昨日(10月24日) 笠取山へ行って来ました。 作場平からスタートし一休坂(一休十文字)を6時に通過、少し登った辺りでクマに遭遇しました(6時4分)。 場所は道幅2メートル以上あり、左斜面が少し高くずっと笹薮が続く明るくゆるい登り道です
クマ鈴を付け、道が曲がって見通しの悪い場所では威勢良く笛を吹きながら歩いて来ましたが、この辺りで丁度右下遠くでシカの鳴き声がして、『シカが鳴くくらいだからクマは近くにはいないだろう』(大きな勘違いでしたが) なんて思いながら歩くと、左斜め上前方の笹薮で黒い物がガサガサ動いたのが見え、グォーって笹薮から飛び出して、10メートルもない距離をこちらに向かって駆け下りてきました
まだ若いクマで、今年鳳凰三山の帰りに見た個体と同じくらいの大きさ、丸まるとした大型犬位の大きさで、然程迫力は無く『えっ!来るんかいっ!』 という感じ、小生は身構え数歩後ずさりし、大声で威嚇しながらストックで数回突くと藪の中へ消えて行きました、実害はありません。 こちらは怖さもあり『もう出てくんな!』って感じで消えて行った笹薮の方へなおも怒鳴り続けました
我が家のご近所さんの秋田犬の方が引っ越してきた当初は牙を向き出して吠えるので迫力があって怖かった気がします
まだ若いこのクマは多分寝起きで、突然近くに変なのが現れどうして良いのか分からず取りあえず向かってきたのではと勝手に思っています
もっと小さな子熊の場合は近くに母熊がいて危なかった気もしますが、逆に母熊が一緒ならもっと前に小生の気配を感じて離れてくれたのでは...と考えたり...
まあ今回はこれで済んで良しとして、新しいクマ鈴をポチりました
例によって笠取山の山行記録はまだですし、日記に書こうと思いながら何ヶ月も経ってしまった件も有りますが、とりあえずこの件アップします
ご無事で何よりです
ストックの有用性は熊対策にあるのでは?と最近思う様になりました
咄嗟に熊スプレーを取り出して、至近距離で風向きも考慮しながら吹きかけるのは高度なテクニックが必要ですが、ストックなら直ぐ体温出来ますからね
先日の山行で、地元の方から熊に気をつけてと言われて、登山口の杖を見てその言葉を思い出し、最後まで杖を突いて歩きました
(熊スプレーは持ってますが、低山だからと持参していませんでした)
今回のクマさんには 「こいつには負けん」 とストックで対応出来ましたが、これも状況によると思います
確かに熊スプレーは効果ありそうですね、咄嗟に使えるよう練習・準備が必要そうですが
先ずは 「山におやじ(クマ)はいるもの」 と考えて距離を保ち、近づけないような工夫からでしょうか。
渓流釣りで山奥へ入る方は熊対策に運動会で使うようなピストルをパンパン撃つそうです
しかし最近話題のアーバンベアには音での対策は効果ないかもしれませんね...
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