Cyrusher Sonderは油圧ディスクブレーキが装備されている。このブレーキは強力で信頼できる。
ただ、購入初期から気になる症状が二つあった。しかし以下のような経緯の後、今はどちらも解消している。
【ブレーキの効き方の回転ムラ】
ブレーキの効き方が、タイヤ回転のある角度で強く、反対の場所で弱い。ブレーキディスクに厚みムラがあるようにも、摩擦係数が偏っているようにも思えた。この現象は前輪で顕著で、後輪でも弱く起きていた。
Cyrusher Japanにチャットで質問したところ、「正常です」との回答。う〜む な回答だったが、おそらく数百キロメートル走行すれば改善するだろうと思って様子を見ることにした。結局、600kmほど走行後にこの現象は解消した。いまはスムーズな効き心地になった。
【ブレーキパッドの引きずり】
100kmくらい走行後からだろうか、走行時に前輪付近で何かがこすっている音がするようになった。静止時にタイヤを持ち上げて前輪を空回りさせても、その音はしないので、何がこすれているのかわからなかった。
結局、ブレーキバッドがブレーキディスクに擦れていたのが原因だった。ブレーキキャリパーの位置を調整しなおすことで解消した。
ブレーキキャリパーの位置の調整の仕方は、以下のYouTube動画(古賀修三のじてんしゃ学園)にわかりやすく説明されている(Cyrusher社の別の自転車の動画です。)
https://www.youtube.com/watch?v=Eqmoq5bxn1Q&t=2085s
この動画の34分24秒くらいから、調整法が実演されている(古賀修三さん、感謝です)。
手順を簡単に書くと、
・ブレーキキャリパーの上下2か所の固定ねじを緩める
・ブレーキレバーを握って、ブレーキパッドがディスクを挟み込んだ状態にする。これで、キャリパーの位置が中央に来る。
・ブレーキレバーを握ったまま上下の固定ねじを慎重に締める
こうすることで、パッドとディスクの間の両側の隙間が均等に開くので、バッドの引きずりが解消する。
この調整をして摩擦音が解消したので、結果として音の原因がブレーキにあったと分かった。
ただ、よく見るとまだディスク両側の隙間に偏りがあったので、もう一度調整しなおした。固定ねじを締めるときに、キャリパーの位置が中央点から動かないように、慎重に締めることがコツのようだ。
このブレーキ調整が改善すると、摩擦音が解消しただけでなく、ブレーキレバーを握った時の感触が格段に良くなった(気がした)。
そのほかのSonderのメンテナンスについては、また別の機会に・・・。
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