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(なかなか山行記録等の作成が進まないので、気分転換?)
中学時代にクラシック音楽にはまり、ずっと聴いています。はじめはベートーヴェンやモーツァルト、マーラーなど独墺系の作曲家が多かったのが、二十代までに次第に欧州のその他の国や日本人作曲家まで聴くようになりました。
そうした中で、ヴォーン=ウィリアムスやディーリアスといった英国の音楽にも親しんできました。
が、日本ではドイツ、オーストリア、フランス、ロシアなどの作曲家に比べ、イギリスの音楽(ビートルズなどロック、ポップミュージックは別として)は、以前はあまり演目にものらず、レコードも少なかったのでした。
いきおい英国クラシック音楽について本格的に書かれたまとまった本もなく、情報不足の感がありました。
そこに、このほど、ようやくにして、故三浦淳史氏の論稿などを集めた「英国音楽大全」が刊行されたのはまさに待望の一冊でした。
三浦淳史は作曲家伊福部昭の盟友とも言うべき人で、すでに25年前に亡くなっており、この本に掲載された評論や解説は1970年代から80年代に書かれたものということです。
従ってかなり昔に書かれたものではありますが、これだけ大部で日本語で書かれた英国音楽の本は初めてであり、しかもこの分野の泰斗によるものなので、楽しめそうです。
早速この本を片手に、今年が生誕150年のヴォーン=ウィリアムスの交響曲を聴き、明日は生誕160年のディーリアスを聴こうかと思っているところです。
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