今シーズンアイスクライミングの集大成 夢のブライダルベール
山梨県
jazzy
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,273m
- 下り
- 1,273m
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13:20(3ピッチ終了点)-15:40ブライダルベール取り付き-16:10荒川出合16:40-18:40奈良田
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
大きく発達した核心部は水が流れていることも無く、 今シーズンはもう少し登れそうです。 登りよりも下りの懸垂下降の方が緊張した。 |
写真
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感想
翌日の夜中に夢を見た。か弱そうな子猫が一匹居る。痩せこけた顔で私の方を見ている。
そこへ肉食動物が現た。助けようと思うが一瞬で頭からかぶりつかれてしまう。もう助からないだろう。
奈良田の朝は早く4時に目を覚ますと40分後には僅かな星明りの下、歩き初めていた。冬季は鉄柵に閉ざされた
南アルプス公園線のアスファルトをヘッデンで照らしながら足早に進んでいく。右側に早川の流れる水音を聞き
ながら左側の斜面をライトで照らすと、落石が多いからなのか所々鉄のネットで覆われている。暗がりにネット
が大きく膨らんでいる所が有ったので、照らしてみると雪崩がそこで止まったらしく10m四方位の大きな雪の塊が
鉄のネットを引き裂かんとばかりに押し広げている。先週末の降雪により雪崩が起きたようだ。ただ見回しても
山肌や路面に残っている雪は殆ど無く、この所の暖かい陽気により溶けてしまったようだ。心配なのはこの数日の
暖かい陽気でその年々の氷結の発達状態が大きく異なる今回の登攀対象であるブライダルベールが溶けて落ちて
しまっているのではないかということだった。しかし荒川に近付くにつれ斜面に有る氷瀑の蒼く立った姿を目に
すると否が負うにも期待が膨らんできた。行者返しの滝を思わせるオーバーハングした氷瀑が林道の直ぐ脇に在っ
たが、ガイド本には載っていなかった。ひょっとしたら通常は氷結しきらず登攀対象には成らないが、今年は特別
に大きく氷が発達したのかもしれない。ハイペースのまま最後の新鷲ノ住トンネルを抜けると荒川の出会いに有る
変電所が現れた。この場所でここまで履いてきた運動靴を登山靴に履き替え20cm位積もった荒川右岸に在る林道を
登っていく。出会いに有る2ルンゼを見ると上の方に遠望することができる氷瀑も蒼々とその姿を現し、期待した
気持ちを後押ししてくれる。
真っ白い雪に覆われた林道を歩いていると、赤く色の付着した所が目に入ってきた。どうも血のように見える。もう
暫く近付いて行くと大きなメスの鹿が何者かに捕まったらしく、惨たらしくも屍が真っ白い雪の上に散乱していた。
捕食した動物も必要な分だけしか食べなかったらしく、かなりの部分が残っている。残酷な様でも有るが食べた
側からしてみれば冬の食べるものが無い中でのやっとのご馳走だったのだろう。たった今流れている自然の摂理を
直接肌で感じているようだ。
踏み後が残っているので先週末に1〜2パーティー入った様子。新雪を膝上まで踏み抜いたような深い足跡が多く
有る。ただし今は大分雪も締まっているので、それ程困難も無く3ルンゼの少し急な斜面を上へ向けてつめていく。
30〜40分も歩いただろうか、目の前に白い貴婦人、ブライダルベールとその右に蒼々としたアーリースプリングが
現れた。遠目に見ると痩せて見えた貴婦人の腰上は大きく発達し、もう既に氷柱の集合体では無くなっている。
取り付まで近付いて見ると写真で見たイメージよりも氷の発達状態も良いようで、核心部分もそれ程困難そうには
見えない。どちらかと言えば上の抜け口近くの方が立って見える。しかし取り付いてみるとこれが大違いで間違い
なく�叉薀�ラスの氷瀑だった。
全部で3〜4ピッチ。一番やさしいのは1ピッチ目でガイド本だと�掘銑元蕕藩�る。見た目にも十分いけそうだ。予め
ここをリードで登らせてもらおうと考えていたのでS氏に告げ準備を始める。下から見るとスクリューは4本も有れば
大丈夫かとも思ったが一応5本プラス予備で1本。テラスの残置支点が使えなかった場合に備え2本の合計8本を持ち
取り付いた。下部は傾斜も緩くスタンスも十分にとることが出来るので問題なく進んでいく。しかし上に行くにつれて
