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Yamareco

記録ID: 1016938
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

【薮山レコ】白倉山 〜飯豊山麓の怪峰〜

2016年11月26日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.1km
登り
616m
下り
615m

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
1:25
合計
6:35
8:55
35
林道終点
9:30
9:30
145
南西尾根末端
11:55
12:35
100
白倉山
14:15
15:00
30
南西尾根末端
15:30
林道終点
下山時キノコ採りのためコースタイム遅延
掛摺山:荒船山のような山容
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
泡の湯温泉「三好荘」や岩魚ランドのさらに奥地、内川林道終点へ。
コース状況/
危険箇所等
一般登山道の無い薮山
白倉山の周辺の山々(3D) (元サイズ→拡大)
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白倉山の周辺の山々(3D) (元サイズ→拡大)
長者原に向かうと徐々に霧が晴れてくる
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長者原に向かうと徐々に霧が晴れてくる
長者原から望む飯豊連峰
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長者原から望む飯豊連峰
朝霧の影
朳差岳と小玉川の集落
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朳差岳と小玉川の集落
泡の湯温泉と内川
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泡の湯温泉と内川
岩魚ランド、三角屋根の建物の奥で岩魚の養殖をしているようだ。
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岩魚ランド、三角屋根の建物の奥で岩魚の養殖をしているようだ。
振り返ると大境山の端正な山容が望まれる。
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振り返ると大境山の端正な山容が望まれる。
内川林道を奥へ進み、支流の横岩沢を渡る。
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内川林道を奥へ進み、支流の横岩沢を渡る。
内川林道終点の広場。中央奥のギザギザの山が白倉山
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内川林道終点の広場。中央奥のギザギザの山が白倉山
広場の脇にある内川第二砂防ダム
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広場の脇にある内川第二砂防ダム
内川第二砂防ダムの上流方向。
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内川第二砂防ダムの上流方向。
広場の先は内川左岸にしっかりした踏み跡が続く
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広場の先は内川左岸にしっかりした踏み跡が続く
やがて踏み跡は内川の河原へ消える。その先は河原歩き。
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やがて踏み跡は内川の河原へ消える。その先は河原歩き。
河原を時々渡渉しながら遡る
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河原を時々渡渉しながら遡る
白倉山の北西尾根の末端に取付く。最初は松の細尾根。
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白倉山の北西尾根の末端に取付く。最初は松の細尾根。
尾根末端を振り返る
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尾根末端を振り返る
内川上流方向
白倉山の険しい北西稜線
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白倉山の険しい北西稜線
内川下流方向、右奥は朳差岳。
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内川下流方向、右奥は朳差岳。
尾根にははっきりと踏み跡が付いている
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尾根にははっきりと踏み跡が付いている
徐々に積雪が増え、5センチ程度。
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徐々に積雪が増え、5センチ程度。
標高560mを越えたあたりから、薮に覆われ踏み跡は不明瞭に。
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標高560mを越えたあたりから、薮に覆われ踏み跡は不明瞭に。
前方に白倉山方面が見えてきた。
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前方に白倉山方面が見えてきた。
白倉山の稜線直下の急登。
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白倉山の稜線直下の急登。
朳差岳方面の展望が開ける
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朳差岳方面の展望が開ける
あの薮を突破すれば白倉山の北西稜線
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あの薮を突破すれば白倉山の北西稜線
白倉山の北西稜線から望む白倉山(三角形の峰)
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白倉山の北西稜線から望む白倉山(三角形の峰)
掛摺山〜白倉山パノラマ(元サイズ→拡大)
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掛摺山〜白倉山パノラマ(元サイズ→拡大)
ミニテーブルマウンテンのような掛摺山。山頂付近は平坦でしかもブナの高木が多く展望はあまり良くない。
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ミニテーブルマウンテンのような掛摺山。山頂付近は平坦でしかもブナの高木が多く展望はあまり良くない。
朝日連峰アップ。
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朝日連峰アップ。
蔵王連峰アップ。
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蔵王連峰アップ。
北西稜線は濃い薮と15センチ程度の積雪で非常に歩きにくい。
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北西稜線は濃い薮と15センチ程度の積雪で非常に歩きにくい。
稜線を白倉山へ向かう。強靭なイヌツゲやヤマグルマの薮に阻まれる。
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稜線を白倉山へ向かう。強靭なイヌツゲやヤマグルマの薮に阻まれる。
飯豊山方面が見えてきた。
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飯豊山方面が見えてきた。
辿ってきたルート(黄矢印)、先々週登った948m峰(右)(元サイズ→拡大)
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辿ってきたルート(黄矢印)、先々週登った948m峰(右)(元サイズ→拡大)
飯豊連峰パノラマ(元サイズ→拡大)
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飯豊連峰パノラマ(元サイズ→拡大)
高木の無い開けた白倉山山頂。それほど広くはない。
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高木の無い開けた白倉山山頂。それほど広くはない。
以下、山頂からの展望。
南方向の展望。夜蚊鳥屋山。
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以下、山頂からの展望。
南方向の展望。夜蚊鳥屋山。
栂峰、飯森山方面。
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栂峰、飯森山方面。
朳差岳アップ。
梶川尾根、地神山方面アップ
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梶川尾根、地神山方面アップ
烏帽子岳〜北股岳アップ
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烏帽子岳〜北股岳アップ
飯豊山アップ
同じルートで下山する。
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同じルートで下山する。
内川流域の山は豪雪に磨かれたスラブ斜面が特徴的。
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内川流域の山は豪雪に磨かれたスラブ斜面が特徴的。
下山途中、キノコ(ナメコ)を発見。ただし大半が時期を過ぎていた。
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下山途中、キノコ(ナメコ)を発見。ただし大半が時期を過ぎていた。
良いものは採り難い場所に生えている
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良いものは採り難い場所に生えている
尾根末端からは支流沿いに内川へ下る。
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尾根末端からは支流沿いに内川へ下る。
林の中にいた可愛らしいカモシカ。
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林の中にいた可愛らしいカモシカ。
林道で見かけた精悍な顔立ちのカモシカ、結構大きい。
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林道で見かけた精悍な顔立ちのカモシカ、結構大きい。
岩魚沢上流方向に見えた飯豊連峰(烏帽子岳)
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岩魚沢上流方向に見えた飯豊連峰(烏帽子岳)
下山後は泡の湯温泉に入浴。午後4時まで(4時過ぎていたが入れてもらえた)。400円。
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下山後は泡の湯温泉に入浴。午後4時まで(4時過ぎていたが入れてもらえた)。400円。
裏は内川が流れる。ぬるめの炭酸温泉、ゆったりと暮れゆく風景を眺めながら湯船につかる。
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裏は内川が流れる。ぬるめの炭酸温泉、ゆったりと暮れゆく風景を眺めながら湯船につかる。
廊下に飾られていた熊さんの毛皮。
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廊下に飾られていた熊さんの毛皮。

