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「コンフォートゾーンを抜け出せ」ってよく聞きますよね。挑戦して限界を超えようというメッセージで、これが私のキャリアや個人の成長にも大きく影響を与えてきました。でも、年齢を重ねるにつれて気づいたことがあります。それは、ずっとコンフォートゾーンの外で過ごしていると、思いがけない結果を招くことがあるってこと。例えば、燃え尽き症候群や人間関係の崩壊、さらには自分を見失うこともあります。
そして、同じくらい大切なのに見過ごされがちなのが、やっぱりコンフォートゾーンに戻ること。そこで休んだり、振り返ったり、再スタートしたりすることができるからです。今回は、楽天での経験やスタートアップを立ち上げた経験、さらには登山を通じて学んだことをシェアしたいと思います。
-レッスン1: 楽天時代?休まずに働きすぎた結果-
楽天で新規事業開発をしていたとき、私は目標を達成するために必死でした。朝6時から夜中2時、3時まで働いて、プロジェクトは自分の会社のように扱っていました。3年後には役員になりたいとか、自分のビジネスを立ち上げたいという思いで、3年間の戦略を立てたり、P&Lを管理したりしていました。
でも、その努力が成果を出す一方で、健康には大きなダメージが。私は不眠症になり、薬を使って寝るようになりました。唯一の息抜きだったのは、仕事終わりにやっていたボクシングだけでした。それが自分の「コンフォートゾーン」だったんです。
さらに、周りの上司たちも同じように働きすぎていて、私生活が崩れていく人も多かったんですね。そんな姿を見て、ふと考えました。「健康や人間関係を犠牲にしてまで、成功を追い求めるべきなのか?」と。この経験から、私は「自分を大切にすること」の重要さを学びました。
-レッスン2: スタートアップ時代?起業家の罠-
自分のビジネスを始めたとき、責任感がより強く感じられました。自分だけでなく、社員や家族のためにビジネスを成功させなければならないというプレッシャーがあったからです。だから、さらに自分を追い込んで、常に「外に出る」ことが必要だと考えていました。
健康や私生活を犠牲にしてでも成功しなきゃと思っていましたが、その結果、「内側」のコンフォートゾーンは無視していました。健康は悪化し、家族との関係もギクシャクしていました。振り返ると、外的な成功にだけ注力して、本当に大切なことを見失っていたんだなと気づきました。
このようなパターンは、起業初期の多くの人にありがちです。成功を目指すあまり、バランスを取ることを忘れてしまう。でも、私は今、真の成功はビジネスの成長だけじゃなく、健康を守り、人間関係を大切にすることだと実感しています。基盤を犠牲にしてしまうと、後からそのツケが回ってきます。
-レッスン3: 登山が教えてくれたバランス-
登山でも、挑戦と慎重さのバランスを学びました。限界に挑戦するのは魅力的ですが、準備なしに無理をすると、大きな怪我や命に関わる危険が伴います。
登山を通じて、私は自分の体調や精神状態、天候などを常に考慮するようになりました。登山だけでなく、普段の生活でも自分がどれだけコンフォートゾーンに出入りしているかを意識することが大切だと思うようになりました。
この教訓はシンプルです:成長には挑戦が必要だけど、休息や振り返りも大切にしなきゃいけないということです。
-コンフォートゾーンに戻る重要性-
「コンフォートゾーンを抜け出せ」という言葉は私たちに成長を促しますが、成長は休まないと続けられません。だからこそ、「コンフォートゾーンに戻る」ことを学ばないといけないんだと思います。それは自分をリフレッシュさせ、振り返り、再スタートを切るための時間です。
私はコンフォートゾーンにいるときは、その時間を大切に使うようにしてます:
休息する: 身体と心をリフレッシュする。
築く: 仕事でもプライベートも、しっかりと基盤を作る。
育む: 人間関係やメンタルヘルスを大切にする。
愛する: 自分自身や家族、情熱に時間を使う。
そして、定期的に自分にこう問いかけてみるといいと思います。「自分と周りの人を大切にするために、コンフォートゾーンでちゃんとケアしているかな?」
ここ最近、思いがけない出来事があるたびに、「自分の心の使い方はこれで合っているのかな?」と考えることがあります。その際、第三者の意見を求めて、ChatGPTなどのAIに尋ねることも増えてきました。
返ってくる答えはいつも「ご自身のことを大事にしてくださいね。」というもの。
「成長は休まないと続けられません。だからこそ、『コンフォートゾーンに戻る』ことを学ばないといけないんだと思います。」
頑張るばっかりでは成長できないんですね。この言葉に、改めて深く共感しました。本当にその通りだな、と感じましたので感想を残させていただきました(/ω\)
コンフォートゾーンを出て頑張ることは、人間成長において非常に大事なのですが、同時にコンフォートゾーンに定期的に戻ることも同じくらい重要だと40を超えて知りましたね。ぶち抜けた結果を出す方々(イーロンマスクさんとか有名ですね)は皆人並み外れたコンフォートゾーンの出方をしているんでしょうが、やはりどこか支障をきたしていたりする気がします。僕はそういう生き方はできないというかしたくないなと思った次第です!
kaname06さんも登山で深い気づきとかありませんか?日記に書かれたらぜひ拝読したいです!
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