかったんですよね。
普通に怖くて、普通に楽しい。普通。
ビビリ散らしながら難所を越えて、ゼーゼーガクガクしながら"私、生きてる!?生きてるよね!?"ってなる感覚には程遠いと言うか何と言うか。
なぜ半年前の私はきちっと登山の基本ルール、安全第一を守って途中撤退したのか。。。
別に死にたいわけじゃないし、この考えが間違ってるのもよく分かってるんだけど、一番美味しく初めての恐怖と感動を味わいつくせる瞬間を棒に振ってしまってる。
死にたくないけど、死の恐怖を特等席、砂かぶりで覗き込みたい欲とでも言うのでしょうか。
同僚とかにハードだった山の写真を見せると、死にたいの?!と言われるけど、そうじゃない、生き延びたいのだと思う。
まぁ、身も蓋もなく言うのなら、自家製脳内麻薬ブシャーっ!でラリってたい欲かもしんないです。笑
昨年、戸隠山でルートミスって崖から落ち、落ちながら途中の崖から生えた木に飛びついて奇跡的にほぼ無傷で生き延びて以来、なぜか登山熱に火がつき、上級ルートばっか好んで登ってますが。。。
回数と経験を重ねるにつれ、どんどん脳内麻薬の分泌量が減ってる気がします。
RPGゲームでレベル上げし過ぎた上でラストダンジョンに突入した時に感じる類の虚しさ、とでも言えば一部の方には伝わるかな。
走馬灯すら見てる暇はない落下の浮遊感。意味不明に木にしがみつけて生き延びた感覚。安全地帯までやっとの思いで辿り着いてへたり込み、かじったチョコまみれさんの休日の味。
次に味わえるのはいつだろうか。なんとも危うい欲です。
今、1つの目標があります。
新穂高温泉→奥穂高岳→ジャンダルム→西穂高岳→新穂高ロープウェイのコースを日帰り攻略したい。
上級ルート→エキスパートルート→上級ルートと繋ぐ日帰りだとかなりのヘンタイルートですが、出来る人には出来るやつ。
けして私の登山レベルは高くないです。
エキスパートなガチ勢がレベル99なら、いいとこ30〜40くらい?
ザイルだのなんだの安全装置系を持ってく類は身軽感がなくて好きじゃないので、身一つ筋肉一つで少しずつ鍛えながらチャレンジしていきたいな、と。
往年のドラクエⅢで言うなら、多分、バラモスに挑む辺りです=今が一番楽しい。(この表現は伝わるのか?!)
この冬も修行登山を色々やって、来年の夏には憧れのルートにチャレンジします。
どうか、想像する通りの難敵であっておくれ、と願うばかり。
楽しみにしつつ、この冬も修行しようと思います( ̄^ ̄)ゞ
バラモス懐かしいです。ベホマ覚えてないけど頑張って倒しに行きましたよ(笑)
おおっ、低レベル攻略ですね。
私はギガデインでボコりました。笑
地図読み必須の薮山に行く、沢登りをする、クライミングをする、雪山に行く、テント場やキャンプ場などでない場所でひとりきりで寝る…など間口を広げてみたらいかがですか?
やはりそうなってきますよね^^:
来年目標を達成したら少しずつ手を広げていこうかなぁ。遊べる可能性は無限大ですね。
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