里見八犬伝めぐり〜武蔵國編・其の壱（べらぼう石浜對牛楼ノ巻）
東京都
hadzuki
mayaneco
体力度について
- GPS
- 08:55
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1m
- 下り
- 1m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 3:53
- 合計
- 8:55
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
終点：都営浅草線 浅草駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
公園内の散策路と一般道による町歩きですので、交通事故以外の危険はありません。 |
| その他周辺情報 | ■南千住駅から汐入公園へ向かう途中、べるぽうと汐入商店街に焼き立てパン屋さん「クオッカ」があり、本格的なフランスパンから、デニッシュ、あんパン、スコーンと、豊富な種類のパンを楽しめます。 https://www.quokka2013.com/ ■今回のゴール・浅草駅の目の前には「創業明治13年、ずっと浅草で」の神谷バーがあります。レトロな雰囲気と美味しいお酒、どこか懐かしい洋食メニューを楽しめます。 http://www.kamiya-bar.com/ |
写真
南千住駅からスタート。2016年正月ウサトレではJRで来ましたが、横浜からなら中目黒で東急東横線から東京メトロに一回乗り換えるだけでたどり着けます。
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汐入公園へ向かうと「隅田川貨物駅」。この駅は明治三十年(1897年)に石炭の集散地として開設された歴史ある駅。立入禁止の警告版の文言が歴史を感じます。
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住宅地の中に大きな神社。上杉謙信の家臣だった高田嘉左衛門一党が汐入の地で土着した際に祀った祠が起源として永禄四年(1561年)に創建された古社だそうです。
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みなさん思い思いに桜との時間を楽しんでいますね〜ブルーシートでどんちゃん騒ぎも最近はめっきり減って、花見に酒は不要が身上のウサクマとしては、嬉しいかぎりです。
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境内には大きな富士塚がありました。大きな隅田川沿いの丘の言う上に建つこの神社なら、富士山もしっかりと望めたのかもしれません。
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まずはお詣り。この神社は神亀元年(724年)、勅願によって鎮座された歴史深い古社で、千葉氏、宇都宮氏などの関東武将の信仰は篤かったそうです。
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戦国時代の千葉氏居城として知られる「石浜城」は、史実では豊臣秀吉の小田原征伐の際に廃城になりました。 城址の位置には諸説あり、有力な推定地の1つされるのがこの石浜神社です。
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里見八犬伝の世界では、千葉氏は管領派で八犬士の敵。八犬士のひとり、犬田小文吾が、千葉家の家老 馬加大記によって石浜城に幽閉された上に殺されかけ、その後に有名な「対牛楼の仇討ち」に繋がっていきます。
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里見八犬伝の作者・滝沢馬琴先生も訪れたという石浜神社境内の「石濱茶屋」に立ち寄ります。ちゃんと歴史感ただよう佇まいですね。
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なんと！「カフェ・バッハ」とのコラボメニューが。実は我が家のコーヒーメーカーは、南千住の老舗カフェ・バッハ店主田口護氏監修によるものでした。
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季節外れの陽気で気温もだいぶ上がってきたので、ここは冷たいバッハコーヒーフロートを注文。この茶屋から描いたという浮世絵を眺めながら、ホッと一息。
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石浜神社に隣接する石浜城址公園の先には白鬚橋。隅田川には古来、いくつもの渡しがあって白鬚橋付近には「橋場の渡し」が大正三年まで存在したそうです。
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白鬚橋から望む隅田川。橋場は歴史の古く江戸時代から風流な場所で、大名や豪商の別荘が並び、明治期も著名な三条実美の別荘「對鴎荘」が橋場の渡しの西岸にあったそうな。ん？「對鴎荘」？ちょっと気になる・・・
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ここからは里見八犬伝の作者・滝沢馬琴にもつながる蔦屋重三郎を主人公にした今年のNHK大河ドラマ「べらぼう」ゆかりの地も混ざってきます。まずは、平賀源内先生のお墓をお参りします。
