昼間のイノシシ

　午後2時半くらいだったか帰宅途中の道路に大きな奴がいる。
　初めはセントバーナードか、とも思ったがよく見るとイノシシ。何かむこうを義視して動かない。このイノシシに、どうしたものかと立ち往生している自動車が反対車線にいた。
　こちらもこのまま行けばイノシシに衝突する。イノシシとの衝突事故は、たまに聞くのだが車の方もかなり大破して大変なことになると言うので安易に近づくのも危険である。だが、そこまで気の強いイノシシなどもそうそういないのでまあ、クラクション鳴らせば慌てて逃げるだろうと思っている間もなくこちらの車に気がついだ慌ててヤブの中に逃げていった。

　うちの地域は、およそ100戸の住宅が建っている。もちろん畑や林も多いのだがそれだけ人の多い所でも普通にイノシシも生息しているのである。

　話は変わるが今朝家のトウモロコシおよそ100本一夜のうちに全滅した。たぶんアライグマである。タヌキやハクビシンにもやられるのだがあの感じは、アライグマだと思う。色々な生き物とと共生してと言えば聞こえは良いがそろそろ収穫という頃になるとやって来て人の労力を掠め取る奴らは困ったものである。
　防獣ネットという手もあるのだが、狙われる作物がトウモロコシだけではなくトマト、ジャガイモ、サツマイモ、スイカ等とたくさんあるので最終的には、畑全部を電策で囲うなんって話にもなってくる。
　いったいどうしたものかと思う。