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意外な検索ワードがあってビックリします。[分かり易く一部修正]
そんなワードの中に「長靴」を発見したので私もちょっと記してみようと思います。
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⚫耐久力:
折り畳める長靴も含めて丈夫な素材のものから選んでください。
一見すると丈夫そうに見えても引っかけ傷に弱かったり屈曲性に劣るものもあり購入時の見極めが必要です。
薄すぎるもの・軽すぎるものは山での破損に繋がるため基本的には選択対象外です。
底面に厚さのあるほうが剛性が上がります。
スパイク付きを選ぶ人もいますが、地表スレスレに根を張る植物もあるため私は普通のスパイク無しを使っています。
スパイク付きはツルツル岩・金属面・ツルツル仕上げのコンクリート・硬質な床面などでは滑りやすく転倒の恐れがあるため歩行場所を選びます。
履き口を絞れるかどうかも気に入ったものを選んでください。
私は絞れるタイプに廃棄長靴からストッパーを追加して短時間絞りたい時用のストッパーズレ対策としていますが、本気の入山時はヒモも結び直します。
⚫山での使い方:
そのままでは靴底が柔らかいためインソ−ルを併用します。
登山用か登山用準拠なインソ−ルがおすすめです。
廉価版での異なるインソ−ルの二枚重ねを探求するにはハード+ソフト(薄いもの)がベターのようです(?)
ソフト(厚いもの)は二枚重ねすると安定性が悪くなるため単品使用専用です。
長靴と足の隙間を埋めるために山ソックスの併用と二枚重ねにより長靴内部での足ズレを防止しています。
圧迫されると逆効果なのでソックスの厚さ調整は重要です。
ズボンの裾は外側に折り返して長靴内にゴミが入ったときの受け皿として足裏周りへの異物侵入を防止します。
ホームセンターの「青い色の透湿性のある足カバー」(製品名忘れた…)を併用してゴミの侵入防止とします。(同素材の腕カバーより「のらSTYLE プリントパイピング腕カバー」のほうが蒸れない)
夏山用の透湿ゲイターは藪では破けやすいため冬山用の丈夫なゲイターを使えますが、上記の足カバーのほうがコスト面に優れます。
冬用長靴は二回り大きくなるため併用可能な透湿性の丈夫なゲイターを見かけ無いため、他のゲイター・足カバーで我慢するしかないようです。
カンジキ代わりの廉価版スノーシューよりも山岳用のスノーシューを装着したほうが冬山では安心です。(財布にとってはピンチ)
ネマガリタケ採りでは長靴の中へのゴミ侵入対策を兼ねて、蟻が入り込んでの蟻酸被害を防ぐため履き口周辺をガムテープで隙間無くガチガチに固めている人も複数見かけております。
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◇長靴は登山靴と比較してお安いため勉強代が痛くないのが救いです。
一般的に日本人は足幅が広いため、海外製の靴・インソ−ルの選択には日本人向けモデルがあるか確認してください。
経年劣化による継ぎ目の割れ・本体のひび割れによる浸水には注意が必要です。
ちょっとした流れや泥んこを気にする必要の無いのが登山靴にはないメリットですが、装着可能なアイテムが限られるのがデメリットとなります。
当然ですが長靴よりも深い流れ・跳ね返り水流により浸水被害となります。
防滑・耐油靴底であっても足を置く場所の状態により効果の薄いことがあるため慎重に歩行してください。
低い丈のハーフ長靴はその分すねガードが減るためやぶ漕ぎにはおすすめしません。
◇私は長靴派ですが地下足袋派や登山靴派に強制する気はありません。
足周りの僅かな違和感が歩行に大きな影響を与えることを知っているからです。
選択肢のある装備なら自由に選択した上で適切な使用方法により安全登山に繋げましょう。
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