登りは体力、下りは技術という言葉は良く聞くと思います。
しかし、厳密には技術だけではなく、あらゆる要因があり、それらの要因によって早く下ることができると自負している。
【早く下るための、あらゆる要因】
・コース取り
これはかなり大事。
なるべく段差の少ないコース取りが大事。
これは習得するには、経験と知識が必要。
・早く下る理由
理由も大事。
早く下る理由がなければ、早く下る意味がないため、理由を見つけることが大事。
ちなみに、私の理由は2つ。
①早く下って、膝へのダメージを少なくして、早く下山してゆっくりしたい。
②早く下った方がアドレナリンが出て楽しい。(下りはボーナスステージだと思っています)
・歩幅を意識する
歩幅を上げないで、なるべく歩幅を小さくする。
太ももへの衝撃を最小限にして、転倒時へのリカバリもできるようにする。
・視力が良い状態にする
ハッキリ見えることで、恐怖心が薄れる。
手元だけではなく、先の行動も考えることができる。
これは車の運転と近いと思う。
視力が良くない状態では、見えなくて危ない。
・膝痛い問題
下りはブレーキや衝撃が大きく、筋肉への負担が大きい。
早く下ることにより、ブレーキを最小減にすることができる。
結果として、膝への負担を最小減にすることができる。
・恐怖問題
経験やイメージによって、恐怖が生まれる。それ以上に自信なるぐらい経験をするしかない。
・ケガしたくない問題
早く下って、滑ってケガをしたら嫌という思いから早く下ることができない。
これは自身が安全に下れると思うコンフォートゾーンを上げる必要がある。
・下りの経験
あらゆる場面で、路面のコンディションが違う。
履いているシューズによってもグリップ力が違うため、リミット地点を自身の感覚で覚えていく。
・荷物の軽さ、揺れないザック
テント泊装備とトレランザックでは、早く下るスピードが全く違う。
荷物が軽くて、揺れにくいザックであれば、ある程度早く下る。
・ソロで下る
グループでは早く下ることが難しい。
他にも早く下る方法や秘訣があったら、コメントお願いします。
コース取りに含まれるかと思いますが、自分の場合「足の置き場に注意する」ですね。
滑ったり足を捻ったりするリスクを減らすため、粘土質の地面、濡れた岩・倒木、浮石に足を置かないように心がけています。
あとは「ロングコースの場合、トレッキングポールを使う」ですかね。
ロングの場合は下山時に疲労が溜まっているので、バランス取りや負荷軽減になり、結果としてペースアップに繋がると考えています。
私はいままで、下りは苦手意識を持っていましたがある山行の時、体力的にゆとりがあったので先行していたトレランの方について行った事があります。
その時、勝手に後ろに付かせてもらいましたが参考になった事があります。
一点目は小刻みなステップ。私は大きなステップで下る事が多かったのですが効率的に下っている印象を持ちました。
二点目はコース取りが上手な事です。私は登山装備(8kg+登山靴)だったのでトレランの方に付いて行ったらバテバテになるハズですが、上記の通り効率的な動きをしていたので思っていたより余力を持って下山が出来たのは驚きでした。
そういう理由で一回、上手なトレランの方の動きを見るのが一番良いのかもしれないです🤔
私の場合、早く下ろうとする理由は、公共交通機関の時刻に間に合わせるためが多いです、笑
なかなか興味深い内容ですね。確かにドスドス下るよりは足に優しいかもです。
考え方の順番としてまず、早く下るのだからブレーキを最小限にすると言うところから始まると思います。
その為に必要なのが素早い正確な足裁き。必然的に小刻みなステップになります。
重心は少し前のめりで行く。恐怖心があれば出来ないですね。
上体の安定、頭をなるべく上下させない。衝撃やギャップは膝で吸収する。荷物が揺れるようだとダメです。
そしてそれが視界を良くして、先読みからの適切なコース取りに繋がります。
これらはスキー、特にコブを小刻みに下る時の要素に似ています。
だからスキーをやる人は下りが得意なんじゃないかなって思います。斜面に対する恐怖心もあまりないし。
下りが苦手なので興味深く拝見しました。フィジカル、メンタル両面にわたって分析的で勉強になります。
手を万歳の形に挙げて下る、「下り坂運歩」というのがあります。
https://x.com/3618Tekubi/status/1292216273871364097
見た目が滑稽ですし、オカルトめいて聞こえるのではと不安なのですが、腕の重さ分の衝撃が少し遅れてやってくる分、膝への瞬間最大負荷が小さくなり速く下りやすいような気がします。以前からバランスを取ったり転倒に備えるつもりで手を半ば浮かせてスピードを上げて下っていると、いつの間にか手の位置が高くなりこれに似た形になるということがあり、そこへこのツイートを見たもので得たりと思いました。もっとも最近は速さを諦めて後ろに残した足の筋力を使ってゆっくり前の足を着地する方法に切り替えたので実践しておりませんが…
ソロで周囲に人がいない時にお試しになってはいかがでしょう?(笑)
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