流石、高尾山。駅前は平日でも結構な人で賑わっていました。
そして歩くこと数分、
『はーい、みなさん!端に寄って〜』と若い先生の声にワイワイしながらもちゃんと従う園児たち。可愛い!
私は『お先にすみませ〜ん。』と声をかけながら列の前を歩いて行きました。
6号路に入るころには先程の園児たちの姿は見えず、ロープウェイかな、と思いながら先に進みました。
そして、
琵琶滝を過ぎた先で、次の長い列が見えました。
今度は小学生らしくおしゃべりの声も大きく聞こえます。程なく追いつくも、ラストを歩く先生は後を振り向きもしません。
まあ、そんなに急ぐわけでもないから
と、その列の後についていると、
後から明らかに[早く行きたい]オーラを出している年配のご夫婦が私を追い越して行き、そのままザクザクと小学生の列に紛れて抜かして登って行きました。
6号路は右側に沢があり、崩れている箇所や道幅が狭く、岩が出ているところもたくさんあります。
後ろから見ていてかなり危なさを感じました。
そのうち、
小学生の列の中で後方の数名が遅れてしまい、付いていた先生に『先にどうぞ』と促されたので私は抜かせてもらい、先へ行くと先生が誰もついていない3名の児童に追いつきました。
その子たちの会話が聞こえました。
『やばいよ、みんなが見えない。』『ここで落ちたらどうする?親が来るまで3時間はかかるよね。』と、とても不安そうでした。
私は歩みを早めてその先にいる集団に追いつきました。
ちょっと広くなっている箇所で先頭の先生がみんなを止めて後ろのメンバーを待っているようでした。
私は『こどもだけ離れて3人で歩いている子たちがいましたよ。』と先生に伝えました。
しかし、
その中には
『早く行こうよー』と言っているこどもたちもいました。
私自身もこどもたちを連れてハイキングに行くことがあるので、
こどもたちの個々の体力の差に歩き方の難しさを感じることも多々あります。
しかし、このこどもの人数に対して明らかに大人が少なく感じたのと、
不安に思って歩いていた子たちのことを思うと、
(どうか、みな無事で、家に帰って欲しい。)と願わずにはいられませんでした。
紅葉台に着いて休んでいると、『ばんざーい』と大きな声が聞こえたので、無事に登ってきたのだな、とわかりましたが。
高尾山そのものは、秋を感じさせる花々やその実のかわいらしさを見ることが出来て、富士山も久しぶりに綺麗に見えて楽しむことができました^_^
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