【播磨探索2】播磨灘から木枯らし吹きすさぶ眺望抜群の播磨アルプスへ;的形駅→磯山→燈籠地山→木庭山→高坪山→丸山→青の山→南山→桶居山→鹿島山→鷹ノ巣山→別所奥山→大谷山→大平山→日笠山→大塩駅
- GPS
- 08:29
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 1,639m
- 下り
- 1,622m
コースタイム
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:30
天候 | 曇りで強北風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
▼全体に ・登山道を外さない限り、道はしっかりしています。 ・分岐等には要所に道標もあります。 ・なぜか山頂標識はほとんどありません。 特に播磨アルプスには一つもありませんでした。 ・播磨アルプスは全山岩山です、当然登山道も岩稜、岩場が続きますが、 特に危険個所はありませんでした。 ▼的形駅→行基が鼻 ・古い小さな道標がありますが、書かれている地名がよくわかりません。 ・山頂標識はありません。 ・海嶽寺は正面の階段を登らず、寺の南側の歩道から寺の後ろの畑へ抜けます。 ▼燈籠地山、木庭山 ・登山口には標識ありません。 ・山頂標識もありません。 ・尾根上はしっかりしたハイキング道です。 ▼高坪山 ・登り口は地理院地図にある破線ルートで登りましたが、 尾根に出る前に不明瞭になり、ふみ跡をたどって上を目指すと 尾根上の畑の柵にさえぎられて尾根に上がれず、 柵沿い藪を漕いで畑の端から尾根を越えて正規の登山道に出ました。 ・正規登山道はには道標があります。 ・珍しく山頂標識がありました。 ▼丸山、青の山 ・登山口およびルートの分岐点には道標あり ・丸山は標識なし。下りでは斜面を藪漕ぎして正規ルート(青の山への巻き道) に戻っています。 ・青の山にも標識あり。 ・その後は鉄塔の標識(赤い「火の用心」)がありますが、 地名が書いてないのでどちらへ行ったらいいか分かりません。 地形も複雑で地図での現在地確認も難しいかもしれません。 GPSで位置を確認し、行く方向を見定めた方が無難です。 ・89m峰は巨大な鉄塔が立っていて、その先はふみ跡ありません。 少し戻って「火の用心」標識が西を指す方の道に入って下り、 最後は藪を漕いで工事用地の駐車場に出ました。 ▼南山 ・登山道入り口に標識ありません。地図を見て私のGPSログデータ にしたがって登ってください。 ・道はしっかりしています。 ・南山以外には山頂標識はありません。 ・南山から北側は火山(ひのやま)の遊歩道として整備されています。 ▼播磨アルプス ・登山口、主な登山道分岐には標識がありますが、なぜか山頂、枝尾根の ルート分岐には標識がありません。 ・多くのピークがありますが、名前がついているピークは少ないです。 ・岩場がつづくので、苦手な人には歩きにくいかもしれません。 ・小さなアップダウンが多く、距離と標高の割には時間がかかり疲労します。 ・桶居山から西はあまり歩かれていないようで、蜘蛛の巣が張っていました。 東側でようやく人に会うようになり、特に鹿島山から先は人気のコース らしく、数組とお会いしました。 ▼日笠山 ・登山口に標識あり ・登山道はしっかり。 ・登山口から西側の尾根は工事で通行止めでした。 |
その他周辺情報 | 今回、途中で何度も町を通りましたが、コンビニ等の売店はなく、自販機も少なめでした。 |
写真
装備
個人装備 |
レインジャケット(使わず)
ファーストエイドキット
ヘッドランプ
GPS
予備電池
地図コピー
日焼け止め
手袋
日よけ帽
サングラス(使用せず)
|
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備考 | 食料;菓子パン2コ、チーズかまぼこ小1本、ミカン小1個 飲料;コーヒー250cc、ポカリ250cc、ウェルチグレープジュース300cc(播磨アルプスの登山口付近の自販機で購入) |
感想
西日本進出の第4弾は、急遽「播磨アルプス」へ行くことにしました。
その存在は先週まで知りませんでしたが、
ヤマレコで記録を調べていて見つけました。
手ごろなのと、ちょうど紅葉がよさそうなタイミングなのと、
歩くルートだけをだいたい決めて、GPSにルートと地図をダウンロード
下だけで、予定時刻等の詳細計画は立てずに、ぶっつけ本番でした。
播磨アルプスだけでは短そうだったので、その南側の里山も繋げて、
「播磨灘」の海から登ってみることにしました。
天気は強い冬型で曇天・強風が予想されましたので、
そういう点でも標高が低いこの山陽地方の山はうってつけでした。
前半の海に面した超低山は期待通りの海の展望と里山らしい
とても静かな藪山を堪能できましたが、
後半の本命、播磨アルプスがあまりに素晴らしく
こちらを歩いた後ではさすがに霞んでしまいました。
播磨アルプスはアルプスという名に恥じない、岩と展望の稜線でした。
先月行った六甲の須磨アルプスも険しい岩場がありましたが、
ほんのちょっとだったので、それに比べると、こちらの方が
はるかに本格的でした。
とにかくほぼずっと岩場歩きで、標高が300m以下なのに
森が無くてずっと展望がいい、というのは初めての経験です。
生憎北風が強かったのですが、気温が瀬戸内らしくそれほど低くなかった
ので、ダウンやアウタージャケットを着込まなくても適度に
汗をかきながら快適に飛ばすことができました。
岩場はとてもフリクションがよくて、ガンガン登り、
すたすたと駆け下ることができて、とても気持ちの良い歩きが
堪能できました。
そしてこれだけ素晴らしい場所にもかかわらず、合計10組程度しか
会わず、とても静かな登山だったのも関東の山と違ってよい点でした。
枝尾根にもたくさんルートがあり、今回は行かずに温存しておいた
高御位山もありますので、また登りに行きたいと思います。
※播磨アルプスには、なぜか山頂に標識が一つもありませんでしたが
どうしてでしょうか。
コメント
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shigetoshiさん
今晩は!
実は私…
火曜日にブラッと宝殿駅から鹿島神社まで歩き高御位山に登り鷹ノ巣山経由で鹿嶋神社に下りてきました。
曽根駅までブラブラ歩きも楽しく山全体がイワイワで面白かったです。
鹿島神社と鹿嶋神社ではチタンの大鳥居がある鹿嶋神社の方がスケールが大きいです。
高尾山みたいに登山口が沢山あって良いですね♪
播磨アルプスのレコだったのでちょっとビックリです(*^^*)
apoiさん、こんばんは。
こんな超マイナーな場所で、1日違いのニアミスとは大変な奇遇ですね
そしてさすがapoiさんですね。私は明石へ越して来て、近くの山を調べてみて
初めて知りましたが、東京に住んでいながらここをご存じだとは
はるばるやってくるところもapoidakeさんらしいです。
また夜行バス利用でしょうか。お疲れ様です。
ここは新しい自宅から20キロちょい、車でも電車でも30分程度なので
八王子の家から高尾山までとほぼ同じ時間!
というわけで、これからはここがホームゲレンデになる可能性大です
確かにたくさん登山口とルートがあって、高尾と比べてもそん色ない
と思います
チタンの大鳥居、そんなのがあるんですね。
次に行ったときに寄ってみたいと思います。
PS;昨日は関東は季節外れの大雪でしたね。
八王子にいたら、きっと明日は高尾山へ気の早い雪山を堪能しに行ったのに、
ちょっと残念。みなさんの雪山レコが楽しみです。
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