幸(米子)

伯耆大山の最寄りの都市、米子は特急の停車駅であり大山寺行きのバスに乗り換えできる。
境港も近く大通り沿いには海鮮のお店があちこちにあるが、そんな中でも少し奥まったところにある「幸」の暖簾をくぐった。
L字のカウンターと幾つかの座敷、厨房には80過ぎというご主人。このご主人が驚くほど若々しく手際よく注文をこなしていく。あまりの手際良さにカウンター越しに見入ってしまう。
鯵のなめろうは甘味があってとても美味い。骨はパリパリに揚げてもらった。
米子名物という「鯖しゃぶ」もご提供いただいた。脂が程よく乗った薄切りの鯖を軽く出汁に浸す。鍋の中のタマネギスライスと共にポン酢で頂くのだが、コレが絶品。箸が止まらない。
お酒の種類は多くないが店名を冠した芋焼酎がとても良かった。