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登山予定が叶わず、翌日の登頂に賭ける。
そして翌日。空は曇天、風も強いが
時たま青空も見えるので登山決行となった。
色々な媒体で男体山は1合目からキツいと
聞いていたので、前日の夕食から調整に入る
スタート。
1歩目からキツい。重い足を上げて
石段上がって熊笹のエリアに…
あれ?足が上がらない、なんか気持ち悪い。
朝食も赤飯食べたしアミノバイタルも
前日から飲んでる。なのに何故?
身体が全く動かず、何度も立ち止まり
耐えきれずにその場に座り込む。
大幅に時間をロスして3合目到着。
まだ調子が悪い。俺ってこんなに虚弱?
重い身体を引き摺って歩く
4合目からの登り、岩がどんどん大きくなる
前日の雨でぬかるみ、木の根が滑る
身体はやっとエンジンかかってきた。
山はガスっていて何も見えない
ただ、霞の向こうに高度は感じた
左膝に違和感。
今朝の何でもない動きで一瞬感じた違和感を
頭の片隅に押し込んでいたが、歩くたびに
違和感が確信に変わる
7合目の小休止。
やはり足を痛めている
このまま登る事も出来る、
でも下れるだろうか?
いつも見ていた山に登ってみたいと願い
そして今、その山にいる。仲間も登坂中だ
全員で頂上を目指す事が大事だと言い聞かせ
歩みを進める
8合目
いや、違う。
本当に大事なのは『ちゃんと帰ること』だ
岩に取り付きながらずっと考えていた答え。
しっかり自分で導き出せた
これが今回1番の学びだ
事情を説明し、仲間たちに下山を宣言
みなストレートに納得してくれた
男体山の麓で食べた湯葉ソフトで
甘さと悔しさを噛みしめた。
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