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白天麻シロテンマ
ラン科オニノヤガラ属
「10種の菌従属栄養植物の14C濃度を計測したところ、ギンリョウソウ、エゾサカネラン、ヒメノヤガラ、クロムヨウラン、ヒトツバイチヤクソウやユウシュンランの6種は、他の光合成植物と変わらない14Cの炭素、つまりごく最近固定された炭素を利用していることが明らかになりました。一方でオニノヤガラ、ツチアケビ、ショウキランやイモネヤガラの4種の光合成をやめた植物は、非常に高い14C濃度を示し、サンプリング時期より、数十年前に植物によって固定された炭素を利用していることが明らかになりました (図4)。このことは、前者は菌根菌の菌糸を介して光合成植物から炭素を得ており、後者は、腐朽菌の菌糸を介して枯れ木から炭素を得ていることを示しています」神大hp抜粋