昨年、山を歩き始めたばかりの頃は、よく脚が攣っていたものです。コムレケアとか芍薬甘草湯は必携だし、歩く前によく飲んでいました。
それから一年たったいま、脚が攣ることはほぼ無くなりました。身体が強くなったこともありますが、何より歩き方を身につけたおかげと思います。
よく、裏ももとお尻を使って歩く、と言いますが、最初は全然ピンとこなくて、あれやこれやと試行錯誤していました。その結果、ようやく自分なりに見つけた方法が、「後ろ脚はギリギリまで接地しておく」方法です。これによって、後ろ足で地面を蹴ろうと思ってもすでに伸び切っているため、蹴ることができません。その結果、ふくらはぎを使うことが全くなくなり、お尻と裏ももが仕事をしてくれます。
実はこれは、ランニングで見つけた方法です。
蹴り足を限界まで接地しておくことで、すっと脚を抜くことができて、脚の疲労がかなり軽減できました。しかも、意外なことに、この走り方の方が接地時間は短いのです!
よく、登山とランニングは脚の使い方が全然違うと聞きますが、根本的な部分はまったく同じだと思いました。
この歩き方を実践してからは、前へ出す脚は浮いている間しっかりと休養できている感じがします。
かなり歩荷していても、登りであれば脚が止まってしまうことは無くなりました。
トレーニングで体力をつけることも大切ですが、それ以上に試行錯誤しながら技術を身につけてゆくことが大事ですね。
とくに、これからどんどん体力が落ちてゆく年代の人にとっては、かなり重要な気づきだと思いました。
日々、研究を怠らず、試行錯誤をつづけて、研鑽してゆきたいものです。
そうすれば、若い力にも対抗しうるのではないか、と目論んでいます😁
いまは、下りの歩き方を研究しています。
足が攣る原因はマグネシウム不足もあります。
芍薬甘草湯はデフォですが、ゼリー飲料のミネラル系もお勧めです。
私もいい歳なんで、若い頃よりスピード落として丁寧に山行してます。
急降は私も苦手。
道を譲ってゆっくり降ります
そうなのですね。勉強になります。
先日、トレランで脚が攣りかけたときに「塩を舐めると即効性があるよ」と、食塩を勧められました。
いろんな人から、いろんなことを教われるのも楽しいですね。
「お尻を使って…」はまさにナンバ歩きもそうですよね。4年前にランナー膝(走ってはいないのですが、ちょっと早く登ろうとして発症)の対策で検索していて見つけたのですが、脹ら脛・太ももよりさらに大きい大臀筋を意識して使えるようになったのは大きくて、踵をお尻で下に押し込むような感覚で毎回頼っています♪
なかなか登っても筋肉が付かないお年頃なのですが、あるものは有効活用していきたいものです😅
○ヤマレコ日記:mechabiさん:ナンバ歩き を試してみた
https://www.yamareco.com/modules/diary/74755-detail-184119
みなさん、それぞれ工夫されていて素晴らしいです!
ナンバ歩きは何度か試したりしていますが、まだピンときていません💦
踵をお尻で押し込む感覚なのですね。 今度試してみます!
人によって意識の持ち方や感覚が全然違うので、人に伝えるのはなかなか難しいと感じてます。
それでも言語化してゆくことが自分にとっても大切だなあ、と思います。
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