刈田・自然園・峨々温泉


- GPS
- 07:57
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 522m
- 下り
- 1,364m
コースタイム
班編制準備運動8:16刈田岳三角点9:33熊野岳10:55自然園11:00追分12:15名号峰14:25猫鼻14:40引き返し合流14:52
猫鼻15:45我が温泉16:00旧料金所
天候 | 午前:曇り 正午:晴れ 午後3時雨が降り出した。 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
表登山駐車場(元料金所跡)集合その後縦走支援バスで刈田山頂駐車場まで送迎 |
コース状況/ 危険箇所等 |
集合場所及び登山ルート ルート AM7:00 表登山口駐車場に集合バスで刈田岳山頂駐車場まで送迎。 AM8:20 刈田岳山頂〜馬の背から熊野岳〜自然園〜名号峰〜青根温泉分岐〜我が温泉 〜 表登山口駐車場PM16:00着予定 歩行距離 11.5Km (集合場所の表登山口駐車場は元料金所跡地の駐車場で我が温泉の分岐箇所です。) 登山レベル:初級・中級向け。(表登山口駐車場:トイレあり) 蔵王で最も多くの人が訪れる中央蔵王の魅力は、蔵王連峰最高峰の熊野岳(1840m)から馬の背を経て刈田岳に至る外輪山と中央火山丘に当たる五色岳、そして蔵王のシンボルお釜から構成される二重式火山です。また、熊野岳から自然園へ至る荒涼とした砂礫地に可憐に咲くコマクサと併せて楽しめる贅沢なコースです。 昨年は刈田から馬の背・熊野岳・自然園・追分・カモシカ温泉から賽の磧のコースを残雪が残る平成21年の6月14日(日)に縦走しました。実は、平成20年に地元遠刈田中学校の全校登山でこのコースを6月27日に随行として生徒と登山しておりその時に、サンカヨウの群生があることがわかったのですが、残念ながら花の時期は過ぎてしまっていたのです。21年はそのリベンジとして時期を6月中旬とし再挑戦しました。作戦は大成功目的のコマクサ・アオノツガザクラを観察し、圧巻はサンカヨウの大群生で清楚な白い花に迎えられたときは、皆時間を忘れて写真を撮りまくっていました。計画は達成出来たときはいかなる時でもうれしいものです、ましてその時は残雪を3箇所も越えての体験をさせてもらったのですから、なによりでした。今回のコースは、一度尋ねてみたいと思っていた名号峰(1490.9m)を経て我々温泉へ下るコースです。 なぜかこの頂の名前が気になるのです。深野稔生の宮城の山ガイド、歴史春秋社によると名号峰は「蔵王連峰中の秘められた頂上」とあり蔵王でこの山だけが非火性の頂上で、頂上一帯は花崗岩によって占められ、季節になるとコマクサの姿にお目にかかれるとあります。また、名号峰から我々温泉はミズナラの豊かな尾根が続くと記されています。ルート図を見ても想像できますが、深山の樹林帯が存在しているはずです。どうりで、地元のきのこ名人は秋のなるとマイタケを探しにここを、よく訪れると聞きます。 |
写真
感想
途中帰還者:8:20刈田岳で足元がふらついている参加者がいた。本人は大丈夫といっているが、とても登山できる状態ではなく連人の男性とレストハウス付近で迎えの連絡がつくので返した。筋肉痛に因るこむら返り12:40女性の一名がこむら返りを発症いため止め、塗り薬、マッサージを吉田さんが施し一時は歩けたが再度症状。吉田さんが20分程背負って下る、前を岡さん間に腰にザイルを付けて後から吉田さんがひいてどうにか歩ける状態となった。結局最後まで歩き、先行していた小川ガイドと井口さんに我が間でむかえに来ていただいて1時間遅れの午後4時に旧料金所無事に到着。途中帰還者とこむら返りに対応する判断をどうするのか検討課題とする。
お釜が展望できた。熊野岳途中のオノエラン・アオノツガザクラ・コケモモ自然園手前のコマクサはピーク1200〜1500m全般にハクサンチドリ・ツマトリソウ・ネバリノギラン・コバイケイソウ・ウラジロヨウラク・イワオトギリ・マルバシモツケ・イチヤクソウ・ベニバナイチヤクソウ・シラネミンジン・ズダヤクシュ・オオバヨツムグラ・サンヨウカ(実)マイズルソウ・ハクサンシャクナゲ・ミネヤナギ・シロバナニガナ・ニガナ・ミヤマオダマキ名号峰から我が間では、ダケカンバ・ミズナラ・ブナ・イタヤカエデの落葉広葉樹林帯。登山道の状況名号峰までは足場がよい、我が温泉までは枝、下草刈りをここ2年ほどしていない状況で枝に頭をぶつけ、登山道に被さるナンブアザミのとげで足を刺され苦慮して下山した。7月24日ガイド協会のツアーに合わせ、川崎町山岳会に下草狩りと枝落としの要請を願う。この時期でこの状態7月24日は歩けなくなる様な気がする。
トラックを振り返ると、青根温泉と峨々温泉の分岐を過ぎたあたりで折り返しているのは、こむら返りをおこし動けなくなった参加者を救助にいった後です。
このとき私たちのパーティーは二手に分かれてしまいました。教訓いかなる事があろうとパーチィーはわかてた行動を取ってはいけない。このときすごく反省させられました。
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