日本の医科学の状況

　私は、1954年生まれである。私たちは、「小中学校で日本の医科学は素晴らしい世界一である。」と教わった。そして誰もがそれを信じていた。今でも信じている同世代の者はいると思う。しかし、自分は約30年前に英会話のノバにレッスン行ったときイギリス・アメリカ・オーストラリアなどの教師人から「日本国民は、日本人が思っているほど優秀な国民でない」と何度か聞かされた。ノバの生徒たち特に昭和40年以前に生まれた生徒たちは、驚いていた。自分はというと「そうだよね」と思った。というのは学生の時に助教授が「日本人は優秀であると自分たちが言っているが疑ってみた方がいい」と言ってインドやシンガポールの科学の優秀性などを話してくれていたからだ。自分もそのころから日本の科学・医学の力を疑い始めた。そして10年前についに日本のうそがわかる津波による原発事故が発生した。絶対に安心であると言っていた原発神話が崩壊した。そして今コロナで世界中が騒いでいるが、自国でワクチンはできない。できないと言われると反発する日本人は「日本は慎重だからすぐに承認しない」などと言っている。危険なら外国のワクチンもつかうことがないだろうが、慎重な日本が外国のワクチンを使っているのだからそのワクチンは優れものであると認めるべきである。日本人は、このようにして国に騙され続けてきたのだ。自然災害の多い昨今自分の安全は自分で守る覚悟が必要である。「日本人は優秀であるからその時が来たら何とかする」というのは忘れよう。