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叔母の部屋だったところで、その当時は何も使われていなかった部屋をもらいました。
自分一人だけの”部屋”です。
それまでは畳の部屋で過ごしていたのですが、なぜか家じゅうでその部屋だけが
”板張り”でした。
壁は煙草で真っ黄色。
「どうしてこの部屋は、こんなに黄色いの?煙草でしょこれ?」
と母に聞いたことを覚えていますが、
「下の(お店に成っています)煙が上がって来たのよ。」
と言われました。
まあ今思えば、これは叔母が煙草を吸っていた性で、でも当時は女性が煙草を
吸うのはあまり快く思われておらず(うちの実家ではそんな雰囲気でした)、
母が叔母を思って誤魔化したのだろうとは思いますが。
話し戻りますが、板張りの部屋でとても寒かったです。
私はあまり家の中で靴下を履く習慣が無く(誰でもそうなんですかね?)、
冬でも裸足で過ごしていました。
今では板張りのその部屋の床の性と分かりますが、当時は分からず、部屋を
もらった中学生になった辺りから、冬は足がしもやけに悩む、ことに。
足のしもやけってとても痒いのです。
昼間、学校で我慢が出来ず、保健室に駆け込んだことがあります。
保健室の先生は、私の話しを聞くなり、冷たくこんなことを言いました。
「しもやけにつける薬は無いです。お風呂で冷たい水、暖かいお湯、また冷たい水、
と順番に付けて治しなさいな。」
えー、と思いましたが、まあ仕方も無く、早速家で実践。
でもそんな事では全然改善しませんでした。
(この頃から似非医療なる物を意識し、敵視が・・・笑)
高校一年の冬、風呂で夏に使っていたクールバスクリンを見つけました。
(これもしかして効くかも・・・)
と思ったのが運の尽きと言いますか、クールバスクリンを入れた風呂から出た足の
しもやけは、何が起こったのか分かりませんでしたが、治るどころか、これが
とんでもない痒みに・・・。
足の指を切り落としてやろうか・・・と本気で思った位に、もんどりうって
寝たことは覚えてます。
まあこのしもやけの悩みは、大学で畳部屋のアパート暮らしをするようになって
ケロっと無くなりました。
話しは変わりますが、谷川俊太郎氏が亡くなりましたね。
詩人としては、宮沢賢治さん、萩原朔太郎さん、に次いで好きだったかも。
(この辺、読んでたの高校生の頃、ですが・・・。)
ご冥福をお祈り申し上げます。
口直しに、”朝のリレー”載せておきます。
「朝のリレー」
カムチャッカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球で
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交換で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
(谷川俊太郎「谷川俊太郎詩集 続」思潮社 より)
板張りの床、子供の頃に憧れましたねぇ。長じて結婚を機に中古マンションを購入、リフォームして憧れのフローリング生活が始まりました(この当時急速に普及し始めたと思います)
但し素材が突板?だったためか、経年的に表面が剥がれ、苦肉の策でテープやシールを張り付け、見た目が所々みっともなくなりました😩
後年新築した時、思い切って無垢板にしたところ、約20年以上になりますが、現状満足しています^ ^
私も昔から自宅では年中素足です。なぜか子供の頃から靴下🧦が嫌いで、必要ない時はすぐに脱ぐ癖がつきました。しもやけとは縁がなかったですが、足の裏の皮(特に踵)が肥厚してカチカチになり、娘がそれを見てゾッとしたのか、暇をみては軽石でせっせと自分自身の踵の裏を擦っています(笑)
おはようございます。コメントありがとうございます。
あ、そう言えば、私も結婚して新築した折は、無垢材のフローリングにしましたw。
現代住宅は断熱がしっかりしている性か、しもやけとは無縁ですね。
