また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1015286
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

新潟100名山完登‼目指す頂は試練の先に「光明山」

2016年11月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:18
距離
12.9km
登り
1,439m
下り
1,436m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:33
休憩
0:38
合計
8:11
7:07
64
R289大江大橋
8:11
8:13
54
主稜線取付
9:07
9:08
51
満清水
9:59
9:59
30
万之助山
10:29
10:29
41
11:10
11:37
29
12:06
12:06
35
12:41
12:41
35
万之助山
13:16
13:24
61
満清水
14:25
14:25
53
主稜線取付
15:18
R289大江大橋
標準CTの70%程度かと思います。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道289号線の大江大橋東側の退避スペースに止めました。
駐車スペースは5台程度有り。

※今回のルート前半は登山道ではありません。
※一般の登山道は、笠堀ダム登山口になりますが、現在、五十嵐川災害復旧工事により県道の通行止が続いているため、徒歩でも登山口に進入できません。
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:0〜1(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :4.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :3〜4(難5・4・3・2・1易)鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等
★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :4.5(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の数:0人】


◆今回歩いた国道から満清水までのルートは、登山道はなく、ほぼ全区間、灌木の藪を進みますので、一般的なルートではありません。岩場は無いので危険性は少ないものの、体力と気力が必要です。また、全体的に分かり易い尾根ですが、下山時は迷いやすい尾根もあるので、GPSは必須かと思います。主稜線の区間は、濃い薮になるので、展葉時期はかなり厳しいでしょう。

◆正規登山口の笠堀ダム登山口は、現在、五十嵐川災害復旧工事により県道の通行止が続いているため、徒歩でも進入できません。そのため、登山道の整備は行われておらず、ロープが外れていたり、老朽化しているものも多くなっているので、今のところ、登られる方は、自己責任として細心の注意が必要です。

◆満清水から万之助山までの区間は、一部で登山道が崩壊していますが、巻き道らしい踏み跡もあったりして比較的歩き易いです。万之助山から光明山までは、日当たりの良い区間で登山道の藪化が進んでいる箇所もあり、北側のトラバース道が若干落ちて危険になっていたり、道形が不明瞭になっている箇所があります。

◆主稜線の登山道は、北側&南側斜面にトラバースする区間が多くあります。本日は、最大で10cm程度の積雪でしたが、それ以上の積雪や残雪が多い時期は、私のスキルでは通行できないと感じました。

◆本日の装備は、スパイク付き長靴に雨具着用でした。トラバースは積雪もあって滑り易いので、普通の登山靴だと厳しかったと思います。また、念のため40m分のザイルを持参しましたが、使用しませんでした。

