私は,紙の25000/１地形図で育った世代です。だから基本読図はほぼ完ぺきです。
地形図見てすぐ立体的に地形がイメージできます。
雪山も紙で登ってました。（夏道でしたが）
それでも読図力は低下していると認識しています。
その理由は,複数あります。
�� そもそも25000/１地形図は微小地形を縮尺の都合で表せていない。
�� 地図ソフト（GPS）が向上し基本紙の地形図でのナビゲーションを放棄してい
る。
�� GPSの精度が高くて,地図上の自分の位置の特定作業を自らの経験と勘で特定し
てない。
正直紙の地形図を使う必要はありませんが,一応非常時のために複数の代替手段は講じてください。
�� GPSの2台持ち
�� 紙の地形図とコンパスを持つこと
因みにコンパスは無くても,日本であれば太陽の位置でおおよその磁北は±数℃のレベルで特定できます。（地形図を現地に合わせればすぐ磁北はわかる）この方法は特徴的地形のない海や平原じゃできませんけど。（あまり行かないけれど）
読図力が落ちて困ったこと
�� ＧＰＳを確認せずに現在地を頭の中で想像しながら歩いていると現在位置がかなり甘く査定されていてコースタイムが余分にかかる。
まじめに勉強したい方はオリエンテーリングをするといいと思います。
地形図を読めないかたでも概念図（尾根・谷）を描ける程度の素養は持ってもらえるとレベルアップにつながると思います。
概念図の書き方は,山登りの基礎中の基礎なのでぜひ学んでみてください。
歩測とかできるようになると面白いですよ。
測量実習でやったなぁ。。。
おしまい
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