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今日でちょうど１年である。
思えば、１年前の自分はけっこうメタボ気味であったな。と感慨深く思い返してみた。
この１年は長いようで短く、本当にあっという間であった。
振り返れば、登山者初心者の登竜門である、日和田山から始めて、少しずつレベルを上げていき奥武蔵・奥多摩を中心に登頂していって、山行日数は７２日にも上った。
当初は月８回を越えるハイペースで登頂していたが、途中から天候不良やコロナ感染などにも見舞われて、相当なペースダウンを余儀なくされたため、もう少しやれたかな。というのが今の正直な感想である。
まさに秋の風物詩である、プロ野球選手の引退会見で出てくるフレーズと同様である。
私のプロフールを読んでもらえばわかる通り、月１kgを越える減量が継続していたため、１年経過しないうちに目標体重に到達して、ダイエット登山卒業できるものかと踏んでいたが、そう上手くいかないのが世の常である。
私のダイエット登山はまだまだ続くのである。
ちなみにこの１年間の山行記録を読み返しながら思い出をランキングしてみた。
どの思い出もかけがえのないものであり、選出するのに相当悩んだが、とりあえず思い付くまま、ベスト１５を選んでみた。
読み返すと、途中までは写真だけアップして、感想もほとんど書かない手抜き記録だったなと反省。今後は今のようにきちんと記録残すことにしよう。
それでは、第１５位から１１位までを発表
第１５位 ⇒【令和４年１月１６日】
赤ぼっこ
福生駅から、羽村草花丘陵ハイキングコースを通って、宮の平駅までのルートの途中で立ち寄った。
赤ぼっこの予備知識はなく、標高的にも眺望には全く期待していなかったが、山頂からの眺望が思いのほか美しくて感動した。
第１４位 ⇒【令和４年５月２２日】
上岩山展望台
御岳山近くの鍋割山から養澤神社までのルートの途中で立ち寄った。
上岩山展望台の予備知識はなく、ふと立ち寄っただけであったが、五月晴れの済んだ青空と関東平野の眺望がこんなにもキレイなものかと感動した。
第１３位 ⇒【令和４年7月１８日】
「檜原 森のおもちゃ美術館」近くの沢
足を滑らせて、後頭部から入水。水深は１m程であったが、服から荷物まで全て水没した。
幸い夏であったため、事なきを得たが、真冬であったら凍傷や低体温症になっていただろう。
足を滑らせてから入水するまで、１秒にも満たない僅かな時間であったが、まさにスローモーションとなり、目に写る景色が一コマ一コマ進むに連れて、かなりの恐怖を感じた。
なお、片手に持っていたスマホのみ、運良く水没を免れたため、今も元気に稼働しているのが不幸中の幸い。
第１２位 ⇒【令和３年１１月１７日】
周助山、楢抜山
登山口に向かうまでの公共交通機関の利用の中で、電車以外に初めてバスを使った。
バスを使ったのは、飯能駅から原市場中学校停留所までの30分程度であったが、車内ではずっとワクワクウキウキしていた。
第１１位 ⇒【令和４年１月１０日】
六道山
所沢駅から箱根ヶ崎駅までのルートの中で、立ち寄った。
今までは奥武蔵を中心に登頂していたが、冬の夕暮れの肌寒い中で、展望台から眺めた奥多摩の山々がまさに神々しくて圧倒された。
そして、山々が挑んで来いと言わんばかりに立ちはだかったため、こうなったら制覇してやろうと思い本格的な都内進出と奥多摩挑戦を決意した日であった。
続いては、第１０位から６位までを発表
第１０位 ⇒【令和３年１１月２０日】
陣馬山
日比野鮎美ちゃんよろしく、この日までダイエット登山は単独を基本としていたが、初めて複数人で登頂した日である。
早朝の相模湖を照らす日の出が本当に美しかった。
またこの頃は、膝にダメージが蓄積しまくっていたため、常に痛みに耐えながらの登山であった。
第９位 ⇒【令和３年１０月２４日】
飯能アルプス半分制覇
ダイエット登山やり始めの頃であり、日和田山以外の山に挑戦した日である。
吾野駅から飯能駅までの起伏の少ないトレランコースを選択したものの、まだまだ体が鉛のように重く、吾野駅から前坂までの登り坂が本当に辛かった。
今思えば貧弱スライムであった。
また、日暮れが早くなった時期であり、飯能駅に着く頃には辺りは薄暗くなっていた。
秋の夕暮れの物寂しさや秋の日暮れはつるべ落としという言葉の意味をしみじみと感じた日であった。