◆万之助山から光明山までの区間は、眺望が良く、周囲の隠れた名峰を見渡せるなかなか良いルートが続きます。アップダウンがあるので、体力的に厳しい場合もありますが、荒廃した登山道を早く整備して、大勢の方が再来できることを望みます。
R289の退避スペースに車を駐車し、旧道を400mほど歩きます。
本日は、左のスギ林から正面のピークまで直登します。
2016年11月26日 07:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 7:12
R289の退避スペースに車を駐車し、旧道を400mほど歩きます。
本日は、左のスギ林から正面のピークまで直登します。
落石の箇所には行きませんので、対岸まで渡らせて下さーい。
橋の向こうのスギ林から取付きます。
2016年11月26日 07:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/26 7:13
落石の箇所には行きませんので、対岸まで渡らせて下さーい。
橋の向こうのスギ林から取付きます。
取付きのスギ林を抜けると藪の尾根に。
久しぶりに藪漕ぎ、なかなかペースが上がりません。
2016年11月26日 07:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/26 7:25
取付きのスギ林を抜けると藪の尾根に。
久しぶりに藪漕ぎ、なかなかペースが上がりません。
一部に急登な箇所はありますが、特に危険性はありません。
2016年11月26日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/26 7:42
一部に急登な箇所はありますが、特に危険性はありません。
薄いですが、獣道っぽい区間もあります。
尾根は、明瞭でない部分も少しありますが、登りは道迷いはなさそう。
2016年11月26日 07:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/26 7:53
薄いですが、獣道っぽい区間もあります。
尾根は、明瞭でない部分も少しありますが、登りは道迷いはなさそう。
尾根に大きな木がある区間は、藪はおとなしいので歩き易い。
2016年11月26日 08:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 8:04
尾根に大きな木がある区間は、藪はおとなしいので歩き易い。
取付きから約1時間登り、主稜線に出ました。
下山用の目印を付けます。
2016年11月26日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 8:15
取付きから約1時間登り、主稜線に出ました。
下山用の目印を付けます。
主稜線に上がると守門岳が一望。
2016年11月26日 08:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
11/26 8:14
主稜線に上がると守門岳が一望。
主稜線取付きから弥彦山も良く見えました。
2016年11月26日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 8:15
主稜線取付きから弥彦山も良く見えました。
さあ、ここから主稜線に沿って登山道のある満清水を目指しますが、ここから藪が濃くなります。
2016年11月26日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/26 8:25
さあ、ここから主稜線に沿って登山道のある満清水を目指しますが、ここから藪が濃くなります。
濃い藪に悪戦苦闘しながらP682の東側のピークまで来ました。
右奥には万之助山が見えてきました。
2016年11月26日 08:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
11/26 8:53
濃い藪に悪戦苦闘しながらP682の東側のピークまで来ました。
右奥には万之助山が見えてきました。
満清水に降りる鞍部。
この鞍部を左に50mほど下ると満清水。
2016年11月26日 09:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/26 9:05
満清水に降りる鞍部。
この鞍部を左に50mほど下ると満清水。
約2時間ほど藪と格闘し、ようやく登山道のある満清水に到着。
水場は、今は使えない感じ。
2016年11月26日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 9:08
約2時間ほど藪と格闘し、ようやく登山道のある満清水に到着。
水場は、今は使えない感じ。
では満清水から登山道を歩いて山頂へ。
2016年11月26日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 9:08
では満清水から登山道を歩いて山頂へ。
道形があると歩き易いですね!
2016年11月26日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 9:16
道形があると歩き易いですね!
登山道には新しい目印テープがありました。
今回は、このテープにかなり助けられました。
2016年11月26日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
11/26 9:17
登山道には新しい目印テープがありました。
今回は、このテープにかなり助けられました。
川内山塊の最高峰の粟ヶ岳。
2016年11月26日 09:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
11/26 9:29
川内山塊の最高峰の粟ヶ岳。
お〜、青里岳と矢筈岳。
かなり近くに見えます。
2016年11月26日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
6
11/26 9:27
お〜、青里岳と矢筈岳。
かなり近くに見えます。
万之助山が近づいてきました。
2016年11月26日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
11/26 9:31
万之助山が近づいてきました。
5合目山の神
2016年11月26日 09:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/26 9:34
5合目山の神
サルノコシカケが、海の中を漂うマンタみたい。
2016年11月26日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
11/26 9:36
サルノコシカケが、海の中を漂うマンタみたい。
主稜線の北斜面は、10〜15cmほどの雪が付いています。
2016年11月26日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 9:38
主稜線の北斜面は、10〜15cmほどの雪が付いています。
この程度の雪なら道形は分かるので歩き易いですね!
2016年11月26日 09:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/26 9:42
この程度の雪なら道形は分かるので歩き易いですね!
雪景色を眺めながら気持ちの良い稜線歩き🎶
2016年11月26日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8
11/26 9:53
雪景色を眺めながら気持ちの良い稜線歩き🎶
下界と雪景色とのツートンカラーが新鮮な感じ。
2016年11月26日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 9:54
下界と雪景色とのツートンカラーが新鮮な感じ。
ここを登れば万之助山。
2016年11月26日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
11/26 9:57
ここを登れば万之助山。
万之助山の標柱を通過。
2016年11月26日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/26 10:00
万之助山の標柱を通過。
万之助山を越えると登山道は荒れ気味に。
北側のトラバースは、足元の雪で滑らないように上部の灌木に掴まりながら進みます。
2016年11月26日 10:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
11/26 10:03
万之助山を越えると登山道は荒れ気味に。
北側のトラバースは、足元の雪で滑らないように上部の灌木に掴まりながら進みます。
お〜、ついに中光明とその奥には光明山が見えてきましたよ〜
2016年11月26日 10:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
