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ありよりのあり
ありよりのなし
なしよりのあり
なしよりのなし
なし
これらは、同一の数直線上の位置を「あり」方向と
「なし」方向の相対位置で示すものだと思うが、
これでは二元の数直線上でしか、物事を展開できない。
これに対して、相反する評価を使って四象現に展開
してみる。例として「おいしい」、「まずい」を使用
して四像現に展開してみると、
まずくない おいしい
まずい おいしくない
となる。この四象現を言葉で表すと、
おいしい
おいしくないけどまずくない
(まずくないけどおいしくない)
まずい
と、ありよりの…と同様に数直線上で展開するが、
より、わかりやすく認識できる。ような気がしている。
たとえば、「味にうるさいあの人は、自分がおいしい
と思わないものはすべてまずいと言う」と
いった場合に、おそらく、「おいしい」以外の残りの
三つの象現をすべて「まずい」と表現している。
だとか、「あの人はよっぽどでなければまずいと
言わない」と言ったときは、「まずい」以外の残りの
三つの象現すべてを「まずいとは言わない」ように
表現している。
と言ったことが、ほぼ間違いなく推察できる。
さらに身近な例で、自分が若い頃に、年輩の方が何を言っているのかさっぱりわからなかった、
真冬の「今日は温かいね」は「温かい」と「寒い」を
(寒くなければ温かい)
真夏の「今日は涼しいね」は「涼しい」と「暑い」を
(暑くなければ涼しい)
をそれぞれ四象現に展開することで理解可能になった。
なにを言ってるか、ちょっとどころか全くわからない
ことをなんとか言い切ることができたような気がするので、「言い切れた」と「言い残した」を四像現に展開
して自分の位置を確認してみることにした。
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