第８位 ⇒【令和３年１２月９日】
龍崖山から柏木山までのルート
この日は１２月なのにビックリするくらい暖かい日であった。
ちょうど昼頃に龍崖山を下山して、公園を抜けて住宅街から向上に向かう途中に無機質な舗装道路を歩いていたが、この日の暑さは今でも忘れない。
第７位 ⇒【令和４年１２月２５日】
雨乞山
世間はクリスマスに浮かれている中で、独り者のダイエットハイカーには関係なし。
JR寄居駅から秩父線樋口駅までのルートの途中、ふと立ち寄ったのが雨乞山。
同日に立ち寄った、鐘撞堂山展望台の比にならないくらいの眺望の良さに感動した。冬の乾燥した空気のためか、東京を遠く、遠くまで見渡すことができた。
この日は寄居町のホテルに宿泊して、翌日は早朝から皇鈴山方面に向けて登頂したが、その日は今年一番の寒さの日であり、凍えながらの登山であった。
第６位 ⇒【令和３年１１月３日】
不動滝
西吾野駅から関八州展望台に向かう途中に立ち寄った。
今までダイエット登山の最中に有名、無名関係なく様々な滝を見てきたが、ここの滝が一番秘境チックであり。迫力あったと思う。
近場の黒山三滝に押されているが、もっと有名になっても良いと思う。
いよいよ、第５位から２位までの発表である。
第５位 ⇒【令和３年１２月２３日】
堂平山
山頂の３６０度パノラマ眺望が素晴らしい。見渡す限り間東平野が一望できて絶景である。
また、近くにある天文台も良い雰囲気を醸し出している。
これだけで、５本の指に入る価値がある。
第４位 ⇒【令和３年１１月２８日】
武甲山
秩父駅近辺に宿泊して、早朝からの登山であった。
浦山口駅から名郷バス停留所までを目指した。
昨日までの秋の陽気から打って代わって、いきなり冬の寒さになった。
山頂は特に極寒&強風であり、栄養補給のためにわずかな時間ですら、立ち止まるのも嫌であった。
ただ気温の低下により、空気が澄んでいて秩父の街並みを一望できる、山頂の眺望は見事であった。
第３位 ⇒【令和４年４月１７日】
外秩父七峰縦走ハイキング大会
下がりつつあった登山のモチベーションを何とか上げるため、思い付きでエントリー。
平地でのフルマラソンも未経験な中で、無謀にも挑戦。
ハンター試験並みに脱落者が多いと聞いていたため、完走を目標に頑張ったところ意外にも10時間程で完走できた。
なお、最後の10�劼硫爾衒涸�道路が辛く、翌日はダイエット登山の中で一番の筋肉痛となった。
ちなみに道の駅での多くの露店や販売店を見て、主催者に騙されたと思った参加者は数多くいたことだろう。
第２位 ⇒【令和４年８月１４日】
飯能アルプス全制覇
せっかくの誕生日ということで、一生忘れないバースディにしようと思い、挑戦したのが飯能駅から浦山口駅までの飯能アルプス一日走破であった。
かかった時間は15時間。
武甲山山頂から見えた宝石のような夜景や野生動物に驚きながら、真っ暗な山中な下山したナイトハイクは一生の思い出である。
なお、大分レベルアップしたためか、全く筋肉痛は起こらず、翌日は普通に警察署に行って免許更新してきたという。
それでは、最後に第１位の発表である。
７２の山行記録の中から、栄光ある１位に選ばれたのは…
第１位 ⇒【令和３年１０月５日】
日和田山
やっぱり何だかんだ行って一番感動したのは、初めて登った日和田山と山頂から見えた巾着田と武蔵野の大地である。
大会で完走しようが、飯能アルプスを走破しようがそれは揺るぎない。
男坂の岩山をそれこそゼェハァ言いながら、一生懸命登ったことが、全ての始まりであり第一歩であった。
こんなにもかけがえのないことを忘れるわけがない。
どんなに美味しいイタリアン料理でもどんなに高いフランス料理でもオフクロの味に敵わない感じに似ている。
ダイエット登山２年目の目標は、思い出補正されている、日和田山山頂の眺望や景色を越える山に出逢うことである。
…
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最後にオマケとして
次点 ⇒【令和４年５月５日】
金岳
わかっちゃいたが、「人は翔べない」ということを改めて認識した日であった。
第１位を書き終わった後にヘリコプターの飛ぶ音を聞いて思い出しました。
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