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結果は、、、、、GOOD!!
先日、ガソリンストーブ+シェラカップでご飯を炊きましたが、それより美味しく炊けました。アルコールストーブも火力は調整できませんが、それほど大きな火力でないためお焦げもできずに(^_^)/。
アルコールは缶に入れて火をつけるだけで燃える訳ですが、みんないろいろと工夫をして作られているようです。
■アルコールストーブの作成
まずいろいろとググりました。トランギアと同様のオープンジェットのタイプがたくさん見つかりました。あまりにもヒットしたので先ずは今回の選択からはずしました(^^ゞ。
「TETK」さんのパイプレスストーブを試そうかと思いましたが、パイプレスストーブと同様の毛細管現象の効果と加圧効果も見込めそうな「りるびわ〜くす」さんのグルーブストーブ(?)を試してみようと。こちらの方が簡単に試せそうだったため。
ご飯を炊くためにはある程度のアルコール容量が必要だと判断し、まずは350mlのアルミ缶を半分くらいに切り100mlのアルコールを燃焼させてみました。約20分燃え続け(^_^)/。
この結果より6cm高くらいあれば大丈夫かと判断です。以下が私が今回作成したアルコールストーブの作成概要です。けど、見よう見まねで適当です(^^ゞ。
1.準備
350mlアルミ缶、ハサミ、メジャー、ガムテープ、新聞紙、マジック。
これだけです(^^ゞ。
2.カット(ハサミ、ガムテープ、新聞紙)
底付きの筒と空洞の筒を切り出しました。
底付きの筒が外側で空洞の筒が内側となります。
皆さんは高さを出すためにいろいろな工夫をされていますが、
私はガムテープを巻いてそれを目安にハサミのみで切り出しました。
(意外と簡単です。)
机には新聞紙を敷いておくことは必須です。(アルミ屑が出るため)
3.折り目(メジャー、マジック、机の角)
内側に重ねる筒に毛細管現象の効果を出すために折り目を付けます。
これがパイプの替りとなると訳かな。
350mlアルミ缶の外周は21cmだったため、1.5cm毎にマジックで
印を付け、机の角で少しずつ谷折りします。(折り目は14ヶ所)
4.組立て(使用は手のみ)
重ねるだけです。
厳密に計った訳ではなくガムテープでサイズを決めただけですが
都合よく、内側が2〜3mm程飛び出した状態でできました(^_^)/。
5.燃焼試験
燃焼が分かるように夜中に点火しました。(写真1)
100mlをアルミ缶に入れて燃焼させたところ20分程燃えましたが
コッヘルを乗せると40分間燃焼しました。
(真ん中のゆらりゆらりとした燃焼がないからだと思います。)
900mlのコッヘルですとコッヘルの下部の円周に炎が行き渡り、
熱伝導がよくないチタンのコッヘルに丁度良いと思いました(^_^)/。
(写真1下)
なお、500mlの水は5〜10分程で沸きました。
(正確に時間を計りませんでした(^^ゞ)
(燃焼中に3回は沸騰させましたのでそれからの逆算です(^^ゞ)
炎は意外と勢いよく最後まで弱くなることなく燃え続けました。
(内側の缶が届いていない底部分にアルコールは残りました。)
今回作成したアルコールストーブは、コッヘルでストーブを蓋をしている状態となっていますので熱による加圧もあると思いましたが、途中でコッヘルを持ち上げてもコッヘルを置いた瞬間にまた同じように燃え続けましたので毛細管現象の効果も大きいのかも。
使い勝手としてはとっても良いと思いました。ゴトクもなしで使えましたし。問題は消火できないので消えるまで燃やし続けることくらい。結果、実用でも使えそうです。
今回、とっても〜とっても〜楽しめましたし、また何か作ろうかと思っています。いろいろな自作アルコールストーブをWeb公開して頂いている方々にこの場をかりて感謝の意を示します。
今度はトーチ式でも考えてみようかと。。。
■自作アルストでの炊飯〜
私の実践した炊飯は以下です。ご参考まで。
1.準備
お米0.5合程をといてお水に30分程ねかせました。
