茨城県の山(分県登山ガイド)51座を達成後の感想

去年の3月より山に登り始めてから一つの目標としていた茨城51座でしたが、達成まで大体1年3ヵ月ほどかかりました。
せっかくなので山行記録を基にしつつ、日記にしておこうとおもいます。


・茨城で一番好きな山
奥久慈男体山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6656363.html

ルートにもよりますが、大円地からいく健脚コースは距離が短いわりに本格的な鎖場を楽しむことができるコースとなり、山頂に近づくにつれて展望もひらけたところが多くなり、景色を楽しむことができます。
特に山頂からの展望は素晴らしく、標高が654mとは思えないくらい高い山にいるような錯覚をしてしまうくらいです。

鎖場が多いので初心者向きとは言えないのですが、岩場や鎖場が好きな方や練習がしたい方などにはおすすめです。
奥久慈は温泉や食事も良いところが多いので、山行の帰りに色々寄って帰るのも楽しみの一つとなっております。


・一番きつかった山行
大神宮山→高笹山→八溝山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6418374.html

まず、唐竹久保林道を通り駐車場に行くまでの運転が、悪路となり一般車両だとかなり大変です。
そして、駐車場から八溝山までの道のりですが、行程の半分以上は藪漕ぎとなり、登山道も分かりにくくなっているため、GPSなしでは迷うところでした。
ピストンでしたが総距離も約19km近くあり、その大半が藪漕ぎや分かりにくい登山道であることを考えると、大神宮山と高笹山のピークをとるためでなければ、別のルートで八溝山を登ることを選びます。
正直なところ、このルートはもう行くことはないとおもいます…


・一番難しかった山行
篭岩山→明山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6872269.html

あまり下調べをしなかったために、白木山→高崎山に登ったあとに山行を開始していたり、雨上がりに行くような甘くみた行動をしてしまい、反省点の多かった山行でした。
まず、この日は深夜から朝方に雨が降っていたため、各所で濡れている場所が多かったのですが、不動滝からのルートは滝の上を歩く箇所があり、増水気味でふくらはぎくらいまでの渡渉をすることになってしまいました。

そして、不動滝を登った後にルートを間違えて国体コースに入ってしまい、そこそこ登ってしまったのですが、ここがかなりの急登となり、元のコースに戻るのにも苦労しました。
また、ここから篭岩山までのコースにはかなりの数の鎖場(ロープ)と難所の連続で、雨の影響で濡れていたこともあり、2回ほど転倒して痛い目をみました。
他にも道間違いを2回してしまったり、疲労で休憩が多くなってしまったりと、一番反省点の多かった山行でもありました。

今後は事前にコースの下調べを徹底していきます。


・おすすめの山行
筑波山(薬王院コース)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6708735.html

筑波山はメインルートが混みあっていて、お店なども商売っ気が強いこともあり、山以外の面であまり好きにはなれないのですが、この薬王院コースは、樹林帯をひたすら歩き続けるコースで、そのまま自然研究路に出て、男体山頂まで行くことができるため、休日であってもあまり混みあわずに登って帰ってくることのできる素晴らしいコースです。

数えたことはないのですが、階段が700段以上あるとのことで、トレーニングとして利用している方も多いです。
駐車場は無料なのですが、休日は早めに行かないと満車の可能性が高いです。


小町山→宝篋山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5973489.html

宝篋山は整備された登山道と展望が良く広い山頂で、尚且つ3時間程度で登って帰ってこれるため、県内でもかなり人気の高い低山となります。
ですので、休日になると人も多く駐車場に停めるのも大変なのですが、小町山からも宝篋山に行くことができるため、こちらの駐車場を利用することもできます。
小町山は茨城51座には含まれておりませんが、こちらも登山道が整備されており、気軽なハイキングが楽しめるため、普段より少し足を延ばして宝篋山へ向かうコースもおすすめです。


茨城の色々な山に登りましたが、里山なりの難しさや面白さを体験することができ、勉強になりました。
今後は日本百名山を進めつつ、埼玉、栃木、群馬、福島あたりの山々を登っていこうと考えております。