うちの実家は祖父母が、私の父がまだ大学生の頃に建てた家で、断熱も何も恐らく
あった物ではなく(壁を剥がしてみたりはして無いですが笑)、安普請な感じで
ほんと寒いです。昔の住宅ってのは実に”酷い物”だった気は致します。
(金額次第かも知れませんが・・・)
あー裸足だと、足の裏の踵とかが肥厚してカチカチになりますか。
そう言えば私もカチカチですねw 全然気にしてなかったので因果関係を気にしたことも
無かったです。娘おりますが、そう言えば家の中でも暖かそうなスリッパ履いてます。
そう言う事かと、色々腑に落ちましたwありがとうございます。
あついめのお湯にみかんの皮と少しばかりの七味を入れて足をつけていました
でも全然治りませんでした
多分毎朝の様に校庭で朝礼が行われていたからだと思います
おはようございます。いつもコメントありがとうございます。
あ、みかんの皮と七味を入れたお湯に付ける方法があるのですね。
私も結構、冷温水付け頑張ったのですが、元の原因を除去してないからでしょうけど、
ほんとさっぱりでしたw 本文中では似非と言ってしまいましたけど、自分の経験しかないので
言い過ぎだったかもしれませんが、これほんとに効くの?って感じですよね笑。
原因を探して除去対策出来るなら、それですよね。
(鷲尾さんの場合の朝礼、私の場合の板張りの冷たい床って。)
はるさんおはようございます
つい数日前の朝日新聞に掲載されていた詩なんですが
「目が覚める/庭の紅葉が見える/昨日を思い出す/まだ生きてるんだ」とありました
その後に感謝という言葉が続くんですけどね
ダレに感謝するのか、「神に?/世界に? 宇宙に?/分からないが/感謝の念だけは残る」と
まるで辞世のように感じました
私もこの方好きでした
謹んでお悔やみ申し上げます
おはようございます。コメントありがとうございます。
誠実さとはどこから感じられるのか。
昨日、仕事中に考えてみたのですが、よく分かりませんでした笑。
”感謝”の詩ですね。
夜中にググって知ったのですが、かの有名な鉄腕アトムの主題歌も谷川俊太郎氏の作品
だったのですね。
段々と自分の知っている方が亡くなっていきます。
今年は西田敏行さんも亡くなりましたし、身内ではつい先日の伯父貴。
まあ順番なので仕方ないですが、そして今は知っている人ですが、いつかは自分の順番も。
少年老い易く、なんてほんと?みたいに若い頃は思っておりましたが、ほんともほんとでしたw
私もしもやけで泣いたくちです(^_^;)
隙間風の自宅で縁の下から吹き上げる風が畳を冷やして足は、1日中冷えぱなしでした(^_^;)
女性の家族はみんな、しもやけで苦労していました
姉は満員電車で揺れて隣のお姉さんさんにピンヒールのかかとで足の小指を踏まれた時に悶絶したみたいです(^_^;)
その話を聞いた時には想像でしもやけの指がちぎれるちゃう!と思ったことを思い出しました
唐辛子やピップエレキバンを貼ったり、色々しましたがどれも効果が無く、ただ春を待つしかなかったですね〜(^_^;)
子どもだからしもやけが出来る!とも言われて早く大人になりたいとさえ思いました
そして時が流れ生活環境もよくなり、しもやけからいつの間にか卒業していました(^o^)
はる999さん♪
朝から、しもやけの日記で子どもの頃の冬を思いださせてもらいました(^o^)
ありがとうございます(^o^)
おはようございます。いつもコメントありがとうございます。
うわー、お姉さんのピンヒールのかかとでしもやけの小指って、凄いエピソードですね。
それは悶絶します。。。
ピップエレキバン久しぶりに聞きましたw
ありましたね。まだあるのかな・・・。とググってみたらありますねw
HPに整体とか載せちゃって、大丈夫かしらあの企業ってw
生活環境の違いは、大きそうですよね。今の自分の愛知の家なんて、もう自分住んで
ないですけど(笑)、冬でも半そでTシャツで過ごせましたから、ほんとしもやけなんて
