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Yamareco

記録ID: 101342
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂独標 快晴微風の快適山行

2011年02月26日(土) 〜 2011年02月27日(日)
 - 拍手
kaz その他2人
GPS
04:10
距離
5.9km
登り
621m
下り
626m

コースタイム

2/26 新穂高温泉口駅11:00=ロープウェイ=西穂高口(昼食)12:11=13:13西穂山荘13:25=13:45丸山=14:30独標14:55=15:33西穂山荘(泊)
2/27 西穂山荘8:05=8:53西穂高口=ロープウェイ=新穂高温泉口
天候 2/26 快晴 稜線では心地良い程度の微風 直射日光が暑いくらい
2/27 曇り 稜線上は横殴りの強風 (下界は晴れ)
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高ロープウェイ駐車場は3月末まで無料(登山者専用駐車場はバスターミナルのすぐ下)
コース状況/
危険箇所等
・登山ポスト
西穂高口4階の登山出口横にあります。ちなみに下山届は始発前に駅に下山したため、2階の24時間空いている扉から入ったところの登山ポストに提出しました

・道の状況
西穂山荘まではアイゼン無しでも大丈夫ですが、最後の斜面はそれなりの斜度があるので装着したほうがラクです。ロープウェイ駅〜西穂山荘は赤布や標識が至るところにあるので、安心して歩けます(トレースもバッチリ)。
独標への最後の雪岩ミックスの急斜面以外は視界が良ければ危険箇所はありません。稜線は風が強いことが多いため締まった斜面にアイゼンが適度に食い込んで歩きやすいです(今回は快晴微風だったので、ハイキング気分で歩けました)。
これから気温が上がると雪が適度に腐るため逆に歩きづらくなるかもしれません(独標への最後の斜面もアイゼン・ピッケルを効かせにくくなるとヤッカイかも)