傾斜が立ち始めほぼ垂直に近い部分も4m位有り、これで�掘銑元�?という感じ。S氏も��+位だろうとのこと。氷瀑の
出来方はその年々により大きく違いが出るようだ。スクリューも傾斜が立ってくると、やはり足下1mを越えると不安に
なる。落ちるとは思わなかったが、安全を期して結局7本使いランニングをとった。フィフィを使うことも無くテラス
まで抜けたがザイルピッチで45m位。この登りで既に腹7分目になってしまった。ここからが本番だと言うのに。。
残置支点を使いS氏をテラスに迎える。「イエー」と自分のこの3ヶ月の成果に少しは満足して頂けたようだ。腰の部分
に有る大きなテラスは5平方メートル位は十分有り、上からは蒼氷のカーテンが掛かり何ともいえない光を放ち、此処を
訪れたもの達だけが味わえる特別な空間を演出している。しかし、その美しさに酔いしれている余裕はほんの僅かしか
ない。自分達はこれからこのカーテンを登って行くわけだ。S氏は蒼氷のカーテンを見ながら登るイメージを固めている。
カーテンの横から登り、上でトラバースがラインにも見えるがスクリューが効きそうに無い。S氏はカーテンの横に22cm
スクリューを決めると一旦少しクライムダウンしてからトラバースし上へと登っていった。ビレイポイントから上は全く
見えない。ダブルのロープだけが少しずつ流れて行き、砕けた氷がカーテンの外を落ちていく。このビレイポイントは
岩がオーバーハングして屋根付きなので落氷の心配は全く無い。ロープの残りが5mになった所で声をかける。
S氏もこの長さを承知のようで流れは止まり、暫くしてからやっと聞こえる位の大きさで解除のコールが聞こえた。
カーテン横のスクリューを回収するとS氏と同じように緊張しつつも一旦クライムダウンしてからカーテンの方へとトラ
バースする。
やはりこの方法が正解のようだ。すんなりと取り付くことが出来た。上を見上げると蒼氷が垂直に立ちはだかっている。
ただ氷柱の集合体のようなイメージを持っていたので、その様相が以外だった。かなり凸凹としている。これなら以外と
スタンスを取ることが出来そうにも見える。ただアックスが決まり難くそうだ。一手一手丁寧にできるだけ穴等をねらい
アックスを打ち込みながら登っていく。できればフィフィを使いたくないと思っていたが、いかんせん先程のリードで
既に腹7分目。。カーテンを7〜8mも登っただろうか、この状態ではテラスまでは確実にもたない。。今回は手よりも足が
先に効いている。何度も足の位置を置き換えながら足首から下に掛かる疲労を蓄積させないようにする。車を駐車している
場所から荒川出合までの10kmの林道歩きがこの足の疲労に一躍貢献しているのは間違いない。まだ少し余裕の有るうちに
アックスを強めに打ち込みフィフィを引っ掛けて体重を半分くらい乗せレスト。。やはりこのクラスをノーテンで行くのは
体力的にまだまだだのようだ。。結局4回フィフィでレストをとりながら、流石にロープにはテンションをかけずにザイル
ピッチ45mのテラスまで辿り着いた。
一畳位のテラスにへたり込むように這い上がる。横には潅木が2本生えている。S氏はこの潅木で支点をとりビレーをして
いた。「ここから斜め上にトラバースしてもう一回ピッチを切ろう。どうだリードするか」とS氏。今の自分はとても
そんな状態ではない。「とりあえず休憩を。。」S氏も落氷が当たったらしく口元が切れている。この核心部のリードは
見た目以上で今年一番の汗をかいたそうだ。
此処からの取り付きもトラバースで一癖有る。今の自分で大丈夫なのか。もっと休んでフィフィを使えば何とかなるのか。
ただ体力が回復するのは、まだ暫く掛かる上に今そのリスクを負う場面でも無いと思える。S氏に残りのリードもお願いす
ることにした。
ここも取り付き部分のカーテン状の氷へ22cmスクリューを決めるとS氏は上へと消えていった。このテラスも岩がオーバー
ハングしているので落氷の心配はいらない。しかしこの条件がまた別の弊害を1つ生むことになったのだが。
S氏が上り始めると直ぐに「このまま上まで行ってしまう」と声が聞こえた。どうやらロープの長さは50mの3ピッチで上まで
抜けることが出来るようだ。このビレイ中に猛烈に眠気が襲ってきた。寝不足と此処までの疲労や緊張の蓄積が屋根の有る
テラスで安心して座っていることにより溢れ出してきたのか。心地良い位の朦朧感だが今はビレイ中だと頭を振り目を覚ます。
ロープはゆっくりと流れ続けている。座り込んでビレイしている後ろに有るロープの束を見ると既に10mを割っているようだ。
あと数メートルを残すところとなると、ロープの出が早まり始めた。どうやら傾斜の緩いところを歩き始めたのか。ただ
