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登山開始時の気温は19度でベスト。
今回は、ガイド付きのツアーで参加。
28人の参加でスタート。
道中、ガイドさんと会話しながら「10日は酷かったよ。今回の予報は微妙なんですが今の所、大丈夫かな?」とのことで、五合目は曇時々晴れで山頂は雲がかっていたが風もなく心地よい天候。
6合目までは、曇時々雨だったがレインウェアを出すほどでもなく7合目へ突入。
8合目に入る手前で雲が切れだし、ガイドさんも「これなら大丈夫。このまま維持してくれたら登りの風景も見れ夕日も見れる感じかな?明日のご来光まで持てば言う事無し」と息が切れながらも笑いながら山行を続けた。
今から思えば、楽しかったのはここまで。
ここから、富士山の風&雨に見舞われた。
おかげで、休憩からヤマレコの「再開」を押したつもりが押しておらずルート途中で途切れてしまった。
また、ここから高山病の手前なのか息切れが止まらず時々よろけてしまう始末。
んー?って感じながら、何か会話したら気が紛れるかもと嫁に声かけるがレインウェアのフードで聞こえていないのか返事なし。
私も、フードで嫁の鈴の音が聞こえづらく気がついたら間隔が結構空いてる状況にいやーな不安の中、何とか今回宿泊の富士山ホテルに到着。
ここでガイドさんから事前の説明があり、「ホテルに入る前にはポールを収納し、ザックを下ろしてから食事。食事もなるべく早く済ませて、終わったらすぐ出て別館への誘導案内を受けるように」との事で、食事が終わってホッとするまもなく再び雨の外で案内を待つ事に。
5分ほどで、同じ様に食事を終えたツアー方が4-5名が来られたタイミングで寝床へ案内された。
最初の予定では、1-2時間食事を楽しみながらゆっくりの想定だったが、食事終了→すぐ寝るだったので戸惑った。一瞬、高校の寮時代を思い出すほどだった。
前情報でアイマスクと耳栓を購入していたが、慣れない耳栓で寝付けず、やっとの思いでうとうとしていると、次の団体の到着で起きてしまった。
また、風雨の音もひどく明日が心配に。
様子を見に、外に出ると雨と霧で星どころでは無く足早に撤退。
雨風に加え、寒さも酷い。ダウンパンツとウルトラライトダウンで少し寒く、動いていたとしても濡れて山頂でのご来光待ちが酷く心配になった。
そうこうしているうちに、ガイドさんから起床の呼び出し。ここで、「山頂は非常に荒れ模様。このまま8合目に残った方がご来光は見れる可能性が高い。山頂まで行くか多数決する。」との事。
私は、まるで二日酔いの様な頭痛とむくみが酷く嫁と相談した結果、居残りに手を挙げた。
結果、12組中3組が居残りに手を挙げ、多数決は登ることに決定。
私も登る用意していると、ガイドさんから〇〇さんは残るんじゃ?
嫁と顔を見合わせていたら「居残りの方が、ご来光見れる確率高いですよ。」とのコメントになし崩し的に居残りへ。
ここで、これは後に引きずるから行ったほうがいいのでは?と一瞬考えるも最近この判断力が遅く自分でも嫌になる。
みんなのテキパキ準備しているのに、あー、どうしょうと考えてる間に一瞬で居残り決定。案の定、後で心残りする事に。
しかし、嫁さん曰く「この時の顔のむくみは心配になるぐらい酷かった」との事で。ガイドさんもその酷い顔を見て心配してくれたのだろうと考える事に。
話を戻して、居残り組は私たち含め4組7名となった。
そのうち1人の方が、5時ぐらいに下山しませんか?と声をかけて頂き7名一組となり下山開始。
ご来光は真っ白な霧の中の、形も分からなった。
下山ルートは思いの外、下りやすく3時間ほどで完了。
ゲイターを履くほど砂ぼこりも舞わず。
下りながら、「あー、ゲイターも無駄金やったなー。んー、そういや、ポールもほんまに金剛棒で良かったのでは?」などネガティブ満載で富士山リベンジどうする?と考えてる私から皆さんへ1点ほど教えて欲しい事が。
山小屋ではあまり食事を楽しめないのでしょうか?
今回の富士山ホテルが独自なのか、食堂であまり食事を楽しんでる方はいなくベットも飲食禁止との事。富士山ではあまり食事や宿泊自体は望み薄なのか教えて欲しいです。
初めてのガイド付きツアーは安心度◎、自由度✖でした。
安心度は、起床時間やルートの道迷いポイントを教えてくれたりバッチリでしたが、当然、団体でのペース配分は取りたい時に取れない=バテる前に取りにくい。山小屋での欲しいものが見れないなどの自由度はかなり低いです。嫁の意見は、やはり私とのバカなやりとりが、周りに聞こえたら恥ずかしいとの意見も。私も、登山は日頃のそういった人とのしがらみを捨てて自然に触れ合える事が一番の魅力なのでその意味でなく、最初の富士山は、ガイドを付けるのもいいと思いますが、次回からは無しでも良いかなと考えています。
ガイドさんとの相性も有りますしね。
富士山の魅力は残念ながら0点です。
風景→0点。
これは天気なので仕方が無いですが、やはり夕焼けなのか、夜空なのか、河口湖なのか何でもいいから一つは見せて欲しかったかな。
宿泊施設→0点。
せめて食事を楽しむ余裕が欲しかった。また、夜にジュースを買いに行ったがあまり対応も良くなく0点。
山全体の雰囲気→0点。
とにかく外国人が多い。
特に中国人(中華圏)が多く、大きい声でのやりとりを聞いた時は何年か前に仕事で行った台湾の方が静かなぐらい。
自然の静かな日本の旅情を求める人はしんどいと思う。
ガイドさんの話では、平日はほとんど日本人いないとのことだったので私にしてみると、平日はもっと厳しそう。
リラックス度→0点。
そもそも、団体行動なので自由度無し。
宿泊施設も、お風呂などもは無い。
これを挽回できるのは風景ということになるのだか、風景=天気なので、それはなんともしがたい。
今まで、富士山トレーニングを名目に頑張ってきたがそもそも山登りが好きなのか?いや、八経ヶ岳や日出ヶ岳の時は結構、風景や雰囲気に癒やされた。結局、富士山山頂には行っていないので今後の気になるのはなど、爆睡している嫁を横に、久々のバスツアーで帰りの時間を持て余していた時に書いた山行記録です。
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