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この地で活動する各劇団が約２ヶ月の間で集中的に順次公演していく、豊川市・東三河演劇祭実行委員会主催の祭典です。
僕も昨日、演劇集団〆切非常事態さんの『キヲクの断片〜フカフカがーる2009〜』を鑑賞させていただきました。
登場人物各々の想いや苦悩が交錯する、夢とも現実とも知れぬ狭間…
難解な伏線が終盤ギリギリまで複雑に絡み合い、最後に爆発的な連鎖で生命を紡ぐ物語の体を成していく様は圧巻！
この脚本を書いた人はきっと天才に違いない、そんな風に思わせる快作（怪作？）でした。
ところで本作には、僕のかつての演劇仲間も出演していました。
僕自身は既に役者を降りて久しいのですが：汗、まだ現役で頑張っている仲間の舞台ともなれば、感じ入るモノもひとしお。
スタッフとともに観客を巻き込んで何かを伝える『役者』とは、単に自分が楽しむという意味の趣味からは（良い意味で）大きく逸脱したものだと思います。
それができなかった僕にとって、彼女の放つ輝きはとても眩いものでした。
山に行けない休日、たまの演劇鑑賞は心の栄養かも：笑
