山道ですれ違う時、ドキドキしてしまう。
教わったルールは
「のぼりの方を優先する。その時、下る方は山側に避ける。なぜかというと、登ってくる方は足元を見て、下ってくる人間が目に入りにくいことが多いからで、谷側に避けないのは滑落の危険があるからだ」
だが、一度、下っている途中で、登ってくる年配の男性に道を譲ったら、舌打ちをされて、すれ違いざまにザックで押されたことがある。疲れて気がたっていたのか、私の待ち方がよくなかったのか、分からない。どうにか体勢を整えたが、あまりのことに、ぼーぜんとしているうちに、男性は視界から消えていった。
その後、頭の中は、そのことでいっぱいで、景色も花も目に入らなかった。「あの男性は、家庭では奥さんに頭があがらなくて、仕事もできないから女性社員にバカにされているんだ」などという想像で、うさ晴らしながら歩くことになった。
下界で、人に聞いたり、本で調べたりすると、いろいろな意見があることが分かった。
・道が広い所ですれ違えるようにする
・「お先にどうぞ」などと声を掛け合う
・登ってくる人が疲れているような場合は、慌てて登らせるより、休ませた方がいいから、下る人が優先の方がいい
...
どれも、もっともな意見で、結局、山道で反対側から人が来ると、やっぱり、どうしていいか分からなくて、身が硬くなるのだ。そうすると、すれ違いもうまくいかない。悪循環だ…
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日記
登山道ですれ違う時
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