自家製のお茶、ドクダミ茶、ヨモギ茶

私の自宅にお茶の木がたくさんあります。30年ほど前までは祖父と父とが率先して家族でお茶を収穫し、近くのお茶屋の加工をしている農家の人の家に持ち込んで加工してもらい飲んでいました。その時は大きなハサミで刈り取って、ある程度の量を収穫していました。手間もかかるし、加工代も意外と高いので、祖父が亡くなった頃から次第に収穫作業をしなくなりました。生け垣として畑の周囲に植えてあるのでそれなりに役には立っていますが、伸びる枝の剪定をしないとダメで、手間ばかりかかります。で、数年前から手で摘めるだけ収穫し、電子レンジとホットプレートで製茶して飲むようにしています。

少し頑張れば生茶葉で1000ｇほど収穫できます。それを洗って電子レンジで数分加熱し、外で干してある程度水分を飛ばし、少し湿っている状態の葉をホットプレートで加熱しながら手で揉みカラカラに乾燥させるとお茶ができます。加熱中は部屋中にお茶のいい香りが漂います。
保存の際は湿気に気を付けないとカビてしまうので、自分は冷凍保存しています。お茶にしろドクダミ茶にしろヨモギ茶にしろ、出来るだけ早く使い切るのがポイントです。おいしく頂くには夏が終わるまでに使い切るのがいいみたいです。

で、少し早いですが今年も作ってみました。写真は100円均一で買ってきたネットで電子レンジ加熱後のお茶の水分をある程度飛ばしている状態です。できるだけ陰干しがいいのですが、時間がかかるのでネットの中で撹拌しながら天日干します。

ドクダミ茶も作りました。本当は花が咲いてから刈り取りをするのがいいのですが、梅雨の時期と重なるので、少し早めが上手くできます。根本付近から刈り取り、よく水洗いし、天日で乾燥させ、ホットプレートで加熱します。加熱する事で味と風味がまろやかになり、長く加熱すればするほど、独特の臭みは和らぎます。夏に喉が乾いている時には冷やしたドクダミ茶がとてもおいしく感じられます。写真はざっと広げて天日干ししているところで500本あります。

で最後にヨモギ茶も作りました。畑や庭の隅に生えてきて困る雑草ですが有効活用します。これも20センチほどの小さい時の方が葉も綺麗ですし、汚れも少なく手早く加工できます。水洗いして天日干しし、最後はフライパンで加熱してお茶にします。自分は意外とこのヨモギ茶の味が好きです。加熱しないと苦くて飲めませんがｗ

ドクダミ茶とヨモギ茶は好き嫌いが大きいので量や加熱時間を工夫するとおいしく飲めるかもしれません。味はともかく体には良さそうです(^^)まだ山に持っていったことがありませんが、今度持っていこうと思います。