11/26 10:05
お〜、ついに中光明とその奥には光明山が見えてきましたよ〜
中光明のスラブは迫力ありますね〜
あの尾根部にも積雪があるけど、登れるんだろうか、不安に。
2016年11月26日 10:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
11/26 10:05
中光明のスラブは迫力ありますね〜
あの尾根部にも積雪があるけど、登れるんだろうか、不安に。
この区間の北側トラバースは、積雪でルートが不明瞭な箇所が多く、目印テープを頼りに進みました。
設置された方、ありがとうございました。
2016年11月26日 10:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
11/26 10:11
この区間の北側トラバースは、積雪でルートが不明瞭な箇所が多く、目印テープを頼りに進みました。
設置された方、ありがとうございました。
中光明が近づいてきました。
2016年11月26日 10:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/26 10:17
中光明が近づいてきました。
中光明への岩場の登り、積雪はありますが、スパイク付き長靴なので普通に登れました。
2016年11月26日 10:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 10:23
中光明への岩場の登り、積雪はありますが、スパイク付き長靴なので普通に登れました。
今度は南側のトラバース。
光明山へのルートは、北側と南側のトラバースを繰り返しながら進みます。
雪で滑らないように細心の注意を払いながら歩きます。
2016年11月26日 10:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
11/26 10:29
今度は南側のトラバース。
光明山へのルートは、北側と南側のトラバースを繰り返しながら進みます。
雪で滑らないように細心の注意を払いながら歩きます。
中光明を過ぎると、ついに光明山の頂が現れました。
さあ、最後、踏ん張って登りましょう。
2016年11月26日 10:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
11/26 10:56
中光明を過ぎると、ついに光明山の頂が現れました。
さあ、最後、踏ん張って登りましょう。
ついに、光明山の山頂に到着。
新潟100名山ラストの頂は、青空の下、360度の絶景を見渡せる最高の場所でした。
2016年11月26日 11:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
14
11/26 11:22
ついに、光明山の山頂に到着。
新潟100名山ラストの頂は、青空の下、360度の絶景を見渡せる最高の場所でした。
山頂には立派な標柱があります。
早く登山道が復旧して、大勢の方が登れれば良いですね。
2016年11月26日 11:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
11/26 11:26
山頂には立派な標柱があります。
早く登山道が復旧して、大勢の方が登れれば良いですね。
山頂から東側の眺望。
右奥は中ノ又山。
人工物は雨量観測施設。
2016年11月26日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
11/26 11:25
山頂から東側の眺望。
右奥は中ノ又山。
人工物は雨量観測施設。
山頂から眺める守門岳。
2016年11月26日 11:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
11/26 11:24
山頂から眺める守門岳。
山頂から眺める青里岳(左)と矢筈岳(右)。
2016年11月26日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
11/26 11:25
山頂から眺める青里岳(左)と矢筈岳(右)。
左の粟ヶ岳から青里岳、矢筈岳。
川内山塊の主峰が見渡せました。
2016年11月26日 18:46撮影
5
11/26 18:46
左の粟ヶ岳から青里岳、矢筈岳。
川内山塊の主峰が見渡せました。
この時期の日没は早いので山頂で30分ほど休憩して早速下山。
2016年11月26日 11:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
11/26 11:37
この時期の日没は早いので山頂で30分ほど休憩して早速下山。
本日は、視程も良いので、弥彦やその奥には佐渡も見えます。
2016年11月26日 11:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
11/26 11:38
本日は、視程も良いので、弥彦やその奥には佐渡も見えます。
光明山を振り返ります。
登山道が再整備されたら、また来ますね〜
2016年11月26日 12:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 12:04
光明山を振り返ります。
登山道が再整備されたら、また来ますね〜
万之助山までは、標高差100mほどの登り返し。
なかなかハードなルートです。
2016年11月26日 12:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 12:11
万之助山までは、標高差100mほどの登り返し。
なかなかハードなルートです。
中光明のスラブを振り返る。
迫力のある岩山でした。
2016年11月26日 12:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
11/26 12:16
中光明のスラブを振り返る。
迫力のある岩山でした。
万之助山からの眺望。
どんどん下って行きましょう。
2016年11月26日 12:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/26 12:43
万之助山からの眺望。
どんどん下って行きましょう。
満清水に戻ってきました。
ここから登山道を離れ、正面のピークまで再び藪を登り返します。
2016年11月26日 13:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/26 13:16
満清水に戻ってきました。
ここから登山道を離れ、正面のピークまで再び藪を登り返します。
逆目の藪は、キツイですね〜
足が攣りそうなので、念のため、芍薬甘草湯でドーピング。
2016年11月26日 13:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
11/26 13:49
逆目の藪は、キツイですね〜
足が攣りそうなので、念のため、芍薬甘草湯でドーピング。
激薮と格闘中のraskさん。
2016年11月26日 14:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 14:26
激薮と格闘中のraskさん。
主稜線取付きから登ってきた尾根に入ります。
下山は、間違いやすい尾根が数箇所あるので、GPS等を利用して歩くのが無難かも。
2016年11月26日 14:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/26 14:50
主稜線取付きから登ってきた尾根に入ります。
下山は、間違いやすい尾根が数箇所あるので、GPS等を利用して歩くのが無難かも。
ようやく林から脱出。
2016年11月26日 15:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/26 15:11
ようやく林から脱出。
橋の上から万之助山方向を眺めます。
当初、右の尾根で万之助山まで上がることも考えましたが、地図では、切れ落ちた痩せ尾根みたいだったので諦めました。
2016年11月26日 15:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/26 15:11
橋の上から万之助山方向を眺めます。
当初、右の尾根で万之助山まで上がることも考えましたが、地図では、切れ落ちた痩せ尾根みたいだったので諦めました。
橋の上から下山してきた尾根を振り返ります。
2016年11月26日 15:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
11/26 15:12
橋の上から下山してきた尾根を振り返ります。
国道に出ました。
お疲れさまでした!!
2016年11月26日 15:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
11/26 15:19
国道に出ました。
お疲れさまでした!!

