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西武池袋線の東吾野駅で集合して、インストラクター1名と全受講者3名で近くの岩場に移動しました。初級となっていますが、インストラクターの方が何も問題点を指摘しない状態になったらジャンダルムも技術的には行けるレベルとのことで、「どんな難しい内容なんだ?」と緊張が走りました。笑
まずは低いところで岩場のトラバースの練習で、足をクロスしたりしながら安全かつスピーディーにトラバースできる方法を学びました。その後、同じ岩場を使って、岩から上体を離して、踵を後ろに少し傾けながらサクサク上に登っていく練習を2コースx2本やりました。どちらも初歩的ながら常に意識してできていなかったなと反省しながら、練習しました!
そして、昼休憩を挟んで、大きな岩壁に移動して、より急な岩場を登っていく練習をしました。私は身長が高いのもあって、遠くの手・足掛けを探して、置きにいく癖があって、全身に負担の大きな登り方をしていると指摘がありました。落石などのリスクも高くなるので、この点も今後常に意識して岩登りをしようと改めて思いました。
小休憩後、手・足掛りがわずかで靴の性能と手・足指先だけでツルツルの岩を登っていく練習をしました。これがめちゃくちゃ難しかったです…。一般登山道であれば間違いなく鎖やロープが設置されていそうな岩場でしたが、ああいう岩場も練習していきたいですね。
最後に、劔のカニのタテ・ヨコバイを模したコースに挑戦することに。鎖もないので少し怖かったですが、登りは問題なく登れました。ただ降りがあってせり出した岩場部分で足元がよく見えず、2回挑戦しましたが2回ともスムーズにできませんでした…。こればっかりはもっと経験を積むしかないですね。
総括して、
・足場にはクライミングゾーンをメインに接地させ、スムーズな足捌きを心がける
・岩場から上半身を離して、踵を少し下に傾けて立ち登っていく
・トラバースでは足クロスなども上手く使いながら足場を確保しながら進んでいく
・近くの手・足掛けを意識して、全身への負担を軽減していく
・手や足場の確認(例:グッ、グッと押したり、踏んだり)をしながら登らない
・出来るだけ最短距離を最小エネルギーで静かに上り下りするのを意識する
というのが主な学びでした。そこそこ費用もかかりますが、ソロで登山することが多く、登山の仕方はほとんど我流の自分。ただし、これからも登山の難易度が上がって危険度も増していくことを想定すると、このような正しい登山技術を教えていただける機会を有効に活用しながら安全第一で登山を楽しんでいけたらと思いますね!
岩登り講習の経験の共有、興味深く読ませて頂きました。
私自身は岩登りの経験があまりないのですが、総括にあります
・手や足場の確認(例:グッ、グッと押したり、踏んだり)をしながら登らない
という点が特に気になりました。
直感的には、手や足をかける候補場所に、本格的に体重をかける前に安全性を確認するためにも押したり踏んだりは必要なように思えますが、これをやらないほうが良い、というのにはどういった理由があるのか、教えて頂いてもよろしいでしょうか?
私もraweelさんと同じ考え方を持っていて、その登り方が癖になってました。インストラクターの考え方では、単純にスピードが遅くなるからやめた方が良いとのことでしたね。あと苔とか湿った所あると、その動作をすると滑ったりして危険だとも仰ってました。
色々な考え方があるのかもしれませんが、これも含めて学んだことをまずは今後の岩場登りで試していきたいなと思ってます!
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