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「べらぼう」でもウサクマが好きな俳優・安田顕さんがいい味を出している源内先生。ウサクマのほかにもたくさんの方がお参りに訪れていました。
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里見八犬伝の世界では、八犬士のひとりとして、力自慢の巨漢で相撲を得意な犬田小文吾が石浜城に幽閉されます。相撲部屋の「立浪部屋」を前に、ウサさんの大好きな小文吾に思いを馳せるのでした。
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伊弉諾尊（いざなぎのみこと）と伊弉冉尊（いざなみのみこと）という日本最初の夫婦の神様を祀る今戸神社に、9年ぶりに今戸神社を参拝します。
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今戸神社といえば、やっぱりネコタだよね〜ニャン♪9年前、ウサクマはこちらで生まれて初めて「御朱印」というものを頂き、ハマったのでした〜
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本殿ののネコタ様もご健在でなにより。てか、この写真、本殿とネコタの扱い（配分）が間違ってないか？いえいえ、これでいいのですニャ〜
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今戸神社を過ぎると、見えて来ました待乳山（標高9.5m）。隅田川西岸の小高い丘ですが、江戸時代には眺望の良さから多くの錦絵に描かれる江戸の名所だったそうです。
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里見八犬伝の名場面「對牛楼の敵討ち」。仇敵 馬加大記一味と格闘する美犬士、犬塚毛野と、これを助太刀する犬田小文吾。その「對牛楼」は、石浜城内の一角の特に眺望の良いところに建てた高楼、雨戸を開いて眺めると「牛島、葛西の海辺まで全て眼下にある」という。
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そんな「對牛楼」は、隅田河畔で唯一の小高い丘であり、川を隔てて牛島と向き合う「待乳山聖天」こそ「對牛楼」のあった場所では、と比定されています。
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隅田川方面を背景にして、待乳山聖天を撮影してみると、有名な「里見八犬伝 石浜對牛楼」の浮世絵に似ているような気も・・・そういえば、橋場の渡しの西岸にあった三条実美の別荘「對鴎荘」って「對牛楼」をもじったのかな〜
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へえ、綺麗な庭園があるんだね。2016年に参拝した時は初詣客で満杯だったから気づかなかった（それとも正月は閉鎖していたのかな？）。
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待乳山對牛楼を後に、ここからは「べらぼう」ゆかりを主にめぐっていきます。まずは今戸神社と待乳山の間に横たわる山谷堀（江戸初期に隅田川氾濫を防ぐために造られた水路）の跡である山谷堀公園を散策。
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公園には至るところに史跡旧跡や文化を紹介する解説板が設置されています。これは待乳山と今戸橋を浮世絵とともに紹介しています。
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江戸時代からこの地域で焼かれていた今戸焼（陶磁器）の猫。今戸人形の全盛期は天保安政年間（1830年ー1860年）で、今戸は招き猫の唯一の生産地だったそうです。
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ココが水路だったころに行き交っていたであろう猪牙舟の復元模型にウサさん乗船。当時の江戸っ子にとって、これに乗って吉原に遊びに行くことは相当な贅沢だったそうな。
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こちらには現NHK大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎のお墓があります。この方が居なければ、おそらく滝沢馬琴という作家もおらず、里見八犬伝が世に出ることはなかったのでは・・・
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再び山谷掘公園に戻ると、日本堤の解説板。日本堤は隅田川の治水のために気づかれた土手ですが、遊郭が新吉原へ移ってきてからは吉原通い客で賑わったらしい。
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山谷堀公園を過ぎると土手通りを南千住方向へ北上。仲之町通りへの辻に「見返柳」。吉原帰りの遊び人が後ろ髪引かれる思いを抱きつつこの柳のあたりで振り返ったとか。