感想

先々週登った猿鼻山と948m峰から見えた怪峰、白倉山に根雪となる前に登ってみた。コースは飯豊山麓の秘湯、泡の湯温泉の奥から内川に沿った踏み跡を辿り南西尾根から白倉山を往復。横川方面からだと地形が険しいため内川よりアタックとした。

内川第二砂防ダム付近で内川林道は終点で広場になっている。ここから奥へは立派な踏み跡が続いている。しかし1キロも進まないうちに踏み跡は内川の河原へ降りてしまう。その後は踏み跡を諦め、河原に沿ってを渡渉を繰り返しながら白倉山の南西尾根末端まで遡る。最初は松の細尾根ではっきりした踏み跡があるが550mあたりからツツジ系の潅木薮に覆われ不明瞭となる。積雪は5センチ程度とそれほど支障にはならない。700m付近で小ピークを越えるといよいよ稜線直下の急斜面が始まる。うっすらと踏み跡はあるようだ。

ナイフのような山頂稜線に出るとイヌツゲやヤマグルマのような常緑の潅木薮激薮となっている。そこに10〜15センチほどの新雪が被さり、倒伏した薮の通過は非常に歩きにくい。鞍部を通過して登り返すとヤマグルマに包囲された三角の白倉山山頂に着いた。猿鼻山のように高木がないので360度の視界が開け、眼前に飯豊連峰が白く輝き、振り向けば朝日連峰の手前に奇峰、掛摺山が異色の雰囲気を漂わせていた。

しばらく展望を楽しみながら休憩し同じコースで下山した。マイナーな低山ながら白倉山は展望良好で飯豊山麓の奥深さを感じられる隠れた薮山と思う。また大した難所もなく比較的短時間で登れるのも良い。ただ新雪と薮のミックスのため三角点を発見できなかったことは少々残念であった。

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