感想

Joker72さん、新潟100山制覇おめでとう!

今回の光明山は標高600mあたりから登山道までの激藪&急斜面や、その先の雪中のトラーバースに心が折れそうになり「途中撤退かなぁ」とも思いましたが、万之助山からの稜線歩きが展望もよくモチベーションを上げ何とか山頂にたどり着くことができました。

いつも写真撮影、レコ整理をしてもらい感謝です。ありがとう。

では、また明日からのぼりましょう!

3年前から登山を再開し、「地元の山を知り、楽しもう」ということで、1から新潟100名山の登頂を目指して県内中心の山行をしてきました。
ついに、本日、最後に残っていた光明山の頂を踏むことができ、念願の新潟100名山達成へ。

この光明山、平成23年の豪雨災害による五十嵐川の河川改修のため、登山口までの県道が徒歩でも通行できない状況に。
県道のゲートには、日中は係員の方がいて中に入れてくれませんので、一般には入山不可の山となってしまいました。
そのため、当初は、河川改修が終わる来年以降まで待つしかないと考えていましたが、今春、raskさんと別ルートを使い主稜線へ上がるルートの下見に。
R289の大江大橋から主稜線に取り付ける可能性が見つかったので、最新の航空写真でH23崩壊地や危険なスラブ地帯(岩場)の位置を把握し、踏破できそうなルートを選定。
藪漕ぎは必須になるので、ちょっとは歩き易くなる落葉時期を見計らってトライすることにしました。

地形図上では、行けそうでも現地は何があるか分かりません。
ダメなら撤退を念頭に、行けるところまで行こうと、一応、ザイル等の必要な装備は揃え、予定したルートを登りました。
結果、満清水の登山道に出るまで、2時間弱の藪漕ぎに悪戦苦闘したものの(特に主稜線は濃い藪有り)、特に危険な箇所も無かったので、なんとか藪区間は通過。