・下山後の温泉
今回は車で平湯まで行って、「ひらゆの森」で汗を流しました。ここは露天風呂が充実していて、広いし、食事も美味しかったです。 日帰り500円

登山者専用駐車場からスタート
前方には笠・抜戸の稜線が眩しい
2011年02月26日 10:51撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 10:51
登山者専用駐車場からスタート
前方には笠・抜戸の稜線が眩しい
ロープウェイから
奥丸山の右後方には槍ヶ岳
2011年02月26日 11:25撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 11:25
ロープウェイから
奥丸山の右後方には槍ヶ岳
ロープウェイから
焼岳
2011年02月26日 11:27撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 11:27
ロープウェイから
焼岳
ロープウェイから
錫杖岳から大木場ノ辻、その遥か遠方には白山の白い稜線が姿をチョコっと見せ始めます
2011年02月26日 11:27撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 11:27
ロープウェイから
錫杖岳から大木場ノ辻、その遥か遠方には白山の白い稜線が姿をチョコっと見せ始めます
ロープウェイから
西穂 さて、独標はどのデコボコ部分?
2011年02月26日 11:29撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 11:29
ロープウェイから
西穂 さて、独標はどのデコボコ部分?
ロープウェイから
槍ヶ岳を真ん中に、大キレットへの稜線と西鎌尾根の稜線へと大きく翼を拡げています
2011年02月26日 11:29撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 11:29
ロープウェイから
槍ヶ岳を真ん中に、大キレットへの稜線と西鎌尾根の稜線へと大きく翼を拡げています
ロープウェイから
西穂の大きさを一番感じることが出来ます
2011年02月26日 11:29撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 11:29
ロープウェイから
西穂の大きさを一番感じることが出来ます
西穂山荘を目指すコース途中から見る西穂
2011年02月26日 12:22撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 12:22
西穂山荘を目指すコース途中から見る西穂
意外と近くに見える西穂山荘
2011年02月26日 12:26撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 12:26
意外と近くに見える西穂山荘
西穂山荘前の巨大雪ダルマがお迎え
2011年02月26日 13:13撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 13:13
西穂山荘前の巨大雪ダルマがお迎え
天気が良いので、独標を目指して。
西穂への稜線はゴジラの背のようにデコボコ
2011年02月26日 13:31撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 13:31
天気が良いので、独標を目指して。
西穂への稜線はゴジラの背のようにデコボコ
稜線の強風で出来たエビの尻尾と霞沢岳
2011年02月26日 13:34撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 13:34
稜線の強風で出来たエビの尻尾と霞沢岳
冬は風が飛騨側から強烈に横殴りに吹きつけているのが良く解ります。
冬は風が飛騨側から強烈に横殴りに吹きつけているのが良く解ります。
丸山から見上げた西穂
2011年02月26日 13:45撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 13:45
丸山から見上げた西穂
2011年02月26日 13:56撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 13:56
2011年02月26日 13:56撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 13:56
上高地からではこの霞沢岳のカッコ良さは解らないですね。
2011年02月26日 14:04撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:04
上高地からではこの霞沢岳のカッコ良さは解らないですね。
飛騨の盟主・笠ヶ岳
2011年02月26日 14:04撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:04
飛騨の盟主・笠ヶ岳
我が地元の名峰・白山も真っ白に遠方に拡がってます
2011年02月26日 14:04撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:04
我が地元の名峰・白山も真っ白に遠方に拡がってます
独標まであと少し
2011年02月26日 14:17撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:17
独標まであと少し
最後の急斜面手前で奥穂と岳沢カールを見ることができるようになります。
2011年02月26日 14:22撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:22
最後の急斜面手前で奥穂と岳沢カールを見ることができるようになります。
笠ヶ岳と、
その右には黒部五郎と双六・三俣蓮華
2011年02月26日 14:23撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:23
笠ヶ岳と、
その右には黒部五郎と双六・三俣蓮華
西穂独標は2701m、
遥か向こうの白山は2702m、その差は1m
2011年02月26日 14:33撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:33
西穂独標は2701m、
遥か向こうの白山は2702m、その差は1m
奥穂・前穂、吊尾根の絶妙なカーブ
2011年02月26日 14:36撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:36
奥穂・前穂、吊尾根の絶妙なカーブ
独標から先は素人には手出し出来ない難易度のルート(ゴジラの背のようなデコボコ)
2011年02月26日 14:36撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:36
独標から先は素人には手出し出来ない難易度のルート(ゴジラの背のようなデコボコ)
独標から西穂山荘へ続く幅広尾根
その向こうには焼岳・乗鞍岳
2011年02月26日 14:37撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:37
独標から西穂山荘へ続く幅広尾根
その向こうには焼岳・乗鞍岳
眼下の上高地・大正池
そこから一気に立ち上がる霞沢岳
2011年02月26日 14:37撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:37
眼下の上高地・大正池
そこから一気に立ち上がる霞沢岳
2011年02月26日 14:40撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:40
いつか徳本峠から霞沢岳も歩いてみたい
2011年02月26日 14:41撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:41
いつか徳本峠から霞沢岳も歩いてみたい
2011年02月26日 14:41撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:41
2011年02月26日 14:42撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:42
今回のコースで唯一の注意ポイント
独標からの下りは慎重に
(ロープを出しているパーティもありました)
2011年02月26日 14:53撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 14:53
今回のコースで唯一の注意ポイント
独標からの下りは慎重に
(ロープを出しているパーティもありました)
乗鞍岳も今日は山頂まで登っているスキーヤーなんかも多いのかな
2011年02月26日 15:11撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 15:11
乗鞍岳も今日は山頂まで登っているスキーヤーなんかも多いのかな
2011年02月26日 15:11撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 15:11
2011年02月26日 15:16撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 15:16
2011年02月26日 15:16撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 15:16
丸山
2011年02月26日 15:19撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 15:19
丸山
2011年02月26日 15:29撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 15:29
2011年02月26日 15:34撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 15:34
日没は白山の向こうに
2011年02月26日 17:51撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 17:51
日没は白山の向こうに
この日は終日、快晴でした
2011年02月26日 17:52撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 17:52
この日は終日、快晴でした
2011年02月26日 17:55撮影 by  CX2 , RICOH
2/26 17:55
もっと悪天かと思ったら、青空もちょっと出ていてビックリな2日目の朝
2011年02月27日 07:09撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 7:09
もっと悪天かと思ったら、青空もちょっと出ていてビックリな2日目の朝
2011年02月27日 07:09撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 7:09
横殴りの強風でしたが、防寒防風対策をして、ちょっと散歩に出発
2011年02月27日 07:26撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 7:26
横殴りの強風でしたが、防寒防風対策をして、ちょっと散歩に出発
2011年02月27日 07:30撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 7:30
散歩から山荘へ戻ります
2011年02月27日 07:30撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 7:30
散歩から山荘へ戻ります
2011年02月27日 08:34撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 8:34
稜線はドンヨリ雲に包まれて
2011年02月27日 09:06撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 9:06
稜線はドンヨリ雲に包まれて
2階建てロープウェイって珍しいですね
2011年02月27日 09:08撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 9:08
2階建てロープウェイって珍しいですね
西穂高口駅屋上の展望台から西穂
2011年02月27日 09:09撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 9:09
西穂高口駅屋上の展望台から西穂
撮影機器:

