丹沢と言えば沢!と言うのは当たり前だが・・
お袋から以前聞かされたことがある、親父の話だ
「お父さんね、お前が生まれたときから沢登りに行ってないのよ」
親父は中学を卒業してから横浜に出てきて働いて、こっちで知り合った
友人に山と沢を教えられ喜んでいっていたらしいにだが
俺が生まれたときに沢断ちをしたらしい
結構落ちてる人を見てきて家族に責任を感じたらしいのだ、
「沢は危ない自分に何か有ったら家族が困る」
やがて中学に入学してある日の夜親父が山から帰ってくると
軒下に草鞋を干しだした
「今日暑かったから沢に登って来た、ホントは今度お前たちを連れて行く下見に行ったんだが」
どうも山小屋の親父にたき付けられたらしい、
葛葉山荘で草鞋を買って葛葉川を登ったようだ
当時登山ポストとか届けとかは無いようで山小屋で行き先を行って行くのが当たり前のようであった
(昭和40〜50)親父は絶対家長で家族は黙っているのもあったが、自分が中学を出て働き始めた
息子も中学生もう良いかというのもあったようだ
家族を思って沢断ちをした親父を考えると、やっぱり沢は危ないんだろうなと思い一寸手が出ない
山の帰りに川で泳いで我慢するか滝か堰堤で水浴びが関の山か・・
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