ロープはどんどん減っていき、もう3mも割ろうとしている。「あと5m」「あと3m」と声を張るが返事は全く聞こえない。
あと2m位になると流れは止まった。恐らく支点をセッティングしているのだろう。この感じで行くと恐らくコールの声は聞こ
えないかも知れない。少し間をおいてビレイを解除し登る体制を作った。最悪中の最悪でS氏が今落ちたとしても途中の
スクリューが支点になり私が引っ張られるだけだ。少しすると残り1m位のロープが引き始められ、私のハーネスへ突っ張った
ところで止まった。耳を澄ますが解除のコールは聞こえない。「登りまーす」と声を張り上げカーテン横のスクリューの回収
に向かった。少し窮屈な姿勢でバランスをとりながらカーテンを抜け氷瀑の表へ出る。上を見上げると少し傾斜の落ちた壁が
立ち上がっている。ただ上の方へいくとやはり垂直に立ちはだかる。2ピッチ目ではフィフィを4回使いレストをとった。
出来ることなら、このピッチはフィフィレスで行きたい。が直ぐにこの目論見は破られることになった。傾斜の緩んだ部分を
登っていく。2ピッチ目よりはスタンスも有り足への負担も少ないが、今度は手に消耗が来てしまった。もう腕パンパン。。
「出直してきま〜す。」て感じでフィフィにぶら下がる。。もうぶら下がりついでと此処でカメラを取り出し写真を撮る。
結構決死の思いで撮った割には後で見ると今ひとつだった。。取り付きから見た一番困難そうに見えた部分を、S氏は右側の
比較的窪み弱点となった部分を突いて登っている。結局フィフィを3回使いレストを取りながら上まで抜け、S氏の待つビレイ
ポイントへと到達した。
ブライダルベール最上部の支点を後にしてルンゼを詰めて上へと登っていく。ルンゼを通った表層雪崩の跡が大きく残って
いる。此処まで来て一安心したいところではあるが、S氏も言うように此処からの下降が実は登りよりも緊張を強いられること
になった。取り合えず必要の無い登攀具をザックにしまう。トポによると左岸で3回の懸垂下降。右岸で2回。右岸少し下まで
下って1回。右岸の尾根を歩いて下ることも出来ると有る。又氷瀑を懸垂で下ることも出来るようだ。
右岸の尾根に上がり反対側を見てみると踏み跡が有る。上に向かっているようにも下っているようにも見える。取り合えず下っ
て見ることにした。膝下位まで埋まりながら右岸に有るルンゼの方へ向かい歩いていくと、直ぐに少し通過が困難な所でトレ
ースは消え、どうやら引き返しているようだ。もう一度戻り上に向かっているトレースを見ると、ルンゼを越えた反対側の支
尾根に向かっている様に見える。「右岸直ぐに有る尾根を下って見ましょう」と私が提案するとS氏も「そうしようか」と先に
下り始めた。下り始めると直ぐに崖っぷちに突き当たってしまった。S氏は辺りを見回し崖の下を確認するとロープは1本で
大丈夫だろうとセッティングを始める。20m位下が直ぐにテラスになっているようだ。倒れた木が幾重にも重なる崖の先端の
一際太い木に残置スリングが掛かっている。此処からも懸垂下降しているのは間違いないだろう。密集した木の枝に手惑い
ながらもセッティングを終えて下降を始める。下り始めると直ぐに一度止まり、下の方で枝の折れる音が聞こえる。木の枝に
邪魔されて上手く下りることが出来ないようだ。暫くすると又下降が始まりコールが掛かった。木の根元に取り付けたセルフの
ディジーチェーンをもう一度確認し、懸垂下降のセッティングポイントへ身体を寄せる。ルベルソキューブへロープを通し
安全還やロープの向きハーネスなどを何度も確認しセルフを外した。これでもう右手を放す事は絶対に出来ない。少しずつ
体制を整えながら崖の下へ向かい体を落としていく。岩の形状も悪く足場も置きにくい。垂直からオーバーハングへと向かい、
木の枝も邪魔するのでバランスを崩しそうになる。何とか左手で枝を避けたりして耐えながら下りていると、今度はたった今
ザイルピッチで140mは有る氷瀑を登って来たばかりだということを身体が思い出したようだ。身体は強張り右手に力が入らなく
なってくる。しかしここで右手を離すことは絶対に許されない。死の瞬間が頭を過ぎり右手が震えそうになる。ゆっくりと
深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。その場を乗り切り完全な空中懸垂の状態になったので、ホッとして下を見るとS氏がロープ
を引いてくれていたようだ。
少し広めのテラスに降り立ち周りを見回すと、右岸のルンゼは直ぐに崖に突き当たっている。崖からは美しい蒼氷瀑が幾重にも