その先は、荒廃した登山道歩き。
標高が600mを越えると雪景色となり、トラバースを進むには悪条件に。
更に、なかなか光明山が見えてこないので精神的に長く感じました。
しかし、万之助山を越えると冠雪した山々と下界とのツートンカラーになった素晴らしい絶景の稜線が連なり、その奥に山頂の頂が見えてきました。

最後の新潟100名山は、藪漕ぎや積雪の試練を乗り越え、念願の山頂へ。
360度の展望が見渡せる山頂は、昨年春に苦労した矢筈岳も間近に見え、感慨に浸りながら歓喜の瞬間を楽しみました。

振り返れば、色々な山旅の思い出が頭を過りますね〜
信越トレイルの天水山で熊さんに遭遇なんてこともありました。
ま、新潟100名山には、岳人でマイナー名山にもなった山も含まれるので、1人では達成できなかったと思います。
険しい山に同行してもらったraskさん、99座目の不動山を手配してもらったrin-goさん、一緒に登ってくれた職場の山仲間をはじめ、登山道の情報提供いただいた多くのヤマレコユーザーの皆さんに感謝です。
「ありがとうございました。」


さて、とりあえず、所期の目的は達成できました。
次は、難関の山が多い、越後100山か〜
でも、その前に、日本百名山も登っておきたい。

楽しい山、魅了する山が多いので、今後の思惑は尽きませんが、これからも次の山を探しながら、一歩一歩登っていきたいと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3371人

コメント

おめでとうございます!
新潟100名山完登、おめでとうございます。なかなか大変だったんじゃないですか?羨ましいです。越後の山々は良いデスネ〜。最後が光明山とは!!わたくし、二度登ったことがありますが、どちらも雪で途中敗退してます。登山が解禁になるのを待っていましたが、お二人がこの時期に行くとは驚きです
新潟100名山、恥ずかしながら本を持っていません
本が廃版となった今、どんな山々があるのかとても知りたいのです。
ただ、ここのところ土日休みがないので、残念ですが分かってもちょっと行けそうにありません
定年して時間ができたら私もじっくりと登ってみたいと思います。その時はレコを参考にさせていただきますね
2016/11/27 17:14
Re: おめでとうございます!
masuzoさん、ありがとうございます。
光明山は、2013年のmasuzoさんのレコも参考にさせていただきました
標高は低い山ですが、奥が深く、厳しさもあり、通好みの山ですよね!

確かに新潟100名山は、ファミリー向けの山も多いですが、登山道が無い山や入山規制している山もあるので、大変なこともありました。
でも、どの山も登り応えがあり、「ほんと、新潟は良い山が多いな 」と改めて実感しました

新潟100名山は、新潟県山岳協会が監修して決めたそうです。
来春、新装版として新潟日報事業社から再版される予定ですので、ご覧になってみたらいかがでしょうか?
拙いレコですが、参考になれば幸いです。
2016/11/27 19:50
良いなぁ〜
ハードルート開拓お疲れ様でした!
2016/11/27 17:57
Re: 良いなぁ〜
Kazmasuさん、こんにちは。

今回の藪ルートは、危険性が少ないので、藪漕ぎが苦にならない熟練者の方であれば、満清水の登山道までは行けると思います。
GPSのログを参考にして頂ければと思います。
(下山時に、1箇所尾根を間違えていますが)
2016/11/27 19:58
ゲスト
新潟100名山
Jokerさん、100山達成おめでとうございます。

登山道がダメならと幾つか検討するなかで、この尾根がいちばんではないかと僕も下見したことがあります 完登の最後が、長い信仰の歴史を持ち地域の生活に密着した光明山というのも素晴らしいです。
おみ足大切にして、今後も末永く山歩きを続けて下さい。
2016/11/28 7:34
Re: 新潟100名山
osamuさん、ありがとうございます。

光明山の取り付けルート、osamuさんもお考えでしたか〜
考えることは、皆一緒ですね!

最後の山になった光明山は、災害で登ることができなかったので、たまたま最後に残ってしまっただけですが
でも、山の風貌といい、天然砥石の運搬に使ったといわれる古の登山道も味わいがあって、ほんと良い山でした。

これからも未踏の新潟の山を探してピークハントは続けたいと思います。
2016/11/28 20:08
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら