西穂高独標(厳冬期)〜晴天と強風の冬山三昧〜



- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,602m
- 下り
- 1,606m
コースタイム
12:00 新穂高ロープウェイ温泉口発
12:30 西穂高口出発
14:30 西穂山荘着
15:00 雪上講習 西穂丸山周辺にて
17:30 西穂山荘着
2日目
7:00 西穂山荘発
8:30 独標着
9:00 下山
10:40 西穂山荘着
11:00 西穂山荘出発
12:30 新穂高ロープウェイ 温泉口着
天候 | 1日目 快晴 2日目 曇り 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往路 豊橋からは、東海北陸道〜高山経由と中央道〜安房峠経由の2通りがあります。今回は東海北陸道の混雑を懸念し中央道から行きました。松本からの下道には雪や凍結はありません。往路は約4時間半。 復路 高山経由で東海北陸道から帰宅、PM3時頃の高鷲IC付近で約5Kの渋滞あり。15分程度で解消、白鳥からはスムーズでした。復路 約5時間。 登山道に関して 西穂口から山荘まではトレースしっかりあり、アイゼンなしでストック使用で登りました。 帰りも同様にアイゼンは使用しておりません。 |
写真
感想
念願の厳冬期、西穂高独標へ
念願だった厳冬期の登山、狙いは西穂独標。今シーズン必ず行こうと決めてました。西穂のHPを見て江口さんのガイドツアーに参加。安全を担保したい、またいろいろな技術を習得したく、申し込んだ次第でございます。
江口さんは気作な方で、いろいろ教えていただきましたし、本来のルートからはずれて見ることがないような場所へも連れて行っていただき、本当にお世話になりました。楽しい山行になりました。
エグチマウンテンガイドサービス
http://www17.ocn.ne.jp/~eguch.mt/
さて、今回の山行に向けいつも気になる天気予報・・・金曜日は雨で土曜日だけ晴れ?日曜日も曇り雨?意味不明な天気予報で、ドンテンマンの私には心配で心配でたまらないものでした。朝起きるとビュービュー風が吹いている、やっぱり天気悪いのかなぁ。。。しかーし、中央道にさしかかると南アルプス、宝剣岳綺麗に見えとるやん!ヨッシャー!一人車で吠える俺。。。しかーし、松本市内はミゾレ&ドンテン。デタッ!!落胆しながら運転すること1時間。山ん中は晴れとるやん、意気揚々と平湯から新穂高へ向かいました。
11:40ロープウェイ新穂高口で参加者の方々と集合、他の2名は京都から参加されてました。切符売り場前の重量計に一応ザックを載せてみた・・・17k!!ウソ、自分でもビックリ。後で思えばいらんものがたくさん入っていた、今後はもっと減量して臨もう。。。
ロープウェイの到着駅の西穂口の展望台からは、笠ヶ岳と抜戸岳の素晴らしい景色、そしてその奥は白山が見える、南には焼岳と乗鞍が、振り返ると槍・穂高連峰が一望できる。ふんが〜スゲ〜、ぱしゃぱしゃシャッターを切りまくる。
時間切れとなり、登山開始である。しっかりとしたフラットフッティングでトレースを踏む。滑らないようにしっかりと体重を載せる。冬期は2mくらいの積雪があるので、木々が低く感じる。天気は快晴でるので、パタゴニアのR1だけで十分暑い。。。オーバーズボンのベンチレーションは全開である。
約2時間歩くと山荘に到着である。山荘もめっちゃ埋もれててびっくりした。
部屋へ入り、ザックに水とカメラ、三脚を装着し講習へ出かける。今度はアイゼンワークである。
みっちりアイゼンワークの講義を受ける。にゃるほどにゃるほど・・・西穂丸山まで出ると、横へトラバース、「西穂の裏側から奥穂、前穂が綺麗に見えるんで、そこへ行きましょう」誰も入ってないような場所へトラバースして進む。
トレースは1人につき、1つ。それぞれで歩かなければ練習にならないからね。このころだいぶ日の傾き、空が綺麗に色づいてきた。霞沢岳がほんのりピンクにそまる。ふんが〜綺麗だね〜、ぱしゃぱしゃぱしゃ・・・目盛りの残量は200枚。今日はこのへんにしたるわい。
我がパーティーが山荘に到着したのが6時。御飯は6時15分。ぎりぎりおいしい晩ご飯にありつけました・・・その後は皆さんとビールワインチューハイをいただきました。西穂山荘は綺麗な小屋で素晴らしかった。ここの西穂ラーメンは明日におあずけだね(おいしいと有名である)。
翌朝、テンキー!・・・東側は晴れていて御来光ゲット!しか〜し、西からは強風、空はドンテン。デタッ!! 朝ご飯を済ませ外へ。皆さん出発の用意をされてます。我々もアイゼン装着し出発。
山荘から稜線へ出ると、すごい風。これが冬山かぁ。でも大丈夫、ちゃんとアイゼン効いてる。丸山付近では風は少し弱まり、直登、ここがちょっとキツイ。稜線を右へ少しトラバース、そこから独標への岩場の始まり。よいしょよいしょ、あれ?もう独標?意外と岩場は短かったのである。少し物足りなさを感じるも、目標達成し,満足満足。カメラを取り出しぱしゃぱしゃぱしゃ途中またもや、ルートをはずれ、講習のはじまりです、硬い斜面の直登や降り方、雪洞の堀り方・・・
いろいろ教わり楽しい講習でした。この頃には天気は悪化。丸山付近の稜線へ戻るとすごい風、ビュービュー。風速20m!!
これが冬山かぁ〜、飛ばされそうな強風の中、しっかりとしたアイゼンワークをベースに安全に下山。山荘に着くとお待たせしました西穂ラーメンとんこつ味です、おいしいですな〜。。。これ目当てで登る人もいるとか。。。山の中の楽しみっていろいろあっていいですね。
昼食をすませ、林道を下山します。アイゼンあったほうが楽だと思いましたが、今回は訓練の意味がありますから、アイゼンなしでした。
下山後は、温泉で一汗流して帰ります。お疲れ様でした。。。
撮影機材 NIKON D700 16-35 f4 , 24-120 f4 , BENRO Tripod , C-PL , RICOH GRD3
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