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うかっりすると見過ごしてしまいそうな「吉原大門」をくぐります。遊郭「新吉原」の正門の跡地です。新吉原は全体が濠に囲まれていて、門番のいる大門だけがその入り口でした。
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角町通りとの辻に「浅草新吉原角町」跡の案内餡がありました。その角に「江戸新吉原耕書堂」という案内所蔦屋重三郎が新吉原の大門前に開業した「耕書堂」を模した案内所兼販売所です。ウサさんはネコタの浮世絵ポスターをゲット〜♪
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九郎助稲荷は新吉原五社稲荷の一社。江戸時代に吉原遊廓の廓内にあった稲荷社で、現在の吉原神社に合祀されていますが、現在放映中の大河ドラマでも出てきているようですね。
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吉原神社から花園公園の脇を抜けていくと、酉の市の起源といわれる鷲神社。江戸時代から続く浅草の年末の風物詩、浅草酉の市は、日本最大規模の酉の市。浅草酉の市が人気になった理由の1つは、近所に 吉原遊郭があったことのようです。
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鷲神社にお詣りします。鷲神社は吉原遊廓の近所ですが、田圃に囲まれた新吉原からは少し離れていたようで、ネコタが遊郭の窓から鷲神社の酉の市から熊手を担いで田圃の中の道を帰る参拝客の長い行列を描いたものもあります。
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こちらでも御朱印を頂きました。書置きではなく、まっさらの紙に目の前で朱の印が押されていき、達者な筆遣いで記されていくのを見るのは、背筋が伸びる思いです。
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さて、せっかくの浅草ですから、最後は浅草寺で〆ましょう。まずは、いさご通りの賑わい、浅草花やしき屋敷の嬌声を抜け、西参道を散策。
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今回は仲見世通りではなく西参道から参拝。こちらの方が人が少なくてゆっくり参拝できますね。周囲の参拝客はなんともインターナショナルで、いかにも国際観光都市アサクサです。
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本堂の提灯は「志ん橋」大提灯と呼ばれ、新橋の料亭や芸者さんたちの組合が奉納したものだそうです。歌川広重の「浮絵浅草寺雷門之図」にも描かれています。
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くまは電気ブランオールド、ウサさんは電気ブランサワーでカンパイ〜美味しいお酒をチビリチビリと舐めながら、今日歩いたルートを古地図に重ねて、のんびり復習です。
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
南総里見八犬伝ゆかりの地めぐりウサトレも、前回ついに安房之国を飛び出して、坂東（関東）一円にその守備範囲（攻略範囲）を拡大しはじめたウサクマです。
その第2弾は武蔵之国石浜。石浜對牛楼（対牛楼）で仇敵 馬加大記一味と格闘する八犬士の美犬士 犬塚毛野と、それを助太刀する八犬士の犬田小文吾。そんな里見八犬伝の名場面「對牛楼の敵討ち」。はたして「對牛楼」は、現在ではどこになるのか？
そして、里見八犬伝を生み出した滝沢馬琴とのつながりも深い蔦屋重三郎を主人公としたNHK大河ドラマ「べらぼう」が今年2025年1月から放映開始。そのゆかりの地のデジタルスタンプラリーを楽しみつつ、吉原界隈も歩き回ってきました。
東京の桜開花日も間近に迫って、まずは桜のお花見トレッキング〜と南千住駅から隅田川に向かうと、荒川区側は早咲きの大寒桜が満開でした。
桜を満喫した後は、里見八犬伝ゆかりの石浜城址へ。もっとも、ウサクマが気になっていたのは前述の「對牛楼はどこになるのか？」。そもそも石浜城は現在では遺構もほとんど残っておらず、その位置については「諸説あります」状態。今回はその候補地2か所、石浜神社と待乳山聖天をめぐってみました。
八犬伝では、対牛楼は石浜城内の一角の、特に眺望の良いところに建てた高楼。雨戸を開いて眺めると「牛島、葛西の海辺まで全て眼下にある」ことから「対牛楼」と名付けられたらしいのです。
実際に2つの候補地を訪れてみると、隅田河畔で唯一の小高い丘であり、川を隔てて牛島と向き合う「待乳山聖天」が、対牛楼のあった場所にふさわしい気がしたウサクマでした。待乳山聖天の境内からは、今は近代的な街並みが広がり隅田川も見えないけど、ここで美しい踊り子、旦開野こと犬坂毛野が小文吾を助け、舞いながら敵討ちを果たしている姿を想像して、ワクワクしてしたウサクマでした。
