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授業を受けていると半世紀も前の高校生の頃の感覚がふと戻ります。高校の古文で習った三夕(さんせき)の歌、「〜、〜、秋の夕暮れ」という秋の夕暮れで終わる有名な和歌です。ほかに秋の夕暮れで終わる歌は沢山ありますが、有名なのが「いずこも同じ秋の夕暮れ」。
前置き長かったですが、会社と同じようにクラスにも似たようなのがいるのです。私の席は後ろの端っこ(いつも窓際)、全体がよく見えます。授業も面白いけど、クラスメイトの様子を見るのがもっと面白い。
・理解が遅く、頓珍漢。…そんなあなたが好きです、頑張りましょう。
・イケメン、ピアス、頭が良くて人と組みさない。…できるものなら彼の体を乗っ取り 2回目の青春をもっと謳歌したい。1回目の時は若かったけどイケメンではなかった。
・そつなくこなすが、面倒臭がりで無責任。…社会に出てから大変だよ。
・勉強熱心で意識高い系、唯我独尊。…意識低い系の私はあなたが好きになれません。意識低い系への見下しと言葉狩りは勘弁してね。
・人当たりは良いけど、マウント取ってくる。…周りから嫌われているのに気が付いて下さい。
・引っ込み思案で幽霊のように来て帰る。…私でよければ挨拶から始めましょう。
1回目の青春では気が廻らなかったのかも知れませんが、一度会社員を経験した目で見ると年齢こそ異なるけど会社もクラスも似たような感じです、「いずこも同じ秋の夕暮れ」。
2年後、彼らが成長してどんな社会人になるか楽しみです。親や会社員として彼らの人生に責任を持つこと無しにただ見ているだけ、ずるいけど楽しいです。願わくは私の大好きなカラマツの様に背筋を伸ばして凛とした社会人に成長して欲しいものです。
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