【薮山レコ】白倉山 〜飯豊山麓の怪峰〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 616m
- 下り
- 615m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:35
掛摺山:荒船山のような山容
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道の無い薮山 |
写真
感想
先々週登った猿鼻山と948m峰から見えた怪峰、白倉山に根雪となる前に登ってみた。コースは飯豊山麓の秘湯、泡の湯温泉の奥から内川に沿った踏み跡を辿り南西尾根から白倉山を往復。横川方面からだと地形が険しいため内川よりアタックとした。
内川第二砂防ダム付近で内川林道は終点で広場になっている。ここから奥へは立派な踏み跡が続いている。しかし1キロも進まないうちに踏み跡は内川の河原へ降りてしまう。その後は踏み跡を諦め、河原に沿ってを渡渉を繰り返しながら白倉山の南西尾根末端まで遡る。最初は松の細尾根ではっきりした踏み跡があるが550mあたりからツツジ系の潅木薮に覆われ不明瞭となる。積雪は5センチ程度とそれほど支障にはならない。700m付近で小ピークを越えるといよいよ稜線直下の急斜面が始まる。うっすらと踏み跡はあるようだ。
ナイフのような山頂稜線に出るとイヌツゲやヤマグルマのような常緑の潅木薮激薮となっている。そこに10〜15センチほどの新雪が被さり、倒伏した薮の通過は非常に歩きにくい。鞍部を通過して登り返すとヤマグルマに包囲された三角の白倉山山頂に着いた。猿鼻山のように高木がないので360度の視界が開け、眼前に飯豊連峰が白く輝き、振り向けば朝日連峰の手前に奇峰、掛摺山が異色の雰囲気を漂わせていた。
しばらく展望を楽しみながら休憩し同じコースで下山した。マイナーな低山ながら白倉山は展望良好で飯豊山麓の奥深さを感じられる隠れた薮山と思う。また大した難所もなく比較的短時間で登れるのも良い。ただ新雪と薮のミックスのため三角点を発見できなかったことは少々残念であった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する