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関東

妙亀塚(みょうきづか)

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東京都

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関東 2025年03月01日仕事終わってからのトレーニング（浅草近辺）

妙亀塚。梅若伝説にちなむもので、ここは梅若の母親が隅田川岸で梅若の死を知らされ髪を下ろし妙亀尼と称し仏門に入ったという。

関東 2023年08月03日鎌倉街道下道（大手町～堀切）

基本情報

場所	北緯35度43分31秒, 東経139度48分19秒

カシミール3D

【　妙亀塚（都指定旧跡）
台東区橋場一丁目二十八番三号

この妙亀塚のある地はかつては浅茅ヶ原と呼ばれた原野で、近くを奥州街道が通じていた。
　妙亀塚は「梅若伝説」にちなんだ名称である。「梅若伝説」とは平安時代、吉田少将惟房の子梅若が、信夫藤太という人買いにさらわれ、奥州へつれて行かれる途中、重い病にかかりこの地に捨てられ世を去った。我が子を探し求めてこの地まできた母親は、隅田川岸で里人から梅若の死を知らされ、髪をおろして妙亀尼と称し庵をむすんだ、という説話である。謡曲「隅田川」はこの伝説をもとにしている。
　塚の上には板碑が祀られている。この板碑には「弘安十一年戊子五月二十二日孝子敬白」と刻まれており、区内でも古いものである。しかし妙亀塚と板碑の関係は、明らかではない。
　なお隅田川の対岸、木母寺（墨田区堤通）境内には梅若にちなむ梅若塚（都旧跡）があり、この妙亀塚と相対するものと考えられている。

平成十五年三月
台東区教育委員会　】