多くの自治体、団体等のおかげでかなり安全に楽しむ事ができるようになってはいますが、飽くまでかなり安全なだけで本質は危険なレジャーと言う事に変わりないと思います。
事故のニュース等を読むと「何でそんな事を?」とか思ったりもしますが、それっていわゆる乗っている飛行機が墜落しても何故か自分だけは助かるみたいに思うのと同じような気がします。机上での感覚と現場で感覚は、違うということ。
今回歩いた奥久慈岩稜に、大円地越から登りきったところから尾根が始まりますがいきなり長さは、2~3m程度ですが道幅5~60cm程度の両側切立った蟻の戸渡りみたいな所に出ます。慎重に歩けばそれほど危険な場所ではないのですが、この時尾根はかなりの強風でおまけに一気に登りきったせいで少し足がふらついて真っ直ぐ歩きづらい状況でした。
はっきり言ってかなり怖かったです。机上では解らない、現場でなければ解らない状況が有りました。そして、思い掛けない事故ってこういう時に起きるんだろうなって思いました。
この日は、雨の確率0%で秋晴の温かい日で尾根に出るまでにかなり汗をかきましたが、尾根に出るとこの強風で、一気に汗が冷え震えるほどでした。汗をかいていなければそうでも無いのですが冬山では低山でも頂上で汗で凍えるなんてことが良くあります。防寒具は、今回は、リュックにフリースとウインドブレーカーにもなる雨具を入れてきているので問題無いのですが時にはシャツを着替えないと耐えられないなんて事も有りますので山での寒さ対策は、大袈裟なくらいでも良いような気がしています。
仲間や、経験者と登るときにはそれほどでは無いのですがソロ登山の場合は、臆病なくらいで丁度よいと思います。山は、本当は怖い舐めてはいけないと言う気持は忘れないでいたいと思います。
初めてコメントさせていただきます。
本当にその通りだと思います。わたしも山を初めて10年程になりますが、ほぼソロで登ります。念には念を入れて用意をするのですが、わたくしの師匠からは常に初心を忘れべからず、自分を過信すれば終わるよと言われて心掛けています。
何せ1人なもんで…😅
皆さんにも、安全に登山を楽しんでいただきたいですもんね♪ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
師匠から弟子へ伝えなければならない大切なものってそういう事かと思います。
そして大事な事は、出来るだけ自分で判断できるように日々鍛錬する事のように思います。
ありがとうございます♪
じつは、師匠も随分臆病なのです。実のところw
長野県遭難対策協議会の名言があります「山は謙虚さを学ぶ学校」である。
まさに!ですね
コメントありがとうございます
確かに山の魅力や素晴らしさを伝えるより金儲けが大事な時代ですからね。
山に限らず世の中は金儲けが1番大事になってしまい
本当に大事なものを失い続けている気がします。
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