記録ID: 6402154
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ハイキング
関東
第一回鎌倉街道下道ウォーキング（亀有〜浅草）
2024年01月27日(土) [日帰り]
東京都
simtak
その他5人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:09
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 5m
- 下り
- 1m
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| 過去天気図（気象庁） | 2024年01月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
この区間、自転車の通行が多いように感じました。特に歩道では後ろから来る自転車に注意して下さい |
写真
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環七通りから中川堤へ。対岸に見えるのは西念寺。昔はこの辺りに渡しがあったようだ
境内にある承応4年(1655)造立の二十一仏庚申塔は、中世の21仏板碑から近世の庚申塔にうつる頃の貴重なものだとか
環七通りを渡って宝持院へ。天養2年(1145)の開山で国府台合戦時に葛西城ともに戦火にかかった歴史を持つ
本堂前には松浦河内守信正の墓碑。信正は寛延元年(1748)長崎奉行に任じられた幕府の要人
水戸街道を渡り、御殿山公園へ。ここは葛西城跡の一角で北条時頼に仕えた鎌倉中期の武士・青砥藤綱の居城地といわれ、青砥藤綱城跡の碑がある
1/27 10:56
水戸街道を渡り、御殿山公園へ。ここは葛西城跡の一角で北条時頼に仕えた鎌倉中期の武士・青砥藤綱の居城地といわれ、青砥藤綱城跡の碑がある
公園東の青砥神社へ立寄り。かつて白髭・諏訪・稲荷の三社明神社と呼ばれたが、明治以降近隣の5社を合祀。現在は青砥藤綱神社も合祀し9柱の神を祀っている
1/27 11:03
公園東の青砥神社へ立寄り。かつて白髭・諏訪・稲荷の三社明神社と呼ばれたが、明治以降近隣の5社を合祀。現在は青砥藤綱神社も合祀し9柱の神を祀っている
旧街道は水戸街道の一本西側の道を南下しているが、誤って東側を下ってしまったため、フラワー通りで旧街道に復帰
途中、路地裏に小さな宝町八幡神社。創建は不詳だが、宝木塚村の開村時に鎮守社として創建したとか
旧街道はここから斜め右のラッキー通りに入るが、昼食場所を探して堀切菖蒲園駅方向に直進
昼食後、旧街道に戻り、堀切小橋で綾瀬川を渡り、さらに堀切橋で荒川を渡る
堀切橋西詰から荒川右岸を下り、堀切駅先の跨線橋を渡って線路沿いの道を南下
墨田川七福神の案内に従い右に折れると多聞院に着く。茅葺の山門は享保3年(1716)以前のものと云われ、墨田区内最古の建造物とか
1/27 13:04
墨田川七福神の案内に従い右に折れると多聞院に着く。茅葺の山門は享保3年(1716)以前のものと云われ、墨田区内最古の建造物とか
山門裏には東京大空襲で被災した浅草国際劇場の鉄骨や戦災の証言者として西日暮里で発掘された炭化した木が並べられている
本堂右手前には正徳3年(1713)から享保元年(1716)に造られたという六地蔵が並ぶ
本堂左手の墓地入り口前には「映画人の墓碑」があり、裏には日本映画の発展に尽くされた多くの映画人の名が刻まれていた
墨田川東岸に建てられた約1.1Kmにおよぶ都営白髭東アパートを若梅門で抜けて東白髭公園へ
公園西側に建つ木母寺へ。木母寺は貞元2年(977)に梅若丸の供養のために建てられた念仏堂が起源。文治5年(1189)に奥州遠征途中の源頼朝も参拝したようだ
1/27 13:40
公園西側に建つ木母寺へ。木母寺は貞元2年(977)に梅若丸の供養のために建てられた念仏堂が起源。文治5年(1189)に奥州遠征途中の源頼朝も参拝したようだ
ガラス張りの建物の中に梅若堂。このお堂は梅若丸の母・班女(妙亀大明)が梅若丸の死を悼んで墓の傍らに建てたものだという
梅若塚は、貞元元年（976）梅若丸が亡くなった場所に僧の忠円阿闍梨が柳の木を植えて供養した塚で、能や歌舞伎・浄瑠璃等における文化的旧跡ともなっているとか
1/27 13:42
梅若塚は、貞元元年（976）梅若丸が亡くなった場所に僧の忠円阿闍梨が柳の木を植えて供養した塚で、能や歌舞伎・浄瑠璃等における文化的旧跡ともなっているとか
木母寺の南、川沿いにある墨田川神社。鳥居裏の白梅が見頃を迎えていた
墨田川神社の創建は不詳だが、源頼朝が創建したと伝えられるとか。本殿の灯籠前には狛犬ならぬ狛亀が並んでいます。赤い襟巻、見えますか？
1/27 13:54
墨田川神社の創建は不詳だが、源頼朝が創建したと伝えられるとか。本殿の灯籠前には狛犬ならぬ狛亀が並んでいます。赤い襟巻、見えますか？
白髭橋西詰には「橋場の渡し」と「対鴎荘跡」の説明板が並ぶ。後ろでは護岸の草刈り中
上流側には石浜神社。また、この辺りは室町時代中頃に武蔵千葉氏の居城であった石浜城跡の候補地のひとつとも云われている
