大平〜姫次(リベンジ)


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 856m
- 下り
- 829m
コースタイム
天候 | はれのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は姫次に若干あるがアイゼンをつけるほどではない。 青根からは北尾根のため、みなさんアイゼン着用していた。 榛ノ木の積雪は約10センチ程度でした。 |
写真
感想
水沢ゲート前は凍りついた坂道で、先行の登山者はまるでスーパーマリオのように上からスルスルと、登るどころか、下ってきた。よくぞころばずにお見事! どうもこの場所にに来たのが初めてっぽい様子で、凍結道路の歩き方、仕組みがわかってないようでしたが、道の端にある雪なら滑らないことを学習したのか、直に歩き出した様子であった。
ゲート前には横浜及び八王子ナンバーが2台駐車されていて、横浜ナンバーはなんとゲートを塞ぐように堂々と停めていた。「ゲート前は駐車禁止」の看板があるが、きっとわからなかったんだろう。今日は雪でゲートを出入りする工事車両はないと思うが、こうした場合、知り合いの土建やの社長は、トラックやブルトーザーで引っ張り、どかすそうです。みなさんくれぐれもゲートを塞ぐような駐車はしないよう気をつけてくださいね。
さて、問題のおチビちゃん、パンク修理は100円均一の自転車用パンク貼りで応急処置だが、空気抜けもなく、片道5Kmの林道も何の問題もなくスイスイと。思った通りに使える100均アイテムで大満足。
先週積雪の中、パンクであえなく途中断念であったが、今回は100均アイテムのおかげで大平まで行くことができ、リベンジ成功。
大平では、山の神に本日の山歩きの無事を祈り、杉山に取り付けられた山道をテクテクと。黍殻山の分岐までは、山林整備のため、いつの間にか立派なモノレールが取り付けられていた。この辺は、鳥屋造林組合が管理する山で、下の方は杉山、上の方は檜山である。人工林の枝打ちや下刈りなど、モノレールは山師の高齢化にも対応できる優れものだと思う。青根からも八丁頭までモノレールが引かれている。
黍殻の避難小屋には先行者が一人ベンチで休憩していた。青根から3人で登ってきたそうで、2人は姫次に行っているとのこと。その方から「先に下ることを伝えてほしい」と伝言を頼まれたのだが、姫次に到着しても伝言を伝える相手には出会えなかった。その2人には地蔵平で出合ったと蛭から来た方が言っていたので、伝言ゲームは目的を果たせないまま終了となった。
姫次では「どん兵衛」で冷えた体を温めた。地図もコンパスも忘れたのだが、帰りのルートは榛ノ木方向に棒が倒れたので、ハンノキ経由に決定した。頭の中はいい加減な地図であるが、きっと地図を持ってても見ないので、どうでもいい。
榛ノ木へは一筋のトレースがあった。足跡から登りで数日前のものと思われることは判明できた。これ以外は鹿が2頭下ったようで、鹿のトレースを追ってみた。
人間様の足跡は伝道沢方向からであり、目指すマッコウ沢方向へは何の足跡も見当たらない。途中、鹿の足跡が合流するが、尾根を踏み外さないよう慎重に鹿のトレースをたどった。
しばらく下ると、正面に観光センターの赤い屋根が見えた。ここを左の尾根に入るとマッコウ沢の調度いい場所に降りられるが、どこでどう間違えたか、大杉沢よりの尾根を下っていることに気がついた時点ではすでに遅く、しょうがなくそのまま下降した。
運よく水平歩道に出られラッキー!
水平歩道は戦時中に作られたらしく、今では崩落が激しく道の形がほとんどない。唯一わかる方法は、鹿は水平歩道を水平に歩くので、鹿の足跡が多くあること。すなわち鹿の生活道路といった感じの場所である。
崩れた歩道というか、鹿の足跡をマッコウ沢方向へたどり、約15分で沢に到着。
荒沢への馬の背を乗越え、荒沢でアイゼンの汚れをきれいに洗い落とし、あとは林道をテクテクと大平まで。
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