蛤山 東北の山巡り三日目
- GPS
- 03:05
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 568m
- 下り
- 576m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅七ヶ宿を過ぎて約2km先で右折、 県道51号線に入り、道なりに約5km北上 左側に一般車侵入禁止の林道入口があり 蛤山登山口の標識が立っています 登山口を過ぎて約200mの左側に10台程の駐車スペースがあります (青少年旅行村の施設の一部のよう)、そこに停めさせていただきました |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識は良く整備され、 林道終点から尾根までは良く整備された緩やかな登りです 特に危険箇所はありませんが 三角点を過ぎ、大萱へ下る斜面はかなり急、 一寸岩場もありました 下る際の転倒、滑落にご注意ください |
写真
感想
東北百名山を巡る旅の三日目は、何故か東北百名山ではない山。
昨年、朝日縦走後まだ余力があり、不忘山に登っての帰り道に発見。
調べると「日本1000の山」に選ばれている蛤山でした。
山形神室に向かう尾根上にも同名の山があり、
果たして「日本1000の山」に入っている蛤山は
どこに存在するのか気になっていましたので、大発見。
ようやく、晴れそうな美しい日の出を迎え
昨日、小雨のそぼつく中で確認しておいた登山口に向かいます。
林道入口から一般車は進入禁止、植林帯の未舗装の道を歩いていると
キノコ採りかなと思うような軽トラックが追い抜き様、
「登山?じゃあ乗せて行ってあげられないね!」
と親切にも、声をかけてくれました。
内心は、乗せて行ってもらいたかったのですが、
とぼとぼ歩く途中で、もうチェーンソーの豪快な音が響き、
まだ八時前なのに、伐採作業が始まっていました。
登山口から急登が始まるものの、登山道は良く整備され
木段がとても歩き易く、落ち葉の散り敷く道や、
イワウチワの群生地を眺めながらのんびり尾根に辿り着くと
ほぼ平坦道の続く、ブナの巨木の多い、快適な散歩道でした。
さすがに昨日の雨はここでは雪だったらしく、登山道上に積もっており
人の足跡とは思えぬ、ぼやけた丸い足跡があります。
これはカモシカか熊?なるべくなら熊でないように祈りたいところです。
足跡には不安をかきたてられながら、しかし尾根の縦走は気持ちが良く
このまま周回しようと決め、先ず最高地点を通過、
次に葉山神社にお参りし、最後に三角点の順で踏んで行きました。
蛤山はそれぞれが別の位置にある珍しい山なのだそう!
三角点を過ぎると、俄かに急激に下る痩せ尾根で膝が心配。
一瞬、こちらから登って周回した方が下山が楽だったと思いました。
少しですが岩場もあり、濡れて滑りやすく感じ、慎重に通過。
もちろん、ロープが張ってあり、心配ありません。
廃道になっているらしい、林道終点からは、雨で抉られた道で
やはり車では大変な道です(車高の高い車なら大丈夫そう)。
ひたすら平坦道を歩き、横川集落に入ると思ったより早く登山口に到着。
登山口にもう少しという路上で、
玄関口から出てきた方に「良く頑張ったね!」とおほめの言葉をかけられ
東北の方々の優しさに、又も心を温めていただきました。
集落外れから、見上げた蛤山の緩やかに丸い姿も
これぞ里山という理想形があるとするならば正にそれだと思い
素晴らしい山と登山道だったと大満足しながら、長い帰途に。
来年の南蔵王の縦走を楽しみに、体力維持に努めようと思います。
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