石浜神社は神亀元年（724）の創建。奥州征討の折、源頼朝が戦勝を祈願し、また元寇の際に朝廷は鎌倉幕府7代将軍・惟康親王を勅使として戦勝を祈願させたとか
1/27 14:18
石浜神社は神亀元年（724）の創建。奥州征討の折、源頼朝が戦勝を祈願し、また元寇の際に朝廷は鎌倉幕府7代将軍・惟康親王を勅使として戦勝を祈願させたとか
白髭橋西詰下流側には「明治天皇行幸対鴎荘遺跡」の碑が建っている。対鴎荘は明治の政治家三条実美の別荘
墓地は塀に囲まれ鉄扉で閉ざされて見えたが、鉄扉を開けて中に入り直接墓参りすることができる
旧街道に平行した道をそのまま南下すると「お化け地蔵」に着く。享保6年(1721)の建立で、かつて被っていた笠が向きを変えたなどの言い伝えがある
1/27 14:41
旧街道に平行した道をそのまま南下すると「お化け地蔵」に着く。享保6年(1721)の建立で、かつて被っていた笠が向きを変えたなどの言い伝えがある
さらに南には妙亀塚。平行盛の愛妾初衣の娘班女はわが子梅若の死を知り、悲しみがつのり鏡ヶ池に入水自殺。そこに建てられたのが妙亀塚だという。
1/27 14:49
さらに南には妙亀塚。平行盛の愛妾初衣の娘班女はわが子梅若の死を知り、悲しみがつのり鏡ヶ池に入水自殺。そこに建てられたのが妙亀塚だという。
今戸神社は、康平6年(1063)源頼義・義家親子が奥州討伐の折、京都の石清水八幡宮を当地に勧進し創建したもの
招き猫発祥の地のひとつとも云われているが、歴史的な根拠はなく、縁結びと結びつけられたもののようだ
道路を挟んだ墨田公園には、山谷堀最下流の今戸橋跡がある。現存の欄干は大正15年(1926)のもので、山谷堀は昭和62年(1987)に埋め立てられている
1/27 15:19
道路を挟んだ墨田公園には、山谷堀最下流の今戸橋跡がある。現存の欄干は大正15年(1926)のもので、山谷堀は昭和62年(1987)に埋め立てられている
少し公園奥に入ると「竹屋の渡し跡」の碑も。その名は船宿竹屋からとったもので、文政年間(1818~1830)から昭和3年(1928)の言問橋架設まで続いていたようだ
1/27 15:22
少し公園奥に入ると「竹屋の渡し跡」の碑も。その名は船宿竹屋からとったもので、文政年間(1818~1830)から昭和3年(1928)の言問橋架設まで続いていたようだ
再び道を渡って浅草寺の支院のひとつ待乳山聖天へ。大根は心身を清浄にし、聖天さまのご供養に欠かせないお供物として多くの参拝者が大根を奉納している
1/27 15:26
再び道を渡って浅草寺の支院のひとつ待乳山聖天へ。大根は心身を清浄にし、聖天さまのご供養に欠かせないお供物として多くの参拝者が大根を奉納している
本堂左横には天明元年(1781)造立の銅造宝篋印塔ある。銅造の宝篋印塔は全国でも珍しく、造立当初からほぼ完全な形で遺された台東区内では唯一のもの
1/27 15:30
本堂左横には天明元年(1781)造立の銅造宝篋印塔ある。銅造の宝篋印塔は全国でも珍しく、造立当初からほぼ完全な形で遺された台東区内では唯一のもの
言問橋の向こうにはスカイツリーが美しい姿を見せている。高さ634mは高尾山の599.3mよりも高いがそう見えないのが不思議だ
言問通りを西に入ると猿楽町の町名由来案内が。天保12年(1841)天保改革の一環としてこの地に芝居小屋が集められ、江戸芝居の始祖・猿楽勘三郎の名をとったとか
1/27 15:39
言問通りを西に入ると猿楽町の町名由来案内が。天保12年(1841)天保改革の一環としてこの地に芝居小屋が集められ、江戸芝居の始祖・猿楽勘三郎の名をとったとか
その南、二天門通りを入ると姥ヶ池旧跡。この辺りに住む老女と若い娘が、旅人を家に泊めては頭を叩き殺し、それを知った浅草観音の罰が当たったという伝承がある
1/27 15:47
その南、二天門通りを入ると姥ヶ池旧跡。この辺りに住む老女と若い娘が、旅人を家に泊めては頭を叩き殺し、それを知った浅草観音の罰が当たったという伝承がある
二天門通りを進み浅草寺へ。二天門は慶安2年(1649)に浅草寺の東門として創建されたもので、江戸時代初期の貴重な建築物として国の重要文化財となっている
1/27 15:52
二天門通りを進み浅草寺へ。二天門は慶安2年(1649)に浅草寺の東門として創建されたもので、江戸時代初期の貴重な建築物として国の重要文化財となっている
まずは三社祭で有名な浅草神社に参拝と思ったが、長蛇の列に参拝を断念。この混雑は外国人観光客によるもののようだ
浅草寺の参拝もあまりの混雑に本堂前からのご挨拶程度に留め、あえなく撤退
感想
今年のウォーキングテーマは鎌倉街道下道。2016年に歩いた水戸街道との合流点・亀有から鶴岡八幡宮を目指すことにしている。
第一回は亀有から浅草までの15kmほど。見所も多く、距離の割には時間を感じずにあっという間に歩けてしまった。
ただ、久々のウォーキングで感覚が狂ってしまったのか、道を間違えたり
ショートカットしたりで、本来のルートを外れてしまった所も多く、今後の反省点としたい。
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