對牛楼についてのウサクマなりの結論を出せた後は、大河ドラマ「べらぼう」ゆかりの地へ。主人公の蔦屋重三郎といえば滝沢馬琴を見出し、しかも、馬琴は一時は蔦重の元で働いていたらしくて、「べらぼう」にこの先馬琴先生が出演するかはわかりませんけど、もう「べらぼう」ゆかりの地は、ある意味八犬伝聖地巡礼の一部だよね〜
「べらぼう」ゆかりの地デジタルスタンプラリーのマップで確認しながら、平賀源内の墓、エレキテルのトイレ（石浜公園）、正法寺（蔦屋重三郎の墓）をめぐり、山谷堀公園沿いに歩いて、いざ吉原遊廓へ。
見返り柳を左に曲がると、S字カーブの五十間道。ここに蔦重は20代で書店「耕書堂」を開いたとか。そこを過ぎると「吉原大門跡」・・・ってどこ？ 現在の町並みに紛れて、気にしないと見逃してしまいそうな「よし原大門」な棒が道の左右に立っていました。
少し歩くと、吉原のど真ん中に「江戸新吉原耕書堂」という観光案内所が新設されていて、お土産もいっぱい。ウサさんは、蔦重が売り出した歌麿の猫又の浮世絵の複製画を買ってしまいました〜「歌麿が描くと猫ちゃんもセクシー」とご満悦です。
そして、その先は「べらぼう」でもよく登場する「吉原神社」そして「九郎助稲荷」。狐さんも公開していて、もう綾瀬はるかさんにしか見えないっ！とウサさん大興奮です。
歌川広重のネコタ浮世絵が大好きなウサさんのたっての希望で、吉原遊廓を出て、浅草酉の市で有名な「鷲神社」でお詣りしました。
広重の描く「名所江戸百選」の中の1枚「浅草田甫 酉の町詣」
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/482064
酉の町詣とは11月の酉の日に行われる鷲神社の祭礼のことで、この図では、同じ浅草田甫にあった新吉原の遊女屋の窓から猫が眺める先に、祭礼で販売される熊手を担いだ人々の行列が描かれています。
吉原遊廓と鷲神社をお散歩して、この図の背景を知ることができました。江戸時代は吉原遊廓の周りは、田んぼだったんですね〜（しみじみ）
八犬伝の犬田小文吾も、他の八犬士を探すためにしばらく浅草あたりに住んでいたということなので、浅草寺まで足を延ばしてみることに。
花やしきからジェットコースターによる娘らの嬌声が響くあたりからは、周囲の雰囲気は一変して「ザ・観光地」でお店も人もいっぱい。なんといっても、外国からの観光客が多い〜お着物で写真撮ってたりして、日本を満喫しているご様子で、なによりです。御朱印の時間には間に合いませんでしたが、浅草寺をお詣りして、浅草名物食べ歩きを満喫して「雷門」へ。雷門って、風神さんと雷神さんが護ってたんですね〜2016年正月に訪れた時には初詣客で溢れかえっていて気づきませんでした。風神さん雷神さん、かっけ〜〜〜♪
最後は浅草一丁目一番地一号の浅草「神谷バー」で打ち上げ。ココの名物「電気ブラン＜オールド＞」（アルコール度数40度）は、最近では横浜のウサクマ宅の近所でも容易に入手できるようになったので愛飲していますが、この神谷バーで飲む電気ブランは、やっぱり一味違う♪
お家に着いたら、ちょうど大河ドラマ「べらぼう」の時間。さっき歩き回った、吉原界隈や吉原神社、大門、耕書堂が出てきて、めちゃくちゃ親近感〜それに、平賀源内がエレキテルを大名に見せていたし、吉原では俄祭りのシーンで、きょうのウサトレがめちゃくちゃタイムリーでした。
やっぱり聖地巡礼ウサトレは楽しいなぁ〜
【里見八犬伝めぐり〜武蔵國編 ウサトレ一覧】
★其の壱 べらぼう石浜對牛楼ノ巻 （2025年3月23日）
【里見八犬伝めぐり〜下総國編 ウサトレ一覧】
其の壱 滸我芳流閣ノ巻 （2025年3月1日）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7860751.html
【里見八犬伝めぐり〜安房國編 ウサトレ一覧】
其の壱 滝田城跡犬掛ノ巻 （2024年1月5日）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6345679.html
其の弐 館山城跡ノ巻（2024年1月6日）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6345679.html
其の参 稲村城跡ノ巻（2025年1月24日）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7728723.html
其の肆 白浜城跡野島崎ノ巻（2025年1月24日）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7729642.html
其の伍 洲崎ノ巻（2025年1月25日）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7732181.html
其の陸 宮本城跡ノ巻（2025年1月25日）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7734962.html
其の漆 伏姫籠穴富山ノ巻（2025年2月21日）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7824011.html
其の弐の補（館山城救援第二章再ノ巻）（2025年2月22日）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7828798.html
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