お水にねかせると0.5合以上に見えますが(^^ゞ。(写真2)
ここまではジャーでの炊飯と同じです。
2.炊飯
お水はシェラカップの9分目まで入れました。
ぐつぐつなるまで5分程。
(ガソリンストーブの時は1分程でした。)
その後、軽くかき回し。
ちょうど10分後、ストーブから降ろしました。(写真3左側)
(ガソリンストーブの時は約6分後でした。)
ストーブから降ろしたのは少し芯がありましたが
水も少なくなりこのくらいかなと言う判断です。
なお、100ml入れたアルコールはほとんど減っておらず、
多分30ml程で問題ないと思います。
3.蒸らし
ストーブから降ろしたら12cmのコッヘルの蓋を乗せておきました。
炊いている時にかき回していますしコッヘルを乗せただけなので
蒸気もないし圧力もない状態での蒸らしです(^^ゞ。
15分経過・・・コッヘルの蓋は水蒸気でいっぱいに。
ご飯も見た限り美味しそうなご飯です。(写真3右側)
4.試食
お米の芯もなく上出来きのご飯でした。
焦げつきもなしです。
今回もベランダ炊飯でしたが、今度は山で炊飯して見ようかと。
h-asaoさん、こんばんわ。
自作アルストを使って、シェラカップでご飯炊ければ、もうプロフェッショナルの域ですね。アルコールの消費量はご飯が炊ける時間から逆算して最初から燃料の量を〇mmとしておけば、銭の取れるアルストになりそうです。個人的にはシェラカップに蓋をして、圧力がかけられるような仕組みを考えたいところです。そうすれば、3000m級の稜線でも使えますから。
s-katayamaさん。こんにちは。コメント有難うございます。
私は標高27m程の自宅マンションでしか試していませんが、3,000m級の稜線となりますと気圧の加減でやはりうまくいかない訳ですね。冬山も無理かな。
そう考えてみるとアルコールストーブのメリットって軽量化だけかも知れない。けど、低山でお湯沸しなら十分活躍しそうです。
シェラカップ炊飯も現状で満足せず更においしく炊けるように頑張ります。
また、何かありましたらいろいろ教えて下さい。
h-asao さん、たびたびのコメントですみません。
3000mの標高では気圧が低いため、普通にご飯を炊くと芯が残ります。
(いわゆるごっちんめしといわれるあれです)
ですから、炊くときは圧力をかけ、20-30分ゆっくりとぐつぐつ炊けるように水分量もやや多めにします。ですから火加減も最初からごく弱めですね。
冬場はむしろガスストーブより火力が安定しますから、むしろ冬向きだと思います。
過去の日記にその辺の記録もとってますので、よろしければご参考ください。
http://www.yamareco.com/modules/diary/125318-detail-85145
h-asao さんの記事に触発されて、今日は自前のアルコールストーブ(購入したものですが)のテストレコをあげました。(日記のほうです)
s-katayamaさん、コメントありがとうございます。
高山ですとごっちんめしですかぁ。逆にごっちんめしを楽しんでみたくなりました(^^ゞ。
日記の紹介もありがとうございます。後程ゆっくり拝見させて頂きます。
ご紹介頂きました。
LBWこと、りるびわ〜くすです。
最後の燃え残りは紙を挟むか、
内壁の一部を底まで伸ばすか、
折り方を変えるかすれば解決します。
アルコールストーブは色々楽しめますので、
色々とお試し下さい。
何かご質問ございましたら、
遠慮なくお尋ね下さい。
はじめまして。LBWさん。
ご本人さまから連絡を頂き、驚いていると言うか、勝手にいろいろ試していろいろ書いて恐縮してます。良いものを紹介して頂き有難うございました。
山ではアルコールを捨てるわけにはいきませんので、最後はコッヘルを降ろして燃やして余韻を楽しもうと思っていました。まぁそうですね、ジッポーライターのウィックを垂らしておくのも良いかも知れないと今思いました。
なんだかLBWさんからコメントを頂けとって喜んでおります。有難うございました。
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