◇:皆様、梅酒作りに励んでいらっしゃるようですが自宅にスモモの木があって食べきれないほど実がなるならスモモ酒などいかがでしょうか?
蜂蜜を追加するのがコツですが宜しければ挑戦なさってみて下さい。
という訳(?)で何度か指摘している地図について少し深めに触れてみます。
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デジタルマップや紙の地図を見てもわからない人が少なからず存在します。
このような人は地形図に限らず道路地図を見ても理解できません。
「登山を続ければ読図は身に付く」との信仰を他人にまで強制する人もいますが少し的外れです。
【地図を読めないのは2D/3Dとして空間認識能力が無い人や低い人】
地図の見方を教えれば空間認識能力の低い人でもどうにか読図能力が身に付くかもしれませんが、空間認識能力が無い人には効果は薄いとしかいえません。
(このような方はファミリー向けの一般登山道のみを使用してください)
地形図についてもマイナー地域の地図は多色化していないためこのような地図を空間認識能力の無い人に見せても過剰な拒絶反応を示すだけです。
有名登山地域のカラフルな地図により懇切丁寧に教え続けることにより読図能力を向上してゆくしかありません。
現実的な問題として地図を持たない人もいるためこのような人に地図の必要性を理解していただくことからスタートしなくては地図の話は始まりません。
登山技術は放任・放置しておいても勝手に身に付くようなものではありません。
「登山技術を学ばないことも自己責任」と言って責任逃れの権利を認めさせようとするのはやめて欲しいのです。
だからこそヤマレコにも【山ノート】という機能があり、親切なユーザーさんによる【レビュー投稿】が存在するのです。
山岳書籍を活用しなくては通常は触れることのない技術も存在するため市販本を有効活用してください。
継承されない技術は技術とは呼びません。
登山技術のある人だけが登山をすれば良いと考えるのではなく、登山を楽しみたいという人が登山を楽しめる環境を整えていくことが登山熟練者としての山への関わりかたではないのでしょうか?
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【登山文化の伝道師と継承者の幸多かれ】
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楽しい思い出と共に安全下山することを願って。
eof 23
等高線から空間認識をする読図。
私も全く同感致します。
一定の目的を以て、机上での判読と現地確認を意識的に繰り返さないと身に付くはずも無いですよね。
近傍の低山や里山で、出で立ちは私と違って「ベテラン登山者」の方から進むべき方向を訪ねられたこと数回。その方々皆様地形図すら持っていませんでした。
見ず知らずの私にそんな大切なこと聞かないで欲しかったと思います。山は公園じゃないのですからね。
そう言えば私の拙い読図・判読シリーズ。そろそろ再開しようかなと。
以前、私が登山誌を購入した年に丁度○○周年規格として縦走記事が掲載されており、入山者の少ない山では地形図の必要性を指摘していたため当然と考えていました。
以前はマッピングマニアの方もいたようですが希少化しているようです。
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