「山を渡る」の5巻が出るのはかなり先だろうな~ってことで、買ってみた。
該当するのは「停滞女子」「北進」の二編。
確かに加賀っち、イリマー、南部ちゃんに似た子たちが主人公だ(カバーの右側の3人)。
「山を渡る」の三人娘と仮定すると、
・加賀っち:リーダー格になった
・イリマー:方言が抜けた
・南部ちゃん:眼鏡からコンタクトに?なった
「卒業旅行」という台詞があるので「山を渡る」の数年後の話、と想像することもできる。
自分達だけでテン泊して縦走できるようになったんだね…(しみじみ)。
どちらも面白かったが、わからないのが「停滞女子」最後のコマの加賀っちの「ハィい?」という台詞の意味。
・山小屋の親父のとぼけた言葉に驚いた(でもタイミング的に遅すぎる)
・振り返ったら立松さんが帽子を手に持って振っていた、そしたらハゲていた(そんな伏線ないよな…。)
・立松さんが帽子を取ったら本当に中にxxxが貼ってあった(視認できる距離じゃない)
うーんわからない😟
…わかる方がいたら、コメントで教えてください。
他の短編はさわやかな話、少し重い話、コメディとバラエティ豊か。
表題作の「スナップガール」は印象が薄い。
今ほど絵は完成されていないが、どれも話が練られていてまとまっている。
読後に思ったのは「この作者(空木哲生)は何者なのだろう?」
1960年代が舞台の話の描写に違和感がないのを見るとそこそこの歳の人なのか?と思うが、今の「山を渡る」を読むとSNSやアプリの入れ込み方や大学生の生活描写が自然で、違和感を感じない。
これから大化けする人かも。
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