![]() |
やはりレバー高さは変にイジらないほうが良い箇所です。
レーサーやキャブバイカー達はこのレバー高さとスプリング圧による混合ガス濃度の調整にシビアなこだわりを持つ方々もいるそうです。
尚、最近のバイクは排ガス規制からインジェクション搭載の電子制御なので関係ありませんが複数気筒のキャブバイクでは同調調整も必要なので自分で整備できるお方は尊敬され一目置かれていたようです。
🖼写真:Walbro燃料フィルター分解状態
前回ラストの説明写真です。
【右】は通常の燃料フィルター、【左】は内部の濾過フィルターをエアブローで吹き飛ばして紛失した物です。
右のフェルトフィルターは少し汚れがあるのでそのうち交換のための燃料フィルターは用意済みです。
_______________
👆上からの続きで刈払い機&チェンソーのありがちそうな失敗例を並べてみます。
「そんなの無いよ!」とか「アレがないぞ!」という事があってもご容赦願います。
・使用条件に合わない機械を選択する。
・その機種独自の搭載機能を知らない。
・説明書を読まない。
・古いガソリンを使う。
・高品質の混合オイルを使わない。
・燃料の混合比を間違える。
・古い混合燃料を使う。
・燃料の入れっぱなしで燃料ホース&キャブフラム類の劣化。
・燃料タンク&チェンオイルタンク内部にゴミ混入。
・刈払い機のギアケースをグリスアップしない。
・刈払い機のチップソーのチップ欠けによる振動。
・チェンソーのチェンオイルの入れ忘れ。
・チェンソーのソーチェンの逆向き装着。
・使用後の機械掃除をしない。
・エアフィルターを掃除しない。
・マフラーが土蜂の巣で詰まる。
・キャブ内のメッシュをエアブローで紛失。
・間違ったプラグを使う。
・スターターロープを垂直に引かずに摩擦劣化させて切断。
・雨晒しにして故障。
・機械構造を知らずに分解・調整して直せなくなる。
_______________
最近では販売時にエンジン始動確認だけしてその機種の特徴説明を行わない専門店もあるため "チェンソーのエンジン始動時のチョーク操作を知らずに壊れてると判断" なんて事も現実にあるそうです。
他にもあるけど信じられない使い方なので省略。
刈払い機の使用時には往復刈りせずに右から左へ振って刈るときだけスロットル握るようにすると燃料節約とエンジン冷却になります。
フルスロットル使用後のこまめなアイドリング冷却もエンジンダメージ減少に繫がります。
_______________
刈払い機の整備本は少ないけれど取説に基本的な事は書かれています。
チェンソーの整備本もわかりやすい図解写真入りが数種類出版されているので事故防止のためにも宜しければご覧下さいませ。
*:修理本はほとんど無く、あってもわずかの限定情報だけです。
修理情報サイトもありますが私の前回のレバー高さ調整のようにプロの修理人からは呆れられる間違った修理・調整方法を紹介しているところも稀に見かけるため自己修理に挑戦の方はお気をつけください。
本当のプロ修理人は技術をメーカーから買っているので高い修理技術があるので任せたほうが確実な場合が多いです。
eof 140
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する