連なり蒼白く光続けている。私がビレイをしながらS氏はテラスの先の方に有る潅木へ懸垂のセッティングへ向かう。崖へ飛び
出している潅木に跨りセッティングしている。あと50m1回で大丈夫だろうとのことだ。ただ横に見えるブライダルベールはまだ
3ピッチ目が見えているように感じる。本当に一回で大丈夫なのだろうか。右岸の蒼氷瀑の奥には支尾根が見え下のほうまで続い
ている。後悔の念が沸いてきた。なぜさっき上へと登り右岸の支尾根を下らなかったのだろう。肉体的にはしんどいかも知れな
いが、これ程の精神的なプレッシャーを感じることは無かっただろう。S氏は下り始めると直ぐにスリングでロープにブルージック
で結びハーネスのクイックドローへ通した。オートロックにしたようだ。次は自分もオートロックにしよう。暫くするとコールが掛かった。
最近はいつもアウタ-ジャケットのポケットにシャイン・オン!ビーズ・オブ・カレッジのビーズを入れている。このビーズを握り
気持ちを集中する。君の闘いに比べればこんなのは何てこと無い。君のためにも必ず帰るから君も応援してくれ。セルフをもう一度
確認して崖に飛び出している木へ跨る。今度はオートロックのシステムを作り確実に効いているか確認しながら下りていく。これで
さっきまで感じていたプレッシャーを殆ど無くすことができた。ただ相変わらず足場は悪く氷と岩のミックスになっている。
ここで氷の上に置いた左足が妙に滑る。よく見ると何とアイゼンが外れて無い。一瞬青くなりそうになったが今回はオートロック
にしているので何とかはなる。何処で外れたんだろう。上のテラス?ただ登り返して捜す気力はもう無い。どこだと考えながら
左足を見ると、ワンタッチアイゼンの足首に掛けるベルトが掛かったままで足にぶら下がっていた。今は垂直の壁にぶら下がっては
いるがオートロックなので手を離そうと思えば両手を離すことも出来る。一度片手で履き直そうとしたが上手くいかず断念し、その
まま下ることにした。下を見ると40m位したの斜面の左側に有る背の低い潅木にS氏はセルフを取り、こちら側へ下りてくるようにと
指示をだしている。やはり50mの1回では下りきることは出来なかったようだ。下を見ながら今度は間違いなく50m1回で下まで行ける
とセッティングを始めた。下のほうを見ても自分の目安で50mを判断することは出来ない。もし足りなければ登り返す事になる。
2本の背の低い潅木の太い方の幹の根元へロープを直に掛けS氏は下りて行った。コールが掛かったので今度もオートロックを使い
下りていくと50m丁度の所で下まで下り切ることができた。この時になり初めて心から安堵の気持ちを持つことが出来た。この場所
からみるブライダルベールは流石に立って見えた。S氏と硬い握手で終了を確認し、思う存分遊ばせて貰ったことを山々に感謝しつつ
ルンゼを下りて行った。
荒川の出合まで来るともう一仕事残っている。運動靴には着替え10kmの林道歩き。。次は自転車だな。。700mlのアップルティーは
懸垂終了点で尽きてしまった。2時間くらいなら我慢しようと歩くがやはりつらい。。林道脇の雪を掴んでは口にほおりこみながら歩き続け、
薄暗くなりヘッデンのライトを灯し始めると間もなく林道の出口を迎えた。
こっそり拍手
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Tarakokun さん
こんにちは。いつも楽しみに読んでます。春に北岳に出かけた時も、長い時間歩き沢橋まで歩きました。トラックが行き来していたのを覚えています。
秋は、バスで野呂川つり橋から細沢を遡行しましたが、ダケカンバがきれいでした。滝が凍るんですね。すごくきれいです。残念ながら、アイスはしないので･･･御在所でバイルの振り方を練習しましたが、昔は重かった＾＾＾
でも丁寧に記録が書けますね。私は覚えていなくて、いつも簡単ですが、夏のアルパインの報告は
返信が遅れて申し訳無いです。出張から帰ってきたら何故かPC昇天、未だ復活せず。。携帯からです。
今シーズンは日登S氏に随分色々と連れて行ってもらいました。
南アルプスはアイスクライミングには適所のようで、他にも沢山良い滝が有るようです。
ただ日帰りはやっぱりしんどいですね。。
思い出しついでに来シーズン辺りどうでしょうか。
やはりアイス独特の美しさや面白さはありますね。
フリーの様な極端な難しさも無いようでし、
バイルも年々軽くなって刃先も決まり安くなっていると思います。
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