感想

実は今冬シーズン3度目の企画にて、やっと天候に恵まれて実行できた西穂独標プランです(今冬シーズン中に完了できて良かった〜)。

実行直前まで、日々変わる天気予報にヤキモキしながらも、少なくとも土曜日は晴天間違いなしということでプラン実施を判断したんですが、日曜日の天気が微妙だったということもあり、東京から新穂高へ向かう車中でメンバーと協議の結果、なんとか土曜日のうちに独標まで登ってしまおう! ということに。

朝6時半新宿集合から一路新穂高を目指し、11時新穂高口発のロープウェイに乗車。

西穂高口駅構内の食堂で昼食を摂り、12:11西穂山荘目指してスタート。
ゆるゆる樹林帯をすすみ、西穂山荘に向けて斜度が増す手前で万全を期してアイゼンを装着し、意外とあっさり西穂山荘に約1時間で到着。

事前に調べた情報では、ロープウェイ駅から西穂山荘のコースタイムくらいで山荘〜独標に登れるらしいということで、予定通りに独標ピストンを実行。

西穂山荘〜独標は、快晴と丁度心地良い微風というこれ以上ない好条件が揃い、写真を撮りまくりながら、良く締まった雪面にアイゼンを効かせ、らんらんハイキング気分で往復しました(独標で30分近くもマッタリできました)。

山荘に戻ってからも、快晴ポカポカの山荘前の雪面にグランドシートを拡げて3人でワインを飲みながらプチ宴会を1時間ほど楽しめました。
(ここで偶然、初冬の黒戸尾根・七丈小屋で一緒になったカップルさんに再会してビックリ)。

久しぶりに2食付で泊まる山荘では、食事も美味しく、部屋も3人用個室だったので、のんびりマッタリなプチ宴会パート2で盛り上がりました。

夜中に地震の震動や、強風のすきま音で何度か目覚めながらも健康的に9時間睡眠。

そして明けた2日目。
予想ほどの悪天ではないながら、横殴りの強風が稜線を吹きつけ、改めて初日に独標に登っておいて正解だったことに感謝。もう無理して登る必要も無いので、ちょいと散歩だけして、早々に下山しました。

帰りは途中で「ひらゆの森」で露天風呂を楽しみ、東京マラソンの影響か、渋滞の無い高速を快適に走って、あかるいうちに自宅に帰着できました。

最高の気象条件すぎて、逆に独標まで近すぎて少々欲求不満に感じてしまうぐらい、本当に滅多にないぐらいの好条件が重なった今回の山行でした。

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コメント

たぶんすれ違った方・・・
こんばんは。

26日に独標まで日帰りしたものです。
コースタイム拝見すると、丸山と独標の間あたりで
すれ違ったかもしません。
(われわれは、男女2人ずつの4人組でした)

ほんとラッキーというか恵まれた一日でしたね
2011/3/1 23:05
ほんとに恵まれた一日でしたね
Mt_thetaさん、コメントありがとうございます。

たぶん丸山と独標の間ですれ違っていますね(われわれは男2女1の3人組)。 Mt_thetaさんの記録を拝見して、何となく全身黄色の方に見覚えが。。。

それにしても日曜に独標に行く予定を前倒しして大正解でした。
恵まれた条件すぎて、やや物足りなく感じるくらいですからね。

下山後に「ひらゆの森」、これも同じパターンだったんですね。
2011/3/2 0:02
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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