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更新日:2017年09月28日 訪問者数:1240
登山・ハイキング 技術・知識
【北アルプス】八峰キレット小屋はこんなところ【後立山連峰】
sheva
2017年9月23日(土)〜9月24日(日)に鹿島槍ヶ岳から五竜岳へと縦走してきました。
その際、宿泊場所に利用させてもらった「八峰キレット小屋」について、謎が多いこの小屋・・・
そして、なかなか行けないであろうこの小屋について、僭越ながら写真を交えて紹介させて頂きます
ちなみに八峰キレット
ハシゴが続く核心部
岩壁に鎖を這わせており、ここの通過区間は急に
道が狭くなり、ハシゴも多くなり高度感も増す・・・
テント装備のザックだと、もっと気を遣うでしょうね

でも慎重に行けば道はしっかりしています。
人によっては「ふつーの道」と言い切る人も居ます(笑)
こんな所に建っている!
扇沢から徒歩10時間
鹿島槍ヶ岳方面から歩くと、核心部の八峰キレットを
越えた先にあり、ハシゴや鎖を下ると真下に見えてきます
小屋の庭は当然切れ落ちています・・・
建物自体は2階建ての鉄筋で丈夫そうです。
どうやって建てたのか?不思議になるほどの立地
ちなみに「次の小屋に行って下さい」と言われた際
冷池山荘までは鹿島槍ヶ岳方面へ約4時間
五竜山荘までは五竜岳方面へ約4時間半ほど・・・
計画を立てる際は、慎重に

なお、見て分かるようにテン場はありませんw
山のベテランが集う小屋
営業期間は不定、おそらく9月末〜10月始めまで?
1泊2食:9,800円
素泊り:6,800円
夕食:1,900円 朝食:1,400円
弁当:1,100円(全て大人料金)
収容:100人 運営は白馬館(白馬駅前に案内所も?)
水の補給:宿泊者は無料(通過者は1リットル200円)
予約が必要!
八峰キレット小屋は「要予約」です。早着して部屋に空きがあっても「次の小屋に行って下さい」と
言われる場合があるそうです。山小屋の側面から、午後になり泊まり先が無い登山者を収容するという
義務を果たすべく、そういう話になるのだと思います。自分は恥ずかしくもその恩恵を受けたというか
予約なしでも小屋に宿泊させて貰いました。こういう事が無いよう、団体・個人に関係なく予約しましょう
キレット小屋の内部
1階・フロント
ここで宿泊受付を済ませます。
午後は小屋番の兄貴たちが休息中?の場合もあり
呼び出しボタンで呼ぶ事もある
売店としても機能しており、ビールやジュースに焼酎酒
おつまみも売っている。八峰切戸オリジナルグッズも
(オリジナルTシャツもどうやらあるらしい?)
1階・乾燥室
玄関を入るとフロントがあり、その横にある自炊室を挟み
さらに奥に入ると・・・写真のような乾燥室があります。
ここには靴箱もあって、ここで靴を脱ぎ中へと入れます。

キレット小屋は基本、暖房設備が無いので
ここの周りが一番暖かいです(逆に食堂・談話室は寒い)
1階・談話室(兼 食堂)
フロントを入って右にあるのは談話室
夕食や朝食もここで頂く。本棚には登山雑誌の他に
漫画や小説も並んでいました。
ここはまず携帯電波全滅なので、時間を持て余す事必至

夕食が終わる18時過ぎに、再び談話室として開放されます
1階・トイレ(1)
山小屋情報で気になるのはトイレ
キレット小屋のトイレは外からも入れるようになっている
上述の乾燥室を出て左側にこのトイレ入口があります。
1階・トイレ(2)
トイレの扉を開けると、ちょっと小上がりになって
その上に水道(洗面所)がありますが、水はチョロチョロ
節水しよう
トイレ横の水道は飲料水ではありません!
水の使用も歯磨き、洗顔のみでコッヘル洗い等はご法度!

なお、飲料水は談話室(食堂)奥にタンクがあり
そこからペットボトル等に汲めるようになっています。
1階・トイレ(3)
男女共用で最奥に小便器、あと洋式が2基に和式も2基と
けっこうブースが多くあるので、朝もそんなに混みません
しかしドアノブの赤「入ってますよ表示」が付いてるのは
一番手前の洋式ブースしかないので、ノックする必要あり

生理用品を捨てる容器あり。もちろんポットン
2階・寝室
2段ベッドで、各区画に7人ずつは入れるようです。
ただし予約無しの宿泊者は右奥上の3番に押し込められます
この日は7枚の布団に10人ほど。土日祝日は注意ですね
ザックは後述のザック置き場に置いた方が自由

布団は敷布団と掛け布団が1人1枚、あと枕
厳しい登山道の途中がゆえ?睡眠を取る方が常に居ます
この辺りの行動は、起こさぬようお静かに・・・
2階・ザック置き場
2階に上がる階段の脇が、ザックを置ける場所に
寝室の1人分のスペースが狭いので、翌朝の分を整理して
寝る時はここに置いておきました。
八峰キレット概念図
八峰キレットから五竜岳の区間のアップダウンが
一目でわかって、イメトレしやすいです。
キレット小屋の小屋番さんは山岳事故が起きると
ここから出動するらしいです。
剱岳に沈む夕日
真正面に剱岳!
剱岳を臨む絶好のロケーション
晴れてれば剱岳に沈む豪快な夕日が見られたんでしょうね

なお2階・寝室や1階・談話室の窓からも
剱岳の眺望を見る事が出来ますよ♪
お待ちかねの夕食!
夕食は1回目、17時から
夕食開始10分前には、小屋番さんが寝室に呼びに来ます
武骨なキレット小屋のイメージに反して・・・意外にも
夕食は、国旗を立てればお子様ランチのような可愛さw

メインはハンバーグで、ふっくらして食べ応えあり
しかし脇役も侮れず、タケノコの煮物?に
クリーミーなお味噌汁、ごはんも新米?で超ウマー
お茶もアツアツで冷えた身体に染み渡ります!
別れの朝食
朝食も午前5時から
夕食と同様、ごはんと味噌汁はおひつとお鍋で出るので
この2つは食べ放題です。海苔もパリパリしてました
さあ出発!
9月下旬で、霜が降りる位の寒さ
防寒装備はしっかりと準備した方がいいです。
ただし寝室は布団をかぶれば、ダウンを着込むほど
凍える寒さではありませんでした

小屋を出て右手が五竜岳へ、左手が鹿島槍ヶ岳へ
八峰キレットはすぐ左隣なので、気を引き締めて!
剱岳に見送られ
いつでも剱岳を真横に
鹿島槍ヶ岳に行くにしても、五竜岳に行くとしても
横を向けば、いつでも剱岳が見守っています。
どっちに向かうにも滑落事故が出る区間なので
キレット小屋でしっかり休息して翌日に備えて下さい
悪天候時は特に、お気をつけて・・・
日の出の雲海も
幻想的な風景
日の出の瞬間では無かったんですけど
キレット小屋から出発して、ちょっと上がった岩場から
東の方角に雲海が見えました!
大キレット、不帰ノ嶮と共に「三大キレット」に
数えられる、北アルプス有数の難所である(そうな)
なお、今回の山行記録は下記リンクを参照ください
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