＊：一部修正・追加しました。
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個人情報保護のためか最近は遭難情報があまり報道されなくなっています。報道されても発見情報が流れないこともあり不安が尽きません。
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◇：ヘルメット規格について色々と記してありますが勘違いがあるかもしれないことを事前にお詫び申し上げます。
自転車用・バイク用・登山用・スポーツ用・業務用、各種ヘルメットについて詳細を今一度確認してからの購入・使用をお願いします。
ヘルメットの使用期限は一般的に製造から3〜5年となっています。ご注意を！
業務に使用する場合には適切なヘルメットを適切な管理の元で使用しなければいけません。
2023年の法制度としてはレジャーでのヘルメット着用規制は基本的に存在しないため、ご自身の判断により危険判断を行って着用してください。
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⚫：製造による分類
【ハード樹脂】：
外殻により頭部外傷を防ぐ。
アイスクライミングを含む登山に向く。
【ハード樹脂＋衝撃緩衝材】：
ハード樹脂ヘルメット内部に発泡スチロール等を取り付けて頭部外傷と脳への衝撃を防ぐ。
一体化されたインモールドタイプは軽量だが高価で、１回衝撃を受けると買い換えとなる。
外殻のハード樹脂に重点をおいたハイブリッドタイプもある。
通風孔の大きさによっては使用目的に注意。
【衝撃緩衝材】：
軽量ソフトな特殊素材により脳への衝撃を防ぐ。使用目的に注意。
【ソフト樹脂】：
基本的な保護性能が低いため登山には推奨されない。
🔘：上記情報はヘルメット規格によっては一概にはいえない。
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⚫：自転車用・バイク用規格
【PSC】：
国の定めたこの安全規格が表示されていないと基本的に販売不可。このため【JIS】表示の無いものもある。
PSC ＋ SG の表示がある事が最低限の選択基準。
【SG】：
製品安全協会の安全基準。排気量125�娑焚� / 無制限の規格がある。
任意取得なので強制力はないが商品欠陥によるケガ等への保障があるためほとんどのヘルメットに表示がある。
【JIS】：
バイクの排気量125�娑焚� / 無制限のJIS1種 / JIS2種がある。
任意の規格のため表示がなくても販売可能。
JIS表示が無くても一定の安全基準を満たしているヘルメットの使用や、ヘルメットとバイクの組み合わせは道交法の適用を受けない。（最適ヘルメットの組み合わせ判断が難しいため？）
【EN 1078】：（CE と合わせて併記される）
ヨーロッパの自転車用規格。
🔘他にもレース規格があるが興味のある方はご自身にて調査を。
転倒による側頭部等への影響を考慮されているため自転車・バイク専用ヘルメット以外の使用は適さない。
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⚫：業務用規格（国内）
厚生労働省の作業用・工事用ヘルメットの安全規格検査の合格表示がなくてはいけない。
【飛来・落下物用】：
頭部に何かしら物が当たったときに頭部外傷を防ぐ。
【墜落時保護用】：
落下事故による頭部外傷・脳への衝撃を防ぐ。
倉庫の積荷の上・車輌の上等のアンカー確保不能な場所からの墜落想定。
電柱等の高所からの墜落による危険回避・被害軽減は想定されていない。
外国製ヘルメットの場合、海外規格に適合していても検査額からこちらの規格検査はされないことがある。
【電気用】：
耐電圧7000V以下の使用となっているが、通風孔等の感電の恐れのある設計・使用は認められない。
丈夫ではあるが頭部のムレから登山には適さない。
🔘：厚労省の規格では側頭部の貫通・衝撃検査、アゴ紐強度検査は行われない。
海外製ヘルメットは正規輸入品でなければこれらの規格検査は行われないため表示がないので業務には適さない。又、一部の規格は通風孔を閉じた状態での適用となる。
登山道を歩くだけなら飛来・落下物用でもよいが墜落時保護用のほうが安心感がある。
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⚫：海外規格
【UIAA】：（CE と合わせて併記される）
後述するEN規格よりも厳しいUIAA106という国際山岳連盟の定めた基準。
【EN397】：（CE と合わせて併記される）
ヨーロッパの産業規格。
低温・高温耐性等の検査も行われる。
【EN12492】：（CE と合わせて併記される）
ヨーロッパの登山・高所向け規格。
EN397よりも一部の基準が厳しく行われる。
【EN50365】（CE と合わせて併記される）
ヨーロッパの耐電圧・絶縁用規格。
【ANSI】
アメリカのANSI Z89.1という規格。
通風孔の有無によりType1 class C / Type1 class Eがある。
🔘：ロシアのEAC・カナダのCSA Z94.1・オーストラリアのAS/NZ 1801等、他にも規格がある。
UIAA ＆ EN12492 の２つか、EN397 を追加した３つの表示があれば登山用として適する。
この場合、通風孔の開閉式が望ましいと思う。
クライミングには専用設計されたヘルメットの装着が頭部の動かしやすさからも適する。
（サイズ調整方法も要チェック）
シャワークライミングでは水の影響も考慮する。
ウインタースポーツではゴーグルとの併用を考慮された専用ヘルメットが最適。
林業用ヘルメットはヘッドライト取り付け不可のものがあるので注意する。
ファナー社の「プロトスインテグラ」は装着者の位置確認を容易にする派手でカラフルなデザインだが、登山用では無いのが惜しまれる。
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必ず試着をした上で、自身の頭部にフィットするか・首の動作に影響しないか・レインウェアのフード部分との相性等を確認してからヘルメットを購入してください。
メーカーにより長いアゴ紐やオプション装備があればそちらの確認も忘れずに。
ヘルメットはインナーキャップや汗対策フォーム等と併用すると使用感が上がります。ヘルメットメーカー指定品でなくてもよいのでセットで使う物と考えてください。
ヘルメットへのペイント・指定位置以外へのステッカーの貼り付けは強度低下の恐れがあるため厳禁。
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楽しい思い出と共に安全下山することを願って。
eof 22
ヘルメットまとめ、ありがとうございます。
藪漕ぎは帽子の中にセットできるインナーヘルメットを使っていますが、目先の枝にゴツンとか、多少の小石や小枝の落下程度なら守ってくれます。
沢とか崖地があるときは、作業用ヘルメットで代用していますが、蒸れるのと、福禄寿みたいな姿になるのが嫌です。
目的の割合の高いものを一番候補にすると大丈夫かなと算段してみました。
そういえば、自転車までヘルメットが必要になってしまいましたが、盗難防止策を講じないとすぐ盗られそうです。
電動チャリの場合、自転車本体のカギ以外に、サドル盗難防止のワイヤーチェーン、バッテリー盗難防止のワイヤーチェーン、そしてヘルメット盗難防止のワイヤーチェーン、という具合に、最低４つの鍵が必要になりました。。。
早速の閲覧ありがとうございます。
元々ヘルメット購入時に頂いたカタログから簡易メモしていたものを補足した形です。
自転車用ヘルメットでも使用年数に触れられていなかったため指摘してみました。
今回調べ直したら通風孔の大きさが、それぞれ規定値以下と規定値以上の規格があることに驚きました。
クライミングでのヘルメット装着は山岳保険により規定して貰うしか無いと思います。
それにしても業者さん並のカギっ子振り大変ですね。
近所の異音では自転車置き場をうろつく人も多く、特に4、5万円するバッテリー類は狙われるので要注意です。
クライミング等のヘルメット装着はクライミング界で議論してほしいですね。
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