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画像1は現在持っている「いわゆる」速写系ガジェット。左から順に下記の通り。
(1) BlackRapid RS-Sport2
(2) CARRY SPEED FS-PRO
(3) Cotton Carrier Carry-Lite
(4) B-grip EVO
(5) Capture Camera Clip System
(1)は速写系ストラップの元祖ともいえる存在。しばらくは主力で活躍していました…が、(2)の登場で状況は一変します。携帯中の長さ調整が面倒、移動中にカメラが落ち着かない、ストラップがずれる、重い機材を付けると負担になる、三脚との併用が難しい等、他の速写系ストラップが抱えている弱点を見事に克服していて、私にとっては一気にメインのストラップとなりました。
が、しかし。普段の撮影では快適そのものでも、やはり登山には使いにくいのです。(2)は着け心地のいいネオプレーンのストラップなので、その上に小型中型ザックを背負っても違和感はほとんどないのですが、ザックとカメラが干渉してすぐにカメラが体の前面に移動してきてしまいます。こうなると邪魔以外のなにものでもありません。
では、非ストラップ式の(3)〜(5)はどうか。(5)はガジェット自体が小型で色々なところにとりつけられるのはいいのですが、カメラ機材が重いと歩いている時にあばれて負担に感じる、どんなにしっかり固定しても簡単にずれてしまう、細いベルトにしかつけられないので結果としてブラブラしてカメラの取り付け取り外しがしにくい等の弱点があります。ショルダーハーネス、ヒップベルト、色々なところにつけて試してみましたが、どこも快適とは言いがたいものでした。
※軽めのカメラとレンズでしたらCapture Camera Clip Systemでも快適だと思います
(4)はテント泊の山行で使用しているGregoryのTriconi60のヒップベルトに差し込んでカラビナでとめるとがっちり固定できます(画像2)。Triconi60のヒップベルトは頑丈なのでほとんど重さも感じません。しかし、これはヒップベルトが頑丈でない日帰り登山用の中型小型ザックではうまくいきません。
※B-Grip EVOにはザックのショルダーハーネスにつけられるようにするオプションがあります。試してみましたが、ショルダーハーネスに付けるのは軽いカメラでないと厳しいです…
そこで最近導入したのが(3)です。大きめのホルスターはベルクロでとりつける方式のため、ほぼ全ての中型小型ザックのヒップベルトにしっかり固定できます(画像3)。カメラのロック解除方法もカメラを持って90度回転させるだけという至ってシンプルな構造。(4)や(5)のようにきっちり固定されないので急斜面の下り等激しい動きを伴う時は多少カメラが揺れますが、それほど機材の重さを感じることはありません。
というわけで泊まりの山行では(4)、日帰り登山では(3)ということで現状は落ち着いています。いずれもダブルストックの右側が腰にぶらさげたカメラに干渉しやすいのですが、そこは手さばきでなんとかしています。
※ストックがぶつからないよう、LoweProのトップローダーを体の前面につける方法も試してみましたが、快適ではありませんでした…
他にいい携帯方法があるという方、是非ともご教示くださいませ。
(追記)続き書きました↓
http://www.yamareco.com/modules/diary/77872-detail-82582
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