無縁ですよ。
此方こそありがとうございます(´∀`*)
しもやけ、懐かしいですね。
私も小学生の頃は足にしもやけを作って痒くて…な記憶があります。
>お風呂で冷たい水、暖かいお湯、また冷たい水、と順番に付けて治す
私の母も「これで治る」と言っていて、私も何度も試しました。
これって似非医療だったんですか😅
そう言えば効果があった覚えがありません💦
思い出したのは小学6年生のとき、放課後の教室に残っていた男子クラスメートの一人が
「足のしもやけが痒い!誰か、家庭科で使う裁縫セットの針で俺のしもやけを刺してくれ」
というので、2〜3人で羽交い締めにしながらプスプス刺して足の指のしもやけを「退治」しました。
しもやけがその後どうなったのかは知りませんが、
翌日、針を勝手に使われて血を付けられたことを知った女子(持ち主)に怒られたことは覚えています。
あの頃は放課後に子どもたちだけで勝手に残っていてOKな時代でした。
下校時刻がきっちり決まっている今では考えられませんが。
こんにちは。いつもコメントありがとうございます。
すいません、個人の定性的な経験データしかありませんので、”似非”と言いって
しまうのは言い過ぎだったかもしれません。
小6の男子クラスメートの気持ち、凄い分かる気がします。
私も、クールバスクリンにつけた時のしもやけの痒さは、ほんと尋常では無かったです。
放課後の時間ありましたね。
私も両親共働きでしたので、ほんと自由時間でした。学校中を使って鬼ごっこしたり
しておりました。
これはほんと余談ですが、覚えているのは小3だったか小4だったか、
クラス対抗で何かを発表するような機会があって、大勢で残ってB紙(と呼ばれて
おりました大きな紙:ググりましたら方言っぽいですが)に発表内容を書いておりました。
でも我々数人はその横で、責任放棄して鬼ごっこ。
B紙を飛び越えた、と思ったら着地がB紙上で、しかも滑って破いてしまい、オイオイ
みたいなことに。でも当時の私はお構いなしにまた鬼ごっこに興じ、それが許され
ましたから不思議です。
なんだか、ほんと無邪気な時代(子供時代ってそんなもの?)というか時期でした。
しもやけ、その後どうなったか気になりますね笑。
しもやけは酷くなると足の裏に🔘みたいに膨れて真ん中の黒いところが触ると針で刺したような激痛が走るんですけど🔘が大量に両足の裏全面に出て歩けなくなり母親が苦しんだことがあります。
お医者さんに行ける状況ではなく数日後にどうにか連れて行ったらなんかの塗り薬を出してくれました。
一番苦しいときに行こうとしないんだもの困っちゃいます。
こんばんは。コメントありがとうございます。
あ、しもやけってもう一段階酷くなる段階があるのですね。知りませんでした。
それは痛そうですね・・・。痒いの通り越すと痛くなるのですね。
もうひと世代前の両親あるあると言いますか、うちの父は普段気が強いですが、いざと言う時は
小心なのでさっさと医者行くのですが、うちの母もよく言えば芯が大らかと言いますか、
酷くなるまで医者行かなさそうです。歩けなくなるまでって、ほんと困りますよね。。。
紗克さんへの返信である、ここで書く内容ではないかもしれませんが、メロンパンさんの
コメントで少々反省しまして、今は寝ていたのですが、寝る前に”しもやけ”について、
発生のメカニズム、温水、冷水、温水の繰り返し治療について、など調べておりました。
(そう言えばあまり、しもやけについてなんて調べたことなかったなと反省しまして。)
結論を言うと、冷温水の繰り返し治療は、やはり効かない方法っぽかったです。
しもやけは血行の悪くなった手足の血管の壁に炎症を起こしている状態との事で、冷温水の様に
急激な温度変化には弱くてかえって悪化させる危険がある、との内容でした。
そうか、それは誰にも効かない筈だと納得でした笑。
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