縄文杉 親子登山
- GPS
- 09:19
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 977m
- 下り
- 950m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 9:40
通過時間はメモしていましたのでこの通りです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
今回,我々はレンタカーではなく路線バスでの移動でしたが,そのような場合,まず路線バスで「屋久杉自然館」まで行き,そこで「荒川登山バス」に乗り換えて荒川登山口まで行く必要があります。 私達は荒川登山バスの第1便に間に合うよう,路線バスの最早便に乗りましたが,登山バス乗り場(屋久杉自然館)に着いたらすでに数十人待ち。屋久杉自然館には駐車場には多くの車が停まっていたので,おそらくレンタカーやガイド送迎の人たちでしょう。結局,始発便のバス1台には乗りきれず,次便(20分後)を待つようにとのアナウンス。ちなみに「荒川登山バス」のバスチケットは前日までに購入するよう呼びかけられていますが,これは当日の混雑緩和を目的としたもの。残念ながら購入者の人数によってバスの運行台数を調整するようなことは無いようです。(ハイシーズン中は増便があるのでしょうが・・・)。環境負荷低減の取り組みが盛んな屋久島なので,公共交通機関でアクセスしている私達にとっては何だか少し残念でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体の3分の2はトロッコ道歩きなので道迷いの心配はありません。手すりなしの橋が数ヶ所ありますので強風時は気を付けて。トロッコ道から先は階段を中心とした登山道となりますが,木の根も多いので滑りやすいです。スニーカーの人も見かけますが,トレッキングシューズのほうが足への負担は少ないでしょう。 |
その他周辺情報 | 多くの人が登山弁当を食べていました。安房地区には早朝(4時頃)から開いている弁当屋さんが数件あります。前日に申し込めば,当日出発前に宿まで届けてくれる弁当屋さんも有りますので宿泊先から頼めると思います。竹皮弁当は食事後のゴミも少なくて良いかも。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
バーナー
調理用具
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感想
今回は山好きの長女(小6)と2人登山です。
小3の子にはまだ早かろうということで姉ちゃんだけ。
この日はガイドさん曰く入山者数160人とのことでしたが,山中で見かけた小学生は2グループ計7〜8人くらい。高学年ばかりのようでした。
ペースは標準タイムどおりの10時間。予定どおりでした。
前日は安房に宿泊。合庁前バス停そばの「くつろき」さんにお世話になりました。
コテージの1戸建は評判どおりキレイで過ごしやすく,早朝出発でも周囲に気を遣うことなく準備できるので有り難かったです。またオーナーさんの細かな気配りにも感謝の大変良い宿でした。安房の中心部からは少しはずれていますが,バス停も徒歩1分ですし,逆に考えると宿泊施設の多い安房中心部よりも手前のバス停で路線バスに乗れるので良いかもしれません。一番乗客が多かったのは宿泊施設が集中している安房バス停でしたので。
さて,翌日の行程の都合上,この日の宿泊を宮之浦に予約していた私達は,下山後その日のうちに路線バスで宮之浦地区まで北上しなければなりません。路線バス接続や宿に預けた荷物を回収する時間等を考えると,どんなに遅くとも17:00登山口発の登山バスで下界に下りなければなりません。私1人なら問題有りませんが今回は小学生連れです。初めてのトロッコ道や縄文杉,そして乙女心をくすぐるウィルソン株(というよりハートの穴)など,おもしろスポットが盛りだくさんです。まして最近手に入れたタブレットで写真を撮ることにハマっているムスメなので時間がかかること必至です。そう考えるとスタート時間は早いに越したことはありません。寝ぼけ気味のムスメを引き連れて合庁前バス停から一番早い路線バス(4:56発)に乗り,荒川登山バス乗り場のある屋久杉自然館に向かいました。結局この時間帯の路線バス乗客は途中乗車も含めて全部で20人くらいだったでしょうか。
屋久杉自然館に着くとすでに数十人の順番待ち。路線バス組はその後に並びましたが,第1便(5:20発)には乗れず,次便に乗るようにとのアナウンス。20分後の第2便(5:40発)に乗りました。ハイシーズン時は複数台のバスが来るのかもしれませんが,この時の登山バス始発便は1台のみでした。
荒川登山口には6:15に到着。トイレやストレッチを済まし登山届をポストに入れて6:30出発。橋やトンネル,朝日射し込む杉林など写真撮影の度に足が止まります。しかもタブレットのカメラ機能が曖昧でなかなかピントが合わないため,いちいち時間がかかります。そしてトロッコ道終盤に差し掛かると「飽きた」コール。大株歩道に入ると「疲れた」コールが聞こえます。
私「もう少しで次のポイントだよ」
娘「それ,さっきも聞いた。全然着かないじゃん(怒)」
私「もうすぐだよ(騙)」
娘「もう疲れた(ため息)」
を繰り返し,やっとのことで念願のウィルソン株到着です。先ほどまでの不平不満が嘘のように,ここではハート写真の順番待ちも苦にならないようです(笑)
その後は階段を這いつくばりながら登り,時々木の根で滑ったりしながら縄文杉に到着です。ひとしきり写真を撮ったあとは
「お腹空いた・・・」
まあそうですよね。縄文杉デッキの滞在時間は10分くらいだったでしょうか。目的を達成したので次は下りながらの昼食です。夫婦杉の先の休憩スペースで昼食をとり登山口に16:15頃到着。往復コースなので下りは写真撮影もそこそこに早めのペースで下りました。
16:30のバスには問題なく乗れましたが,この時のバスは下るペースが速く酔いました。定刻よりも5分早い17:00に屋久杉自然館に到着。17:10発の路線バスに乗り換えて合庁前バス停で一旦降車。宿に預けていた荷物を引き取り,その後の路線バスで宮之浦地区へ向かいました。
最初は間に合うのどうか心配なペースでしたが,結果として予定どおり10時間で往復できて良かったです。
子どもと登る機会も限られていますので思い出に残る良い山行になりました。
縄文杉で写真を撮ってくださった3人グループの方々ありがとうございました。
途中途中でお互いに励ましあったり,これまた良い思い出になりました。
屋久島の森と出会った人々に感謝です。
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