高社山(赤岩バス停よりピストン)[雲海の絶景]
- GPS
- 05:30
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,043m
- 下り
- 1,054m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 5:19
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.nagadenbus.co.jp/local_nakanano/nakanokijima_new.html 上記時刻表ではわかりにくいですが、赤岩は高社中学校と柳沢の間です。 長野電鉄はバスも含めて運賃高めなのでフリー切符を利用するとよいです。 http://nagaden-net.co.jp/info/ticket/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
ハチに注意の看板がありましたが、幸い遭遇しませんでした。 |
写真
感想
高社山。
失礼ながら、湯田中方面に旅行を計画するまでその名は知りませんでした。
「日本百低山」という本の中にその名を見つけ、国土地理院地図にも高井富士という別名を発見し、なかなかの名峰であることを確信して今回登ることにしました。
登るルートは大きく中野赤岩側と夜間瀬スキー場側と二つあるようです。スキー場側から登れば標高700mくらいからの登山になるので楽なのですが、バス便が少なく、「日本百低山」の中でも、中野側からのが正規ルートで、夜間瀬側から登ったことを後悔している様子でしたので、赤岩側ピストンとしました。
湯田中温泉の中でも奥側にある角間温泉に前泊していましたので、湯田中駅まで約40分ほど歩き、長野電鉄で信州中野駅へ。そこからバスに乗り、赤岩のバス停に着いたのが8時ごろでした。
前日は午前中は前線が通過してまとまった雨だったものの、午後からは晴天となり、当日も期待したのですが、生憎の曇り空。「高井富士」の姿は全く見ることができませんでした。
まあそういう登山も普通にあるので、残っている紅葉を楽しめれば良いかと思い、歩き始めます。
歩き始めるとすぐに立派な高社(たかしろ)神社があり、登山口に近いところまで歩いて行くとまたまた立派な神社がありました。帰ってから調べると、バス停の近くが里宮、登山口の近くにあるのが中宮で、山頂が奥宮だということでした。
登山口に入るとすぐに、不動明王と書かれてた石碑があり、その後も釈迦、文殊菩薩、普賢菩薩などと書かれた石碑が順番に登場し、信仰の山であったことを伺わせます。
胴結場までは一本調子の登り道なのはわかっていましたので、淡々と高度を稼いで行くのですが、標高800mくらいからなんと青空が見えてきたではありませんか! 下から見えていた雲はどうやら低く垂れ込めた雲で、その雲の上に出ることができたのです。雲海の向こうには奥志賀の山々が見えてきました。
胴結場から山頂までは意外と時間がかかりましたが、岩屋やクサリ場があったりで楽しめました。
山頂到着が10時40分くらい。私の他には誰もいませんでした。山頂からは眼下に雲海が見え、横手山や笠ヶ岳などの今年行った奥志賀の山々がよく見えます。またその向こうには先日行った鳥甲山やカヤノ平も見えます。北アルプス側は残念ながら雲が多く見えませんでしたが、雲の上の景色を独り占めで気分は爽快です。
下山は来た道を忠実に降りて行ったのですが、途中ではおそらく狩猟をやっているのであろう銃声が終始聞こえており、肝を冷やしながらの下山となりました。
高度を下げるとまた雲の中に突入し、下から高社山の全貌を眺めることはついにできませんでした。
思いがけず雲海の絶景を目にすることができ、大変に充実した山行となりました。
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